当社は鋳造用シェル中子メーカーです。
「鋳造用シェル中子」とは多くの方に馴染みのないものでしょう。鋳造というプロセスで生産される鋳物は紀元前4世紀頃には生産されていました。高温で溶けた鉱物を鋳型に流し込み任意の形状に成型できる鋳造の技術は進歩を重ね、現在でも私たちの生活に無くてはならない技術として生きています。中子はそのような鋳物の内部の空間を作るために使われる部品で、複雑な構造を形作る為の鋳型です。
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当社はシェル中子を製造する「製造班」と後工程を担当する「仕上げ班」とで分業しているのが特徴。
製造班はオペレーターとして中子製造機械の操作を担当。日々コンディションが変わる機械を微調整しながら精度の高いシェル中子を作っていきます。
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製造班が作ったシェル中子を受け取り、バリ取りや接着などの加工を経て出荷まで担うのが仕上げ班。
バリ取りは製品の良し悪しを左右するのできめ細かなチェックが必要ですが、ベテラン社員は1時間に500-600個のスピードで仕上げていきます。