社会福祉法人 三愛学園の特色
法人の理念
三愛精神は、「神を愛し、人を愛し、土を愛す」という、デンマークの偉大なる宗教家にして教育者であるニコライ・グルンドビーが提唱し、農業・教育・企業活動の基本理念として実践したものです。戦後日本においても、多くのクリスチャンや企業、教育機関等がこの精神を掲げて実践しました。
法人では、この三愛精神の以下のように理解して実践しています。
「神を愛す」とは、すべての人を創造し等しい愛を注がれる神を信頼すること、天におられる親として甘えることです。「人を愛す」とは、自分自身を大切にし、同じように周りの人も大切にすることです。そして、「土を愛す」とは、日々の生活を感謝し大切にすることです。食物に感謝し大切にすること、住居に感謝し大切にすること、着るもの身に着けるものに感謝し大切にすること、自然やその恵に感謝し大切にすること等です。
児童養育目標
『思いやりのある子ども』
「自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」という聖書の言葉をベースに、職員と子ども、子ども同士の信頼関係を通じて、心の安定や社会的自立を支援します。
法人のシンボル いちょう
法人の創設者である高瀬美武・範子ご夫婦が、三愛学園の設立を決意した昭和50年頃、深谷の地に小さないちょうの苗を植えました。その後、園舎が完成した時にその苗を園舎のまわりに植えました。苗は大木になり新園舎に引越した2008年にもそれらを移植しました。いちょうは法人のシンボルとなり、多くの子どもと職員の出会いと別れをじっと見守ってきました。