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所要時間
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新卒 未経験OK 30+日前

2027年新卒&第2新卒募集_企画営業(芸術分野のビジネスプロデューサーを志す方を求めます)

株式会社青幻舎 / 法人営業
  • 給与
    月給 24万3,000円 ~
    • 交通費支給あり
  • 勤務地
    京都府京都市中京区
  • 勤務時間
    フレックスタイム制 完全土日祝休み
年間休日120日以上 駅から徒歩5分以内
同じ会社の求人を見る(1件)

募集要項

仕事内容

ビジネスプロデューサーとは、書店、美術館の展覧会(イベントチャネル)、ミュージアムショップ・雑貨店・専門等(書店以外の流通チャネル)、輸出(海外チャネル)など、マルチチャネルを駆使し、社会に新たな価値を創造していく仕掛け人のことです。
社会に好影響をもたらすコンテンツを見出し、より多くの人に届けていくことによって、ビジネス面での成功も両立させる存在です。

今回の採用は、5~10年後に芸術分野のビジネスプロデューサーに育つポテンシャルをもつ未経験者を対象とし、下記の仕事内容、キャリアを想定しています。

【入社~3年程度】
書店への営業(出版物)/美術館への営業(展覧会企画)/ミュージアムショップ・雑貨店・専門等への営業(雑貨)/海外ディストリビューターへの営業(出版物、雑貨)
※この期間に、ビジネスパーソンとしての基礎スキル、出版の業界・仕事理解はもちろん、マルチチャネルによる独自性の高いビジネスの知見、スキルを培っていきます。

【4年目以降】
セールス&マーケティング(販促企画、イベント企画、販促デザイン、広報、宣伝、コミュニティ運営、オウンドメディア運営等)/芸術分野の書籍の編集/展覧会のプロデュース/雑貨関連の商品企画/国内外(輸出入コンテンツを含む)販促関連業務/その他新規ビジネス・新規チャネルの創出業務
※ビジネスプロデューサーの準備期間ですが、実績、適性、希望、各部署の状況により最適なキャリアを話し合いにより決定します。

【5~10年】
ビジネスプロデューサーとしてマルチチャネルを駆使・統合し、「当代の芸術の存在感を顕す」存在としての活躍を期待しています。

応募資格

未経験者、既卒・第二新卒、大歓迎!

<必須要件>
●大卒以上28歳まで
(例外事由3号イ:長期キャリア形成を図るため)
●国内・海外の大学・大学院を2026年4月~2027年3月に卒業見込みの方、
または卒業から4年未満の既卒者
●芸術への興味・関心
理念:「当代の芸術の存在感を顕す」への共感

<歓迎要件>
●語学力(英語・中国語)
●SNS、ブログ等ネットを利用した情報発信力
●PCスキル

<求める人物像>
●5~10年スパンで芸術分野のビジネスプロデューサーとなり、「当代の芸術の存在感を顕す」存在となる意志を持てる方
●芸術をビジネスととらえ、その普及に情熱を注げる方
●国内の芸術の海外市場、海外の芸術の国内市場に興味・関心を持てる方

募集背景・人数

●募集背景:増員に伴う募集です

計画的な定期採用として若干名の新卒(未経験)者を募集します。

5年前から第二創業期をスタート。ネットの普及と反比例して国内の出版業界の売上高が25年以上にわたり減少し続けている中、5期連続増収増益を達成しています。
芸術の出版物は「物理的に本として手に取りたい」という消費者ニーズに支えられていますが、それだけにとどまりません。
美術館と協働する展覧会の企画運営をはじめ、従来の出版社の枠組みでは括れない仕掛けにより成長を続けています。
この動きを継続するために社員数30名を超えた3年前より新卒(未経験)者の定期採用を開始し、プロパー社員を育てることによる中長期的な組織づくりに取り組んでいます。

給与

月給 24万3,000円 ~
  • 交通費支給あり

<想定年収>
338万8,000円 ~

上記にはみなし残業代(月30時間分、4万6160円)を含みます。みなし残業時間を超過した分は全額支給します。

<試用期間中の給与(3ヶ月)>
本採用時と同様です。

勤務地

京都府京都市中京区
  • 勤務先 : 京都本社(東京支社/千代田区_勤務も可能)

