昭和61年に設立した益田地域医療センター医師会病院は、地域の保健・医療・福祉の充実発展に貢献していきます。
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益田市は島根県の西の端にあり山口県や広島県と隣接し、島根県最大の面積を有しておりますが山野率が90%近くを占めています。近接の大学病院は時間的にも距離的にも遠く、圏域の周辺地区はアクセス面で大変不便で医療・介護サービスが届きにくいなど厳しい地理的環境下にあります。また現在の島根県総人口が約70万人であるのに対し益田市は約4.8万人で、少子高齢化の傾向は強く、2010年すでに益田市の65歳以上の高齢化率は30.6%に達し全国数値より約15年先を進んでいます。
このような環境のため、医療の地域完結をめざし昭和61年5月、当時ではまだ数少ない共同利用施設を持つ開放型病院として益田地域医療センター医師会病院(163床)を設立し開業医への施設利用・医療レベルの向上を支援してきました。また地域のニーズを考え、平成7年から各居宅支援事業を開始、平成8年には益田市立介護老人保健施設(99名)を開設、平成12年に療養型病床群(医療型44床・介護型44床)を開設、平成16年にリハビリテーションセンターとして回復期リハビリテーション病棟(44床)・特殊疾患病棟(48床)を設置し、リハビリテーション部門の整備充実を図りました。
昨今の医師、看護師、介護士など関連職種の不足は当医師会も他の地域同様深刻な問題となっています。しかし医療にかける情熱を持った医師や、看護師にとって、この地域は医療や介護の原点に触れ実践できる地域であり、つまり医療、介護、リハビリ、医療経営、開業など多様な分野の受け皿を当医師会は持っており、行動すれば得るものは必ずあると思っています。この医師会の資源を利用し、包括ケアシステムを大きく推進させ、各人のスキルアップと思い描く医療、介護の実現に一緒に努力してみませんか。
当医師会は支援と協力を惜しみません!