「ほっ」と、一息つける場所
飲食店の原価は一般的に3割程度と言われています。
例えば、1000円の食事をすれば、
700円は「何だかよくわからない付加価値」だということです。
それって何だと思いますか?
単に「片付けなくていい」「調理がめんどう」という理由であれば、
ドライブスルーでも、コンビニ弁当でもいいんです。
それでも、あなたや他の人がカフェに足を運ぶ理由は、
スタッフの方が親しげで、親近感を感じさせてくれたり、
普段使えないようなお洒落な食器が使えたりと、
うまく言えないけど、何だか居心地が良く感じるからではないでしょうか。
AI(人工知能)の登場は大きな話題となりましたが、
昨今の飲食店をはじめとするサービス業では、
何でも「自動化」が非常に速いスピードで浸透しています。
注文するのは自動券売機だったりスマホかタブレット、
品物を持ってくるのもロボットで、会計も自動精算機。
確かに自動化は効率が良く、コスト削減にもなりますから、商品の価格も
抑えることができるでしょう。
しかし、そんな現代だからこそ、人に居心地の良い空間を提供できるのは
洗練された人間だけであると、私たちは考えます。
私たちスタッフは、私たち自身がお客様にとって「居心地が良い素敵な人」
であることが、付加価値になると信じています。