★駅から徒歩5分以内です

※入社1年経過後よりリモートを含むハイブリット勤務あり

<住所>
京都府京都市中京区梅忠町9-1 大同生命ビル5F

<交通>
地下鉄烏丸御池駅5番出口から徒歩1分

勤務時間

フレックスタイム制

コアタイム:10:00 ~ 15:00
標準労働時間:1日当たり8時間

休日休暇

●完全土日祝休みです
●年間休日:120日以上あり
●夏季休暇あり
●年末年始休暇あり

完全週休2日制

休日:土曜日、日曜日、祝日
※イベント、催事等により休日出勤の可能性あり/休日出勤の場合は振替休日を取得
休暇:年末年始、夏季、有給(初年度10日/入社半年後~)、慶弔、産休、育休、看護、介護

待遇・福利厚生

●交通費支給あり
●雇用保険
●労災保険
●厚生年金
●健康保険

雇用保険、厚生年金、健康保険、 労災保険、介護保険
手当:通勤、時間外、出張
昇給:年1回
賞与:年2回
キャリア面談(ビジネスプロデューサーに成長していくための年1回の定期面談)

雇用形態

新卒

●試用期間あり

試用期間の長さ:3ヶ月
試用期間中の雇用形態、給与は本採用時と同様です。
エンゲージでは求職者の皆様が安心してご応募いただけるよう、求人に規定を設けています。
この求人は掲載企業より下記内容について順守していると報告されています。万が一求人内容と実態が異なる場合は下記より事務局宛にお問い合わせをお願いします。
休日休暇について
最低限週1日以上の休み、または4週間で4日以上の休日が取得できる

給与について
支給する給与は各都道府県の最低賃金を上回っている
どのような方が入社しても必ず支払われる最下限の金額を給与欄に記載している(歩合、賞与、交通費、一律支給でない手当など人によって金額が変化するものを給与の記載の中に含んでいない)
勤務時間について
労働時間は法令に反していない
著作権侵害・その他掲載規定について
虚偽の内容または著作権侵害の疑いのある内容を掲載していない

応募について

選考の流れ

STEP1

※エントリー(応募)頂いた方に、メッセージ機能でご案内します。

会社情報

パネル画像

株式会社青幻舎の採用・求人情報

最終更新日: 2026年07月01日
careers at
株式会社青幻舎
新卒・第二新卒(未経験者)採用を実施中
MESSAGE
ライブ感をもつ展覧会、時を超える本、
その両方を創れるのが青幻舎の魅力です。
<プロフィール>
福岡優子
副編集長、青幻舎プロモーション Gディレクター兼務
大学では文学部芸術表象領域を専攻
学術書の出版社を経て、2010年に入社


~現在の仕事~
青幻舎では書籍の編集を行っています。
展覧会の図録、アーティストの作品集、企画本など、
バラエティ豊かな感じなんですけど、書籍をつくって読者に届ける仕事です。
いわゆる出版社の編集業務ですね。
青幻舎プロモーションでは、展覧会の企画、制作を手掛けています。
2015年に青幻舎プロモーションが立ち上がり、初期から携わっています。
企画、出品依頼や交渉、開催館との調整、作品の取り扱いや輸送の計画等々、
展覧会の開催に必要なあらゆる業務を担っています。


~シンボリックな仕事のエピソード~
展覧会の企画と編集の仕事にそれぞれ紹介したいエピソードがあります。
展覧会では、現在進行中の「漫画家生活30周年 こうの史代展 
鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」です。
青幻舎プロモーションの代表からのひと言、
「こうの史代さんの展覧会をやろうと思ったらできるかもよ」
をきっかけに構想から5年、準備期間2年を経て、
金沢21世紀美術館を皮切りに全国7か所~10か所の美術館を
巡回していくことになりそうです。
私がこうの先生(以下、先生)の作品に最初に触れたのは、
大学時代に『夕凪の街 桜の国』(手塚󠄀治虫文化賞新生賞、
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)を読んだときです。
見たことの無い世界観や内容に衝撃を受けました。
実際に展覧会に関わることができるとなったとき、
“今までの先生の展覧会とはまた違うものにしたい”と思い、回顧展を提案しました。
「そういえば、2025年で私30周年なんです」という先生のひと言もあって、
漫画家生活30周年を記念する回顧展と位置付けて実施することになりました。
代表作はもちろん、デビュー前の絵や作品も含めた先生の「漫画家生活」を
伝える展覧会にするべく、先生や出版社、美術館から提供頂けるものの他、
大学時代のイラストマンガ同好会のOBの方に当時の部誌や貴重な同人誌をお借りするなど
作品の収集や資料調査に努めました。
ある日、先生がご家族に、
「このひとチチヤス坊や※みたいだけど、“ガチ”なんだよ」
と私を紹介して頂いたことがありました。
たぶん、そこまでするとは思っていなかったんだと思います(笑)。
本当は進んでは見せたくない作品もあったと思います。
でも、こちらを尊重し、出さないでくれとはおっしゃらなかった。
先生の気持ちに気づきました。
そのおかげで、“ガチ”な展覧会が出来上がっていくのですが(笑)、
漫画を描く様子を映像で撮影させていただいたり、
先生発案の巨大な絵のライブペインティングをしたり、
青幻舎プロモーションとしても初めての取り組みに満ちた展覧会になっていきました。
会場に設けたファンレターコーナーには、
来場者の熱い想いが綴られたお手紙が毎日投函され、
分厚い辞書並みに積みあがっていって、これにも感動しましたね。
展覧会を通して一人の作家がもつ表現の豊かさやその凄みが来場者に、
確実に届いていることをライブに感じました。この上ない喜びです。
(※チチヤス坊や(チー坊):こうの史代さんの故郷広島に本社を置く
乳製品メーカーの明るく元気なキャラクター)

