私達は、私達の商品を持っていません。お取引先様が開発した商品や取り扱っておられる商品を、追熟したり選別やパック加工させて頂いているに過ぎません。
私達は、この業務を続けさせて頂くため、信用を重んじ、決して嘘をつかず、
正しく事業を営んでまいります。
そういう意味において、
当社の事業は、信用を買って頂いているのではないかと思っています。
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バナナ追熟加工
当社は果実追熟加工専門業者です。特にバナナの追熟加工においては、当社が独自に開発した追熟加工方式(特許取得済み)を採用しています。これにより、店舗におけるバナナの“棚持ち”を十分確保しつつ、従来方式に比べ果肉の“糖化”を促進させることが可能となりました。従来方式に比べ細かな温度設定が必要とされるこの方式は、確かに手間暇がかかりますが、その分お客様にはよりおいしいバナナをご提供できるようになりました。
また当社では、最新のバナナ出荷管理システムを導入しており、100以上ものSKUを室別・熟度別・商品別にケース単位で細かく管理しています。これにより、
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キウイ、アボカド追熟加工
これらは商品毎に特性が違うためその特性に応じた追熟が必要です。また当社に入荷された段階で熟度のばらつきもあるため、入荷時の状態を見ながら適切に追熟しなければいけません。現在当社では、硬度計測や糖度計測によって入荷時の商品状態を把握しつつ、その後工程の商品保管温度と追熟速度の相関関係を分析し作り上げた追熟加工パターンを用いて、入荷ロット別に細かく温度管理し追熟加工しています。
追熟型の果実は、適切に追熟したかどうかでおいしさに違いが出ます。当社が納品する追熟型果実はなぜかいつも美味しいと言っていただけるように、これからも糖度や硬度のデータ収集を継続的に行って追熟パターンを精査しつつ、常に最適な熟度の果実をお客様にお届け致します。
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選別・パック加工
当社では、まず作業前に、お客様の要求水準を理解するため事前にお客様と打ち合わせを行い、品質基準を設定してから選別・パック加工を行います。
選別作業は正確性を最重要項目としているため、選別の際はほぼ全ての商品をひとつひとつ手に取り目と指先で品質確認しています。これは手が掛かりますが、定められた品質基準に則った商品を正確に作るためには、このような細かな作業が不可欠と考えています。
また、パック加工作業は、正確性と同時に丁寧さも要求されます。みかんであればヘタの向き、シーリングの強さ、ラベルの位置など、全員が同じ作業をして初めて統一感のある商品が出来上がります。当社パート社員は経験豊富な熟練者が多いので、このような丁寧な作業も得意としています。
作業終了後は、作業内容・作業結果・出荷情報・在庫情報等を全て記録し保管しています。これは商品のトレーサビリティーを確保することに加え、後日作業効率分析や出来高分析をするために行っています。また副資材についても、アイテム別に使用量を全て記録し保管しています。これらは、万一シール貼り間違い等の作業ミスが生じた場合に、いつ、どの時点の作業から生じたか探し出すためのものですが、幸いなことに記録を取りはじめて以来使ったことはありません。