創業から70年以上、肉を通じた地域社会の盛り上げ役として。
小売から卸売、家業から企業への進化を通じて「100年企業」を目指す。
＜創業当時は、地域に愛される小売業＞
1949年8月に、食肉製品の小売業…ひらたく言えば「お肉屋さん」を四谷にオープンしたのがはじまりです。時代の移り変わりとともに、ハンバーグやとんかつ、から揚げなど精肉店ならではの総菜やお弁当も展開することで、より地域の皆さまに親しまれるお店として成長してきました。
＜2代目の社長が卸売業にも着手＞
商店街にあるお肉屋さん＝家業だった事業をもっと拡大したい。2代目に就任した社長はその想いから、卸売業を立ち上げました。法人顧客の開拓は簡単にはいきませんでしたが、地道に企業訪問を繰り返す中で大手給食会社との取引が叶いました。これを契機に学校や保育園、銀行や企業など、都内だけでなく神奈川や埼玉にも販路が拡大。今では数百社もの取引先に恵まれています。
＜3代目が目指す100年企業＞
大学を卒業して、一度はサラリーマンになった3代目ですが、会社員時代の経験を活かして、家業から企業へ進化する取り組みを推進しています。たとえばベテランの職人が個人の裁量で行っていた業務を組織として対応できるよう体系化。従業員の得意・不得意を見極めて、適性に合う役割を割り振ることで業務効率も高めています。
衛生管理やコンプライアンスのレベルも高めることで、企業としての在り方や成長戦略を描いている今は、「創業70年以上のベンチャー企業」と言えるかもしれません。