 編集では、入社間もなく任された「配色事典」が、
最初の仕事のひとつだったからかもしれませんが、思い出深いです。
内容は大正から昭和初期のモダンな色づかい348パターンを収録した配色見本帖で、
先輩に教えてもらいながら、
どうしたらこの本の魅力が伝わるか、悩みながら作っていった本です。
本というのは、先程述べたライブ感とは逆で、
いつ、どこの誰に手に取られているかはわからないですよね。
長い年月をかけて、ジワジワと浸透していきます。
そんな本のもつ、時を超えていく力にも、面白さと力強さを感じています。


~メッセージ~
大学時代に学芸員の資格を取得し、
「出版/編集」と「美術/学芸員」、2つの軸で悩みながら就職を考えていました。
出版からスタートして、
アーティスト、著者、デザイナー、印刷会社の方々、先輩や同僚、そして読者…
市井にはいっぱい「先生」がいて、仕事をしながら学んできた結果、
気づけば、出版と美術館の展覧会、両方の仕事をしていました。
出版、美術に関心があって、何かやりたいと思える気持があるなら
いまは確信がなくてもその時その時に最善を尽くしきることで、
道を拓いていけると思います。
MESSAGE
「世界の青幻舎」
そんなブランドを確立したい。
<プロフィール>
山本大揮
特販課 課長
大学では文学部哲学科を専攻
美術館勤務を経て、2018年1月入社


~現在の仕事~
当社の営業組織は書店営業部と特販部で構成されています。
書店営業が書店に営業を行い、取次会社を通して本を流通させていくのに対して、
私の所属する特販部は大手雑貨店、土産物店、寺社仏閣、ミュージアムショップ、
大型展覧会の特設売店などにダイレクトセールスをしていきます。
また海外のディストリビューターや書店に対する営業(輸出)も仕事です。
商材は、書籍、カード/文具類、雑貨など、
自社(グループ会社の 草紙堂 含む)の企画・製作したプロダクト全般が対象です。
課長としては、同部署のメンバーはもちろん、
他部署のメンバーとのチームワークを大切に、
メンバーの持つ能力が掛け算となってアウトプットに結実するように心掛けています。
また、特販部と書店営業部がよりシナジーを発揮できる体制づくりに
貢献していきたいとも考えています。


~シンボリックな仕事のエピソード~
海外市場の日本のアートへの熱気を感じた2つのエピソードをお話しします。
ひとつは、2019年に参加した上海のアートブックフェア展への出展ですね。
世界中からアート系の出版社、作家・デザイナーが参加するイベントですが、
大行列ができるほどの人気で、朝から夕刻まで本が飛ぶように売れていきました。
息つく暇もないほど現地の消費者に接したこの時の熱気は忘れられません。
画集や写真集などノンバーバルな書籍、パラパラブックスなど体験型の絵本など、
国境や言語を越えていく当社の出版物のもつ可能性を体感し、感激しました。

