「建設の人材事業に異動してほしい」
僕が建設業界に出会ったのは、
前職での人事異動がきっかけだった。
〇〇建設、〇〇組、、、
名前は聞いたことがあったが、
どんな事業をやっている企業なのか、あまり良くわかってなかった。
良くわからないにもかかわらず
業界イメージは、悪かった。
残業が多い
清潔感がない
昔からの文化や慣習が多い。
「東北の震災復興事業を見に行って、建設業界を体感してみてほしい」
会社からそんな指示を受けた。
思えば震災直後に東北支援活動に行った以来、数年振りの東北。
あの時は、ほとんど建物はない状態で
道路、電気、復興住宅の工事がやっと進んだ程度。
いったい、いつまで工事をやれば、元の景色に戻るのか全くイメージがつかなかった。
そんなことを思い出しながら東北へ出張し、
震災復興事業現場まで足を運んだ。
正直、驚いた。
震災で失われたあたり前の景色を
建設会社が一生懸命取り戻していた。
インフラの復旧工事で
道路や橋が作られ、電気や通信網も修復していた
上下水道・河川・堤防も修復し
学校や病院、公共施設なども再建されていた
”東北が元気になってる!”
そう実感した瞬間だった。
数年前、震災直後に見た景色から
大きな発展を遂げ、
東北に多くの”まち”を作り上げる中心にいたのは、建設企業だった。
建設業の凄さを目の当たりにした瞬間だった。
建設業界は、東北の復興だけでなく
日本のインフラを支えていることも知った。
超高層ビル・オフィスビルの建設
駅・空港ターミナル・高速道路の建設
大型商業施設・ショッピングモール・スタジアムやアリーナの建設
大規模マンション・高級住宅の建設
道路・橋・ダム・高速道路の建設
僕らが、普段生活していて、目にするものを建設業界は創っている。
僕らが、無いと困るものを建設業界は創っている。
僕らが、想像を超えるものを建設業界は創っている。
凄い!凄いな、建設業界って!
それから僕は、東北だけでなく
全国の建設企業を僕は訪問しまくった。
そこでほぼすべてのお客様から言われたのは、
「人が全然、足りないんです。。。。人材提案お願いします。」
こんなに凄いことをやり遂げているのに
現場は人が足りなくて困っていた。
足りないどころか、建設業界で働く就業人口は
建設業界で勤務してくれる人がいない。
”建設で日本を元気にする”
というパーパスは、こうして生まれた。
「本当に日本を元気にするのか?」
そんな声が聞こえてきそうだ。
このミッションに共感する社員たちは
クライアントや現場社員と真剣な眼(まなこ)で取り組んでいる。
時には、大きな壁にブチあたることもあるだろう
心折れそうなほど、失敗することもあるだろう
誰かが昔、唄っていた。
「3歩進んで2歩下がる♪」
それでいい。
僕らは、諦めない。
10年後も、100年後も
このパーパスを志し続けるのが、ヘルスベイシス・コンストラクションである。
株式会社ヘルスベイシス・コンストラクション 代表取締役 橋本 武人