1969年の創業時は、新車・中古車ともに自動車が強く求められている時代でした。
新車が好調に売れることで、中古車も市場に多く出回っている状態。
当時は、新車ディーラーが中古車も扱うことが多く、
何もしなればすぐ、ディーラーの駐車場が中古車であふれてしまう状況が続いていました。
新車ディーラーで中古車販売の経験を積んだ創業者・土屋正己は、
独立し、中古車販売専門の会社を立ち上げることを決意。
それが、ツチヤ自動車の始まりです。
しかし、当時はまだ中古車販売のルールが定まっていないことも多く、
業界には多くの課題がありました。
創業者・土屋正己は、会社の経営を進める中で、
今では中古車販売業界の代表的な団体となった
『日本中古自動車販売協会連合会(JU)』を仲間たちとともに設立。
「車検時の走行距離明記の義務化」など、今では当たり前になっている業界のルールを、
国土交通省などに働きかけ、実現してきました。
その功績は、2004年に『黄綬褒章』、2016年に『旭日双光章』などをいただくことで、
社会からも大きく評価されています。
ただ老舗なだけではない、「中古車業界」をつくってきた会社。
そんな誇りをもって、今日もお客様と向き合うツチヤ自動車です。