もう一つは、2024年の秋に、台湾の台北で実施した、
台湾のライフスタイルマガジン「La Vie」主催による、
写真家 瀧本幹也さんとアートディレクター/グラフィックデザイナーの矢後直規さんの
トークイベント、および台北で人気の「moom bookshop」での展示、
「Mikya Takimoto and Naonori Yago Exhibition “Re-Works”」です。
海外での著者イベントは会社初の試みであり、
複数のステークホルダーと関わる中で条件交渉からコストバランスの調整など、
多岐にわたるやりとりを行いながら進めていきましたが、
前例がないが故に、自分で最適解をその都度模索していく難しさがありました。
それでも、瀧本さんや矢後さん、moom bookshopやLa Vieの方々、
サポートをしてくれた編集部のメンバーの支えと協力があって
一つ一つ形になっていきました。
 そして、台湾に単身出張。
最後まで細かな調整と準備を進め、いよいよ開催。
イベントの席は、わずか数時間で事前に完売。
満員の会場は最初から最後まで熱気に満ちていて、
終了後もその熱が冷めることなく、即席のサイン会には長蛇の列ができました。
また、即売会では瀧本さん、矢後さんの書籍を販売し、
1万円以上の高額写真集も一部完売。
予想以上の売れ行きに販売協力を頂いたmoom bookshopさんと共に衝撃を受けました。
翌日には展示会場に多くのファンの方が過去に購入した本を持って来場され、
こちらでも入場待ちが発生するほどの盛況ぶりでした。
現地のアートファンにとって、日本の作家が現地に来ることは特別なことで、
“その場”だからこそ、作品の持つ価値の感じ方が変わるのは
海外でも同じであることを目の当たりにしました。
そして、こうした機会を創出していくことが
当社のビジョン確立に繋がっていく手応えを得られたことは大きな財産です。


~青幻舎で達成したい夢・目標~
「世界の青幻舎」と言われるようなブランドを確立したいし、確立できると思っています。
エピソードでお伝えした通り、輸出の売上が増え続けています。
ロングセラーを続ける「配色事典」が、アートブックは国境を超えることを証明しており、
円安の追い風もあって、今後さらに輸出が伸びていくと思います。
条件面の課題が比較的小さいアジア圏には、特に注力していきたいと思います。
同時に、日本製文具雑貨の輸出市場の伸びが大きいので、
アートブックの出版社である強みを活かして、
書籍に続く、「アート×文具雑貨」で世界に通用する
プロダクト開発にも可能性を感じています。
MORE INFO
  • 2019年から福岡が携わっている絵本作家 町田尚子さんの「絵本原画ニャー!展」の図録、チラシやグッズ。デビュー作から『ネコヅメのよる』『なまえのないねこ』『ねこはるすばん』などの代表作、そして最新作まで17冊の絵本原画や絵画、貴重な制作資料を約270点で町田尚子さんの世界を紹介する展覧会展示。初開催から6年になる今も各地の美術館を巡回している人気展覧会。
  • コロナ禍の逆境をプラスに変えていくために、山本の所属する特販部のメンバーが中心となって企画・制作した「花結びメッセージカード」。うるう年の2月29日を含む366日/366種類のカードが花個紋と、その日を素敵に過ごすためのメッセージで構成されています。誕生日にちなんだメッセージカードとして、人気のプロダクトとなりました。
  • 福岡が入社間もなく携わり、山本が輸出を手掛ける「配色事典」とその内容を元に、デザインされたナイキ社のスポーツシューズ。Amazonの「配色事典」のWebページには、国内はもとより、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、英国、米国、メキシコ、豪州など、世界中からレビューコメントが寄せられています。「芸術(アート)は世界の共通言語」を象徴するベストセラーです。
  • engageのコンテンツを制作するために京都本社取材を敢行。京都本社で働くメンバーに、「せっかくなので、みんなで写真を撮ろう!」と声をかけると、みんなが仕事の手を止めて立ち上がり、ノリよく協力してくれました! 残念なのは男性社員が外出中で撮影に参加できなかったこと。現在、女性比率が高いものの今年の新入社員は男女同数でした。来年はどんなメンバーが入社してくれるのか? みんなが楽しみにいます。
  • これまでに受賞してきた業界のAWARDの盾。受賞時は嬉しいのですが… 実はこの盾の数々、エンテランスや応接に飾られているわけではなく、会議室の片隅にひっそりと置かれています。過去の栄誉に良い意味で無頓着(笑)。2~3年先を見て美術・芸術ファンの期待に応えようとする社員の気風の裏返しなのかもしれません。
  • 山本が携わった台湾のライフスタイルマガジン「La Vie」主催による写真家 瀧本幹也氏とアートディレクター/グラフィックデザイナーの矢後直規氏によるトークイベントの様子。台北のランドマーク「台北101」(地上101階の超高層ビル)で開催。印象的な広告の仕事で協働するお二人のトークセッションに満員の会場のボルテージはあがり、終始熱気を帯びていました。
  • 「漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」のためにこうの史代さんが描き下ろした自画像のポスターを解説する福岡。ポスターには、こうの作品に登場してくるキャラクターが描かれています。また、展覧会を記念し、こうの作品に因んだポストカード、ペン、帽子に至るまで多彩なグッズをグッズチームが製作しました。
  • 国内外の名画コレクション「ちいさな美術館」シリーズ。ミニサイズの画集として、ポストカードとして楽しめる実用性と鑑賞性を兼ね備えており、最初のタイトルの出版から約20年にわたり続くロングセラーです。日本は上村松園、東山魁夷、平山郁夫、葛飾北斎など20名、西洋はゴッホ、モネ、ルノアール、フェルメールなど13名の画集を出版しています。
MESSAGE
代表取締役社長
片山 誠
芸術・美術領域だからこそ
出版社の枠を超えて新たな未来を創造できる。
~「この会社には可能性が溢れている」と感じた事業承継(社長就任)時~

