2008年に設立した当法人。
福岡市では初の自立援助ホームを開設しました。
義務教育終了後、15歳から20歳までの家庭の支えが乏しい青少年や、
家庭で暮らすことができない青少年が入所して、自立を目指すホームです。
安心して生活でき、自立に向けて準備できるよう支援しています。
そんな当法人は、
「子どもたちが自ら将来の夢や希望をもてるようにしたい」
という想いから設立しました。
現在でも、その想いは色濃く根付いでいます。
例えば、『施設』ではなく『ホーム』と呼ぶこと。
”施設に入れられた”というイメージを持たないようにするためです。
『指導員』だった名称は『相談員』に改称。
子どもたちと一緒に取り組む姿勢を表しています。
さらに、法人でアパートを保有し、ホーム卒業後の継続的な支援体制も整備。
こうした取り組みの結果、すでに50名の方が仕事をしながら自立した生活をされてきました。
これからも困難を抱えている子ども達への理解を深め、
支援の方策などを考えていき、自立の支援をできていければと思います。
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子どもたちと支える人たちとの絆を結び、困難を乗り越え飛び立ってほしいという想いが込められて『結ホーム』と名付けました。ホーム名各部屋に1名が入居し、最大6名の子どもたちが共同生活を送っています。『かんらん舎』も同じです。
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彼らと同じ目線に立ち、ありのままの姿を受け入れ、「やりたい」を尊重しています。TVを見ながらみんなで食事するといったごく普通の毎日のほか、野球観戦・誕生日会・送別会といった行事も、子どもたちの希望で開催しています。