口元の美しさは心の豊かさに繋がります。
快適な噛み合わせにより、食事を楽しむことが出来ます。

我々は単なる虫歯の修理屋ではありません。

「心からの笑顔」という理念のもと、
歯科医療を通じて、皆様に笑顔を提供し、幸せの輪を広げます。

患者様、スタッフ、地域の方々、業者の方等
関係者全てが信頼の輪で繋がり、
今後も安心して心豊かに笑顔で過ごせるよう
良質な歯科医療を実践していきます。

歯科医師過剰と言われて久しいですが、
本当に歯科医師は余っているのでしょうか？

当院にはお口の中が健康な方も重篤な方も、
様々な方が来院されます。
「なかなか良い歯医者に巡り会えなくて・・・」と聞くことも多くあります。

歯を削れる歯医者はいくらでも居るでしょう。
しかし、心から感謝してもらえる歯科医師は
一体どのくらい居るのでしょうか？

当院では、う蝕治療・歯周病治療などの
基礎的な治療から、
審美治療・インプラント治療・矯正治療・
マイクロスコープ診療などのアドバンス治療まで、幅広い治療を行っております。

症例検討会や研修費補助制度もありますので、
ラーニングステージに合わせて徐々に知識や技術を身に付けていただくことが出来ます。

患者様の笑顔と感謝に触れながら、
チームワーク診療で遣り甲斐ある仕事ができます。

開業を目指している方も、
長く勤められる医院を探している方も
ライフスタイルに合わせて充実した歯科医師人生を送っていただけるようサポートします。

これまでの経験、現在のスキルに
自信がなくとも大きな問題ではありません。
今後、どのような歯科医師になりたいか？
自分の手で患者さんを幸せにしたい
という情熱を持ち、地道に努力できる人であれば
必ず道は開けます。

医院見学も大歓迎です。
ご興味のある方は
是非、お気軽にお問い合わせください。

＜給与＞
38万円～／月 
（実績評価制の場合は、40万円～／月。詳細は面談にて説明。）
（既卒者は、経験により応相談）

その他
一人暮らし支援として、
住宅費補助：2万円／月
引っ越し費用全額補助（条件あり）

研修費補助：30万円／年


↓ 院内で、豚顎を使った歯周外科実習 ↓

子供の頃お世話になった小児科医に憧れて医師になることを決意するも、
大学受験に失敗。国公立大医学部の壁は高く、大きな挫折感を抱えながら、
歯学部生として学生生活を送り、歯科医師となりました。
恥ずかしながら、今思い出しても、
決して頑張ったとは言えない大学生生活でした。

そんな私が目覚めたのは、勤務医時代。
まだまだ技術も未熟でしたが、治療した患者さんから
「ありがとう。佐名川先生に治療してもらえて良かった。」
という嬉しいお言葉を貰えるようになってからでした。

患者さんにもっと喜んでもらうためにはどうすれば良いのだろうか？
それを追及するようになってから、勉強が苦でなくなりました。

最初の3年間ほどは、早く一人前の治療が出来るようになりたくて、
先輩歯科医師に教えてもらったり、治療をサポートしてくれる歯科助手に、
院長や先輩との違い、足らないところを聞いたりしながら、
基礎を積み上げていきました。

卒後3年で、インプラントと矯正治療のセミナーを受講させてもらうことが出来、
臨床の幅が大きく広がりました。特に、下間矯正研究会で学び始めた矯正治療は、
それまでの治療の概念がひっくり返るほどのインパクトがあり、
私の歯科医師人生の分岐点となりました。

セミナーで学んだことを勤務医院で好きなだけ実践させてくださった院長先生、
矯正治療に対する知識も経験もほとんどゼロだった私を
インストラクターが出来るほどに引き上げて下さった下間先生には、
いくら感謝しても、し過ぎることはありません。

保険治療で十分に健康が取り戻せると考えていた私でしたが、
インプラントと矯正というオプションを手に入れてからは、
歯科臨床の考え方自体が大きく変わり、
これまでとは比べものにならないくらい臨床が楽しくなりました。
それでいて今なお、学び尽くしたとは言えない奥の深さが、
歯科臨床の魅力でもあります。

自分が頑張れば頑張るほど、仕事の質が変わり、
患者さんの笑顔にたくさん出会える！

生活費を稼ぐためにする仕事ではなく、
人を笑顔にすることで自分も笑顔になれる仕事に就くことが出来て、
本心から「歯科医師になって良かった！」と感じています。

私が歯学部を卒業した頃は研修医制度は努力義務でしたので、
早く臨床の場に出たかった私は卒後すぐに開業医に勤務しました。
歯学部で臨床実習を経験したとは言え、初歩的なう蝕除去でさえ自信が無く、
う蝕検知液を何度も使用しながらチマチマ歯を削ったり、
支台歯形成に納得が出来ず、平行性を求めて歯を削っていくうちに細くなり過ぎて
支台築造をやり直さなければならなくなったことなどを思い出します。
当時、勤務先の院長には「遅い仕事は誰でも出来る。もっと早く！」と
よく叱咤激励を受けました。

