ソラノニジ株式会社がなぜ介護事業を展開していくのか。
その中でなぜ「訪問」介護をえらんだのか。

訪問介護の仕事の魅力は大きく３つあります

1.高齢社会でサービス需要が増えている
2.施設の建設が難しく在宅にシフトしている
3.住み慣れた家は利用者が安心できる

ひとつづつ、順番に説明していきます。

1.高齢社会でサービス需要が増えている

日本は少子化で人口が減っています。
2019年12月の時点で、前年同月と比べると約28万人減少しています。
人口は減るということは、あらゆるサービスを受ける人の数が、物理的に減っているということです。

しかし、私たちがサービスを提供している高齢者の数は増えています。
特に利用される割合の増える後期高齢者（75歳以上の方）の数は
2000年の時点で901万人でしたが、2016年には1697万人まで増えています。

高齢者数は今後も増加傾向ですので、
介護サービスのニーズがより高まっていくことは間違いありません。


2.施設の建設が難しく在宅にシフトしている

施設を作るのが難しいという一番の理由は
「費用」です。
老人ホームを建設するのには数千万～億のお金がかかり、
補助金を使ったとしてもそれだけの費用を捻出できる法人は少なく、
現在の高齢者の増加に対して施設をつくる
スピードが追い付いていけないのが現状です。

そういった状況のなか厚生労働省が発表した「2015年の高齢者介護」には、

「可能な限り在宅で暮らすことを目指す」
という文言が記載されています。

また利用者を地域で支えるという名目で地域包括ケアの推進が日々話し合われています。

これは国が「介護は施設から在宅へ」
シフトチェンジをしているということを意味しており、あらゆる介護サービスのなかでも
在宅生活を支える訪問介護はとても重要な業態であるといえます。


3.住み慣れた家は利用者が安心できる

このページを見てくれている方の中で
「年を取ったら将来は施設に入所したい！」
と考えている人はどれだけいるでしょうか。

すべて介護してくれるからラクだ、家族に迷惑をかけたくない、
と考える方もいると思いますが、
おそらく少数派でしょう。

本音を言えば介護なんか受けたくない。
受けざるを得なくなっても、なるべく在宅がよい。
そう考える方が多いかと思います。

今私たちがサービスを提供させてもらっている利用者さんも、
望んで施設に入りたいという人はいません。
その思いは、年齢を重ねてもあまり変わらないということです。

何が言いたかったかというと、
住み慣れた家にいるという点で在宅介護の利用者さんは心身、特に「心」の面で
安定していることが多いということです。

これは働く私たちにとっても良いことです。
不安が大きくなると人は攻撃的になり、
他人を拒否するようになりますが、
心が安定していれば相手を受け入れやすくなります。

怒られながらサービスを行うのと感謝されながらサービスを行うのでは、
どちらがストレスが少ないかは明白でしょう。


以上がソラノニジ株式会社が考える訪問介護の魅力です。