人と環境の共存を第一に考え、樹脂成形の未来に挑む。
中谷グループの母体となります中谷産業株式会社は、昭和26年に、写真フィルムの板金巻軸の製造・販売元として、神奈川県小田原市にて創業を開始致しました。以来、金属材料・樹脂成形をはじめ、不動産や土木・建築といった多角的事業を積極的に展開しながら、幾多の激しい時代の波を乗り越え、当グループは2021年3月に、創立70周年を迎えることができました。
長年にわたり特に実績を残しているのは、CD/DVD向けケースの製造・販売で、約40%ほどの国内シェアを誇っています。
ほかにも大手メーカーとの協業でカメラの筐体を手掛ける一方、注射針のケース、OA機器、文具などにも携わり、実現させた製品数は10,000製品以上にものぼります。今もなお、多彩な領域のモノづくりに挑戦し続けております。
またプラスチック製品を主力とする企業として、1970年代から環境との共存を考え、持続可能な方法を選び、実践してきました。
バイオマス研究や産業廃棄物を有価物として再利用する活動、緑化活動などもすでに長年行っているものです。同時に、プラスチック製品を究めてきた企業だからこそ「プラスチックにしかできないこと」も知っています。
今後の私たちの課題は、これらの特性と環境性能・コストをうまく融合させ、持続可能な社会を提案し続けていくことだと考えます。
そして、実現のためには「人」の力も不可欠です。
当社グループでは、「全従業員が誇りを持ち、働きがいを感じる企業」を目指し、より一層の改善を進めるため、柔軟な働き方や業務改革、IT化による働き方改革を推進しています。
企業はそこで働く従業員一人一人の力によって成り立っています。
働く人々のモチベーションは品質の高まりにつながり、その先にいるお客様にも必ず良い結果をもたらします。
私たちが創業以来守ってきた理念は「企業は人なり 継続は力なり」。
この言葉を忘れず、今後も社会に貢献できる企業を目指していきます。