『 湯灌 』とは本来、故人様のご逝去に際し、たらいに湯をはり、ご家族・親族様の手でお身体を清めるものでした。これはただ単にお体を洗い流し、清めるだけではなく、
現世での悩みや苦しみ一切を洗い流すことにより、
来世での功徳をお祈りするものでございます。
また、故人様が生まれ変わる為の産湯と同じ意味合いもあり、葬儀の中でも一番初めに行われ、故人様とご家族の方がごく近い距離で過ごして頂くことができる、
とても温かみのある儀式となっております。
故人様と向き合う時間と空間をつくるのが「湯灌の儀式」の役割です。
故人様、ご遺族の方々にとって納得できる尊厳あるお別れをしていただくため、
故人様の旅立ちのお手伝いをさせていただいております。