那覇酒類販売(根路銘修社長)は、2022年5月9日を以って、
創業50周年を迎えた。1972年5月9日に創業。
県内が本土復帰で賑わい、新たな可能性や希望を胸に那覇市久茂地にて、
根路銘国幸氏によって那覇酒類販売株式会社が産声を上げた。
酒類の卸売を主体に手掛け、県内業界では老舗企業にあたり“那覇酒販”の愛称で、
泡盛や酒類全般の県内大手元売業者として、高い知名度を有している。
1976年7月に現本社地(浦添市)へ本社移転。
二次酒販店を中心に約500件余りの得意先を有し、県内一円を商圏に営業を展開、
雑貨店やホテル、楽天へも出店しネット通販等も手掛け、
“沖縄から世界へ”を合言葉に、酒文化を担う者として、造り手(メーカー様)の
商品に対する思いを県内外の小売店・飲食店・消費者へ繋ぐ役割を担う。
1995年5月に現社長の根路銘修氏が就任し、洋酒主体から洋酒主体から発泡酒、
泡盛、ビール・ワイン等にも注力。沖縄サントリー代理店として歴史もあり、
ウイスキー関連では昨今のハイボールブームも追い風となっている。
「明るく、礼儀正しく、素直で、感謝の気持ちを忘れず、創意工夫に富み、
フェアーな心でお互いの成長と幸せを実現することを念頭におき、
これからも、継続して充実した商品と情報、そして人材育成に力を入れ、
生産者、仕入先、消費者から重宝がられる企業でありたい」と根路銘社長は語る。
コロナ禍という未曽有の時代が到来し、県内基幹産業である観光産業を直撃。
県内ホテルや飲食店、商業施設の臨時閉店や時短等を背景に、
二次酒販店や飲食業等への卸売を主体とする当社への影響は大きく、
厳しい外部環境となった今こそ
「私たちは文化の担い手として、潤いある生活と活力のある社会の創造に貢献します」
「私たちは社員の生活の安定と向上を目指します」
との創業以来変わらない経営理念を胸に、新たな企画提案力にて
当社の次の50年への挑戦は始まっている。