変化するチカラ。
業界が大きく変わろうとしています。
ショップを例に取れば、携帯電話を販売するのみのショップから、
ライフデザインを提案するショップへと、変化が求められています。
この変化には、大きな理由があります。
日本の人口が減少を続ける中で、
格安スマホが登場するなど、
業界を取り巻く環境が変化しつつあります。
従来のアプローチでは、事業の展開に限界があります。
これからは既存の枠にとらわれず、
大手キャリアだからこそできる付加価値や多様なサービスを
広く提供していくことが大切だと考えます。
今こそ、そのための変化が必要なのです。
同時に、私は、こんなふうにも考えます。
従業員が自らを高めることができるなら、職場で輝くことができるなら、
事業内容にはこだわるべきでない──と。
25年前に創業した当初、当社は携帯電話販売と異なる事業を営んでいました。
時代の流れのなか、社会のニーズに合わせて業態を変えてきました。
auの販売事業に加え、
平成23年からは、ソフトバンクの販売事業をスタートしました。
さらに平成25年からは、メガネ販売事業にも取り組むようになりました。
自らを変えてきたからこそ、
可能になったことがあり、広がった世界があります。
新たな世界が開けるたび、私たちは新鮮な感動を体感してきました。
そして------2017年4月
リードはホールディングス化しました。
新たな変化への挑戦です!
ホールディングス化により分社化したことで、
それぞれが1つの事業体として、各々の事業に取り組むことになります。
分社化した会社では、
新たなリーダーのもと、必ず新しい文化が芽生えるものと信じます。
私が想像もしなかったような
事業のカタチや仕組みが生まれるかもしれません。
人にはそれぞれ個性があり、才能があります。
一人ひとり価値観も違えば、目標も異なります。
企業も、さまざまな人によって多様な考え方が生まれ、変化が起こります。
私たちに課せられているのは、
社員の個性を事業により濃く活かせる体制づくりです。
ホールディングス化は、企業の在り方を強制的に変えて、
新たなリーダーたちがつくり出す文化を、
これからのリードにもたらすための取り組みでもあります。
ホールディングス化への不安がないと言えば嘘になります。
それでも、私たちは、変化することを躊躇しません。
不安より遥かに大きな期待があるからです。
さあ、いよいよ、リードの第二章です。