モロー・パリの歴史は、18世紀のパリから始まりました。
ルイ・モロー(1740-1802)は卓越した職人と評され、1764年に家具職人のマスター就任し、以降、更に多くの賞賛を得ました。
革命期のモローは、同じく当時高名な家具職人のマルタン-ギョーム・ビエネとパートナーを組み、高級キャビネットや革製品を制作し、高級サークルの中でも高い専門性と美しさでブランドを確立させました。
19世紀初頭には、皇帝ナポレオン1世のお抱え職人となり、ナポレオンのプライベートな品々の制作も任せられた。
RENAISSANCE
モローは旗艦店を1882年に、ヨーロッパをはじめ、世界全土のエリートたちが集うフォーブル・サントノーレ通り283番地にオープン。
フランス伝統のノウハウである素材の選択から製造プロセスと、モローの革新的な技術が掛け合わさって出来上た集結点は独自のメゾンを確立し、比類ないコレクションを作り出しました。
小売業の新時代、バスケット細工と籐のトランクのブレード図面からインスピレーションを受け、現在では象徴となったパターンのレザートランクが完成。
パリに現存する4つの歴史的背景のあるモノグラム・ブランドの1つがモロー・パリです。
職人の手仕事
熟練した職人の手によって作られる革製品は美しさと共に丈夫さを兼ね備え世代を超えて使い続けることが出来る逸品です。
「機能性の中の美」を信条とし、かつてトランク製造に使用されたフランスの伝統的な技術を駆使して一点一点丁寧に作られています。