私は5年前に青幻舎の創業者からバトンを受けて、社長に就任しました。
創業者(現会長)とは、2006~7年頃に当時私が勤めていた
出版流通企業の運営する書店イベントでご一緒したのが最初です。
当時、青幻舎の会社としての性格を決定づける
シンボリックなタイトルが立て続けに出版されており、
立ち会った出版記念イベントは大盛況でした。
その時、ステージに上がって著者と握手する創業者の姿が鮮明に記憶に残っています。
それから10年以上の時を経て再会し、
(詳細は割愛しますが…)青幻舎の事業を承継することになりました。
四半世紀以上にわたり出版マーケットがシュリンクし続けていることもあり、
多くの知り合いから「今、なぜ?」と尋ねられることがありました。
 その時答えたのは
「この会社の事業内容の詳細を知れば知るほど、可能性に溢れているから」
でした。
その思いは社長就任から5年経った今も全く変わっていません。
その可能性を広げていく上での、基盤になっている最も重要なポイントの一つは、
この会社の売上の約70%が一般の出版流通以外のチャネルから創造されていることです。
 私は編集者を経て、出版社や書籍流通企業の経営企画として、
新規事業、事業再生やM&A業務に携わった経験をもちます。
出版流通の委託制、再販制など、業界全体が右肩上がりの時代に確立された機能が、
近年の右肩下がりの市場の中で、完全に逆回転する、
業界の“地獄絵図”を、身をもって体験してきています。
そうした経験を踏まえて見た時に、この会社がもつ販売チャネルの多様性が、
どれほど大きい意味があるのか、たちどころに理解できました。
 また、大手IT企業のデジタル書籍・コンテンツ関連の
事業企画やM&Aといった業務の経験を通じて、
アート・美術書籍や関連雑貨はデジタルへの置き換えが難しい分野であること、
フィジカルなモノを扱うノウハウは異業種の企業が
一朝一夕に身に着けるのは難しいと理解していたこともあります。


~青幻舎のもつ唯一無二の独自性 その1~

では、青幻舎の出版流通チャネル以外の売上がどのようにして生まれているか?
についてお話ししていきましょう。

まず、美術館で開催される展覧会の企画を提案する機能により、
独自の販売機会を生み出しています。
美術館を訪れて頂く動機をつくり、
訪れた方々が特設会場やミュージアムショップで図録や関連書籍、雑貨を買ってくださる。
美術館のお役に立ちながら、美術ファンのニーズに応えることによって、
独自の流通チャネルを創れる出版社は、極めて限られています。
 時代の趨勢や社会的な影響を考えて、
美術館と一緒に展覧会を企画していくことは、世の中の先を見た動きであり、
青幻舎には美術界、アートの世界の仕掛けや取り組みの情報が自然と集積されていきます。
集積された情報は、展覧会に限らず書籍の企画だったり、
アーティストとの出版以外の取り組みだったりに活きてくる副次的な価値をもたらしています。
加えて、日々の営業活動を通じて美術界をリードする方々とのパイプも
太くできていることもあります。

