当社は2018年10月に設立した若い会社です。
主にお客様先常駐での技術支援を中心に事業を行っています。

IT業界では「SES」という言葉がよく取沙汰されますが、その多くが悪い意味で使われていると感じています。

我々はSESの問題点を以下のように捉え、対策を講じています。

1.案件選定

残業時間、通勤時間など、業務内容だけではなく様々な観点でエンジニアの意見をヒアリングして決定します。この時問題になるのが、営業の先入観をエンジニアに押し付けてしまう事です。
例えば、業務内容や人間関係などについては一切希望はないが、通勤だけは絶対に1時間以内がいいエンジニアがいたとします。
この時、営業が自分の担当するお客さんの案件にアサインしたいばかりに「2時間までは行くのが当たり前だ」などといった対応をする事がよくあります。
当社ではこういった問題を防ぐ為、営業の意思決定を一本化するようにしています。

2.帰社

極論ですが、現場が東京、自宅が横浜、自社が千葉だったら帰社するのかなり大変じゃないですか？笑
当社では突発離任などでお客様に迷惑をかけない為にも必要に応じて帰社やもしくは現場付近などで対面の打ち合わせを適宜行っていますが、意味のない業後の帰社や、繁忙期に限って回ってくる日中の帰社などは極力なくすようにしています。
（勿論エンジニアから相談がある場合はいつでも対応しています）

3.ハラスメント対策

現場でハラスメントがあった場合は、毅然とした態度で交渉を行い、改善が見られない場合は営業サイドで引き上げの調整を行います。

4.給与について

お客様先常駐形態において、給与を決定付ける最大の要因は「単価」になります。
同じ能力のエンジニアでもある事が原因で大幅に単価が下がってしまう事があります。
それが「商流」です。
金融案件などではSESで入れるのは5次請けだったりする事はよくあるので（良い悪いというかそれより上はSESじゃなく請負で入っているのでポジションの違い）一概に何次ならよいというのは間違った考え方（よく言ってる人を見かけますが）になりますが、問題は案件情報だけを横流ししているような会社が間に何社も挟まってしまう事です。

ただ、出来たばかりの規模の小さい会社や、派遣許可を持っていない会社は大手との直接契約が難しい事が多々あります。
当社は3期目を迎え上場企業様との取引がどんどん増えてきております。
また、2021年2月に派遣の許可を取得し、今後さらに大手企業様との取引が見込まれています。

5.キャリアプラン

定期的に希望をヒアリングし、積極的にジョブローテーションを行っています。
というと、意識の高い人ばかりなイメージを持たれるかもしれませんが、当然多くはスキルを上げたい、成長したいという気持ちでの異動ですが、中には人間関係などの理由で異動する事もありますし、逆に異動したくないという希望などもよく聞いて、足並みを揃えて最大限同意の基で実施するようにしています。

以上の点を守る事で、一般的に言われているSESのデメリットはほぼ解決できます。
逆にSESのメリットは、状況に応じてプロジェクトを変更出来る事
スキルアップしたい！
ライフイベントが起きてしばらく残業を少なくしたい！
先輩の基で新しい業務にチャレンジしたい！

などなど、みなさんの希望を聞かせてください