ジョリエスは戦後婦人服の製造を行う会社として産声を上げました。
自社ブランドの婦人服を三越・和光などの百貨店に納める製造業でした。
1970年に日本最大のビルとして落成した五反田TOCビル(東京卸売センター)に初期テナントとして入居し、事業を拡大させていくことになります。
この頃から毛皮製品の取り扱いを開始し、小売業へ業態転換しました。
「日本中の女性を幸せに」と言うスローガンをもとに、高度経済成長期の波に乗り、豊かなものを身に付けたいと言う女性の心をつかみ、順調に売り上げを伸ばしていきます。
バブル期を頂点として、毛皮のブームは終わりましたが、現在は宝飾品販売が主力事業となっています。
近年では、資産保全・投資を目的としたルース(裸石)ダイヤモンドの取り扱いを強化中です。
五反田TOCビル建て替え計画に伴い、ジョリエスは2022年銀座へ移転しました。