社会福祉法人袋中園は、昭和52年4月に宗教法人浄土宗が創立の母体となって開設されました。何故、浄土宗が沖縄に、このような社会福祉法人を創立しようとしたのか、又、何故、袋中園というネーミングをしたのかは、「浄土宗の教えと社会福祉」「袋中上人と袋中園」の欄をご参照下さい。
現在、袋中園では【乳児院 吉水寮】【障害児入所施設 そよかぜ寮】【児童養護施設 青雲寮・地域小規模児童養護施設 つきかげ・ともいき】【障害者支援施設 おおぞら寮】【障害児童通所支援事業所 和順】を5つの事業を運営しています。
袋中園創立時のマスタープランでは、児童福祉施設を網羅的に設立し、児童福祉の総合施設にしようと計画しました。しかし、その後の社会情勢の推移、施設機能に対する社会的ニーズの変化、制度上の問題に対応するため、マスタープランに修正を加えてきました。
袋中園の外形は、それなりに変貌をとげましたが、袋中園の掲げる理念については、変わっていません。必ずしも理想通りにいっていませんが、理念は次の通りです。
・浄土宗の教えをバックボーンに
・コミュニティケア
・ノーマライゼーション
・利用者のニーズをベースに
袋中園では、利用者の皆さんに、良いサービスを提供するために、マンパワーを含む、良い環境づくりに努力しています。
創立母体の浄土宗からは、精一杯の援助を約束されていますが、有縁の皆様方にもさまざまな形でのご協力、ご支援を懇請いたします。