キャンピングカーは人生をいっしょに楽しむ相棒というだけではなく、
緊急事態時の生活を支えてくれる大切な道具にもなります。
キャンピングカーの仕様目的は多岐にわたり、
災害時における災害指令者や医療介護者、簡易宿泊所、移動可能な避難シェルターなど、
様々な用途で活用されています。
弊社は、これまでに令和6年能登半島地震の被災地へキャンピングカーの貸与いたしました。
そして、南海トラフ地震に備えて地方自治体と災害協定を締結しております。
(三重県いなべ市、鈴鹿市、津市、松坂市)
(神奈川県厚木市、藤沢市)
なぜ、そこまでするのか。
それは、日本を襲ったあの恐ろしい自然災害がそのきっかけでした。
ダイレクトカーズは2009年(平成21年)11月21日に
代表・百田雅人の個人事業としてスタートしました。
設立当初は中古車の販売とミニバンのカスタムを2本柱として営業。
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災が発生し、
東北地方と関東地方の太平洋沿岸部が壊滅的な被害を受け、
各種インフラが寸断される中、福島県南相馬市のお客様にハイエースを買っていただきました。津波に愛車を流されたそのお客様は代わりとなるクルマとしてハイエースを選ばれたのです。
ベッドキットを装着して納車したハイエースは、がれきの撤去などに活躍し、
なにより車中泊に使っていただけたようです。
「これでなんとか生活を再建できる準備が整った。復興に向けて頑張るよ」という言葉を聞いた百田は「このクルマに人生を掛ける!」と決意を固めたのです。
キャンピングカーは災害時において身の安全を守り、落ち着いて過ごすことができ、
電力確保や通信手段の維持にも役立つ重要な存在となります。