未経験からエンジニアとして活躍中!!
2018年入社 HOPEさん(20代男性)
-- 前職は施工管理だったそうだけど、SEを志望したのはどういう理由ですか?
HOPE 大学でプロジェクト・マネジメントを専攻したこともあってマネジメントに興味があり、就職先は施工管理の会社を選びました。そこで4年勤めましたが、仕事の内容は管理が主で、自分が主体となって作業するようなことはそれほど多くなかったんです。それで仕事を続けるうちに大学で勉強したプログラミングの楽しさがよみがえってきて、モノを作る側に回ってみたいと思い、転職を決意しました。
-- うち(アイエステクノポート)を選んだのは、どんな経緯?
HOPE 最初にIT業界についていろいろと調べました。それと並行して大学時代の友人にIT業界に就職したのが多かったので、「IT業界ってどうなの?」と尋ねて回ったんです。そうしたら、常駐派遣ってツラいよな~、という答えが図らずも一番多かったんですね。常駐派遣って? 経験者に聞いてみると、要はA社に就職しているけれどもB社の社員のようになって毎日B社へ出社してB社の仕事をし、業務報告はA社にするというスタイルというのです。仕事が大変というよりも立場的・精神的に肩身の狭い思いをするようなんですね。そして、それに加えて自社への帰属意識も薄れるし、自分を親身に見てくれる人もいないので、成長やステップアップの機会もわからなくなってしまうというんです。そんな不満もいろいろと聞きました。
-- それで?
HOPE で、それはイヤだなと思って、転職先は常駐派遣がないことを第一の条件として探しました。それと転職したら自分の可能性をとことん追求してみたいと思っていたので、長く働ける会社、長く続いている会社を次の条件としました。IT業界は大きく伸びているものの競争が激しいので、長く続かない会社も多いと聞いていました。そうした中で長く続いている会社は、それなりにいい点も多く、経営的に問題がないのだろうと考えました。
-- そしてアイエステクノポートに辿り着いたというわけですか。
HOPE そうですね。2つの条件に合致するのは、探していた中では当社でした。転職活動中の当時設立29年というは、新しすぎず古すぎずで、伸びしろもありそうに思えました。また創業以来つちかってきたカルチャーもあるのだろうと想像しました。それと、外販ソフトを自社開発しているという点にも強く惹かれました。
-- まったくの未経験からIT技術者になるのは大変だっただろうと思いますが、実際何が大変だったですか?
HOPE 入社して数カ月はほぼ研修のみをやっていました。要するに勉強ですね。習得するのがRPGという企業サーバー用のまったく知らない言語だったので、最初はものすごく戸惑いました。大学で学んだ言語とはまったく違うんですものね。企業サーバー用言語なので自宅に帰ってマシンを使って自習するというわけにもいかず、ネット上の文献も英語が大半というわけで、はじめの頃はほんとうに迷子状態でした。
それと、わからないことをトレーナー役の先輩社員に質問するということに最初はものすごく抵抗があり、遠慮していました。でも先へ進むにつれて、わからないことだらけになってしまい、もうほんとうにパニック状態になりました。このままでは自滅してしまうと思い、ある時に思い切って先輩に質問したんです。そうしたら、実に細かく基礎の基礎にまでもどって説明してくれたんですね。
わからない側としては質問した時に嫌な顔や忙しそうにされてしまうと、なおさら聞きづらくなってしまうじゃないですか。でも先輩方はどんな時にも、同じような質問を繰り返しても嫌な顔をひとつとせずに教えてくれました。これには一生頭が上がらないですね。非常に感謝しています。それからは、手探り状態は相変わらずでしたが、先輩の助けもあっていろいろなことを習得していくことができました。
-- 一通りの仕事をこなせるようになったのは、入社してからどれくらいでしたか?
HOPE 正直なところまだまだ勉強中ですが、転職して2~3年たった頃には設計仕様書に記載されたものをプログラミングできるようになり、口頭で伝えられたことも内容を解釈してプログラムに落とし込めるようになりました。ただプログラミングやシステムの開発はほんとうにクリエイティブな世界なので、アイデアと工夫次第でいろいろなことができるという感覚をもっています。最近では、先輩と一緒にお客様先を訪問して自社製品の説明やヒアリングなども行うようになりました。
-- 仕事のやりがいは何でしょう?
HOPE 研修中に自分の作ったプログラムが想定どおりに動いた時には、ものすごく感動し、何ともいえない達成感がありました。このわくわくするような気持ちは、今でもプログラムを作った時に感じますね。
最近では製品を導入いただいたお客様から「便利になった」とか「助かります」とお声をかけていただくことがあり、そうした言葉も大きなやりがいになっています。
-- ご自身のワークライフバランスはどうですか?
HOPE 業務によっては忙しい時期もありますが、残業はほぼないので仕事と私生活のバランスはうまく取れています。仕事は会社で、会社の外はプライベート、という区分けができています。仕事を自宅に持ち帰るようなことはありませんね。
-- 自分のキャリアについてはどう考えていますか?
HOPE 最近はRPG以外のプログラミング言語にも興味が出てきたので、積極的にトライしたいと思っています。他の言語を身につけることで、自分のプログラミングスキルやプログラマー/SEとしての領域を広げられるのではないかと期待しています。プログラミングの基礎は理解できたので、以前よりはスムーズに習得できるだろうと思っています。将来的には自分のアイデアで自社製品を開発したいですね。まあ夢ですが。
-- それは遠くない夢でしょう。期待しています!