どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターでは、動物の医療の質や安全性の向上、高度化に伴うニーズに対応するため、専門診療、救急治療、診断部門の様々なスタッフが連携して治療に当たるチーム医療を目標としています。
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多種多様な外科手術に対応
当院では、一般的な病院では実施が難しい胸腔内、腹腔内の軟部組織手術や、TPLOを含めた様々な整形外科手術を実施しています。軟部外科症例では、画像診断科や臨床病理科と協力し、また整形外科疾患では、ひとつひとつの症例に丁寧に身体検査を実施し、的確な診断を下します。
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迅速病理診断
病理科は、動物から採取された組織や細胞について、病理医が顕微鏡下で診断を行っています。常勤の病理診断医を配属し、迅速かつ的確な診断を実施しています。迅速術中診断も実施しています。当院は、細胞診診断と病理組織診断の2つの米国専門医資格を有する病理診断医が常勤するアジア圏で数少ない動物医療施設です。
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的確な画像診断
X線検査、超音波検査、CT検査、MRI検査は、病気を見つけ、評価する重要な検査です。当院の画像診断科には、国内の第一人者、また米国画像診断医が常勤し、高度医療に対応しています。当院の予約診療の画像診断検査は、画像診断専門医の率いるチームによって実施されます。
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安全性向上ための麻酔管理
当院では、米国獣医麻酔学専門医を麻酔チームに配属し、それぞれの動物に合わせたオーダーメイドの麻酔プロトコールを作成し、安全性の向上に努めています。年齢や病気で麻酔のリスクが高く、手術は困難と思われる症例でも当院の麻酔チームによって手術が可能となる場合があります。