しかし、３年もすると日常的な保険治療は自信を持ってこなせるようになり、
逆に、毎日がマンネリ化しているというか、特に目新しい事もなく、
段々と仕事に魅力を感じなくなってしまいました。
患者さんには感謝してもらえるし、遣り甲斐が無くなったというわけではないんですが・・・。

それを見透かしていたかのように、院長から
「一緒に歯周外科セミナー、インプラントセミナーに行ってみないか？」
と誘っていただき、ハイレベル治療に接する機会を与えられました。

高価な外科器具を使った豚顎歯周外科実習、
ひたすら模型を削って全顎インプラント埋入実習（約60本）など、
緊張しながらも初めての経験にワクワクしました。

私がインプラント治療を始めたのは2000年、
当時のインプラントは表面性状が機械研磨ということもあり、
側方力には弱く、できるだけ連結固定をすべきと教わりました。
と同時に、「インプラント治療は咬合の与え方が特に重要である。」とも。

咬合？
上下の歯が適度に当たっていればいいんじゃないの？
それ以上に何が必要なん？
違和感がある場合は、そこだけ上下歯が当たらないように低くしたらええんちゃうの？

もしかすると、臨床経験が浅い先生はそう考えている人も多いかもしれません。
確かに、チェアサイドでは咬合を低くしておいた方がトラブルにはなりにくいでしょう。
しかし、それは隣在歯に負荷をかけ続けることを意味します。
そして数年後には、負荷が強くかかった歯にトラブルが起こります。

私は医師を諦め、歯科医師になりましたが、
医師でなく歯科医師になって良かったと思う点がいくつかあります。
まず、歯科医師は患者さんと一生涯の付き合いが出来ること！
患者さんが痛い時や困った時だけでなく、健康を保つために継続来院し、
心の通う診療を行えること。
また、健康を保ちやすい口腔内へ導いて行くことが出来ること。
つまり、患者さんの人生を変えることが出来ること。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、少なくとも私は
「佐名川先生に出会って本当に良かった！」と
診療直後も10年後、20年後にもそう感じてほしいと思って診療を行っています。
そのために、長期予後を考えた治療をする。

そもそも対症療法には限界があります。
疾病には原因があり、その原因まで取り除くことが本当の治療になります。
これまでの経緯を聞き、口腔内を診て、必要な検査を行えば、
何が問題かが見えてきます。

例えば、右下6番に装着されていたFMCが脱離したとします。
マージン付近の歯質が2次う蝕になっていた場合、何を考えますか？
2次う蝕を削って、セメントで埋めて再装着しますか？

患者さんが治療を急いでいる場合には、それが正解ということもあります。
しかし、そのFMCはなぜ脱離したのでしょうか？なぜ2次う蝕になったのでしょうか？
その患者さんは、その歯だけ磨かないようにしていたのでしょうか？

FMCが入っているということは、今までに何度もう蝕治療を受けてきたでしょう。
抜髄歯だとすればなおさらです。

カリエス除去して、FMCを再装着するのは、典型的な対症療法です。
う蝕予防も必要ですが、
咬合が高いのではないか？ 側方干渉がないか？
臼歯離開は出来ているか？ アンテリアガイダンスは？
ブラキシズム、クレンチングの有無は？
それらを考えた上で、少なくとも咬合調整は必要でしょう。

「甘いものは極力控え、歯磨きも頑張っているのに、よく虫歯が出来るんです。」
という患者さんもよく居ます。
プラークコントロールには問題がなく、前歯にはう蝕治療の経験がないのに、
臼歯ばかりに補綴物が入っている人も。
そのような人の口腔内全体の状況や治療履歴なども診ていくと、
歯並びや咬み合わせに問題があることも少なくありません。

このような場合には、機能を改善するために矯正治療が必要かもしれません。

もちろん、時間的な問題、経済的な問題など、治療できない場合も多々あります。
しかし、原因考察をし、今後の見通しと対策を立てることは歯科医師として重要です。

「もっと歯を大切にしておけば良かった。」
という声を聞くことが多い中で、
「今なら、こういう治療をすることで、一生自分の歯で食事が出来ますよ。」
と自信を持って言いたくありませんか？

歯の修理屋でなく、患者さんの明るい未来を創る歯科医療！
若手の歯科医師には、特にそれを意識して治療に当たってもらいたいです。

さながわ歯科クリニックの勤務医はそれらを学び、実践してくれています。
当院の勤務に興味がある方は、お気軽に連絡してください。
まずは医院見学を。


SORG岡山矯正会でも、そんな気持ちでGPに矯正を指導しています。
もしよければ、受講してみてください。
URL：
https://shimozuma-orthodontic-research-group-okayama-cours.jimdosite.com