 次に、当社のMISSIONは、「当代の芸術の存在感を顕す」ですが、
芸術の存在感を顕す手段は、書籍でも、展覧会でも、その他でも良いのです。
芸術をより身近に楽しんでもらうプロダクトとして
雑貨の企画、製作、販売機能を持っている点が2番目の独自性です。
青幻舎は商業ビルやショッピングセンターに入っている著名な雑貨チェーン店や各種専門店、
ミュージアムショップ等への独自流通チャネルを築いています。
雑貨の商品企画にあたっては、売れれば何でも良いわけでなく、
MISSIONに照らして会社のカラーにあったプロダクトをつくっています。
その継続が、出版物との相乗効果を伴って信頼を生み出し、
会社のブランド価値向上に寄与しています。
作家さん、美術館、デザインに優れたブランドをもつ企業などからの
お声がけを頂ける状況ができてきています。
MESSAGE
~青幻舎のもつ唯一無二の独自性 その2~

 3つめに、芸術・美術の領域はデジタルでは代替不可能な
リアルでフィジカルな価値を持つことです。
例えば、展覧会の入場者が記念グッズを買い求めようとしたときに、
わざわざデジタルコンテンツを買わないですよね。
その他、プレゼントとして家族や友人に贈るときなど、
人と人との対話のきっかけとなるシーンでは、
リアルなモノでないと通じないゾーンがあります。
美術出版に関わってきた我々の経験値が大いに活かせる領域です。

 4つめは、海外です。
「芸術(アート)は世界の共通言語」です。
一般書籍やコミックは翻訳版が出てライツビジネスになっていきますが、
アート書や美術書は日本で出版しているものがそのまま海外でも売れていきます。
4年前と比較して直近の海外売上高はおよそ約5倍、
当時の総売上に占める海外売上比率は1割程度であったのが、
今期の見込みでは全体の約3割程度まで大きく成長しています。
海外の需要の底堅さと可能性の大きさを実感しています。
また、当社はこの規模の会社にしては稀有なことなのですが、
ロンドンに駐在員(青幻舎インターナショナルの代表)がいることも
書籍の輸出入において強みとなっています。

 最後に、M&Aや業務提携など、外部との協業を通じた新しい事業の創出です。
日本には芸術的価値、文化的価値をもつ小さな出版社が数多くあります。
 その中には、事業承継に苦しむ会社が少なくありません。
私自身、青幻舎の事業を受け継いだ経験からできる範囲でお役に立ちたいと、
寄せられる相談に応えてきました。
 2022年11月には紫紅社を、2025年5月には青菁社を、
2026年6月には松坂(ジャズ批評社)をグループ企業とし、
その経営を引き継ぎました。
紫紅社は江戸後期から200年続く京都にある
染織工房の先代オーナーが立ち上げられた出版社で、
まさに芸術的価値をもつコンテンツを持ちながら、事業承継にご苦労されていました。
青菁社は設立から45年を経過する
自然や動物のありのままの姿を捉えた写真集を数多く刊行してきた出版社です。
シュリンクしていく業界の中で事業を継続していくことが難しくなっていました。
ジャズ批評は創刊から54年を数える老舗の隔月刊誌で、
バックナンバーを大事にしている読者の方も多いと聞いていますが、
新規読者の獲得に苦労されていました。
M&Aを行ってから、紫紅社とは過去のロングセラーのリニューアルや、
既刊をベースにした展覧会企画への展開など、新しい取り組みが形になってきています。
青菁社とも新刊マーケティングの共同展開や既刊のリニューアル検討など
新しい取り組みを始めています
ジャズ批評は過去に刊行された単行本シリーズのリニューアルや再販促などから着手し、
新規読者獲得のためにウェブ上でのコミュニティ運営など新しい取り組みを予定しています。
それぞれ各社の事情の違いはあれども、
固有のファンを持つロングセラーの著者やタイトルをお持ちでありながら、
新規の読者獲得に苦戦しているということでした。
青幻舎が事業を手助けすることで、
ブランドに新しい息を吹き込むことができると思っています。
他にも広告制作のアマナさんの出版事業部門との協業、
ドイツの世界的な大手美術書出版社であるタッシェン社との事業提携により
実現したベーシックアートシリーズの刊行、など、
様々な外部の関係先とコラボレーションして、
自社だけでは実現できないような企てを実現してきました。
今後もアート業界に関わる方々と協力したウェブメディアの立ち上げなど、
国内外の志ある個人、企業、団体の方々と連携して新しい取り組みを仕掛けていきます。


~求める人材~

5年前の社長就任後、幹部社員と何度も合宿し、
1年間かけてMISSION、VISION、VALUE(青幻舎WAY)を制定しました。
各種デジタルツールを活用したコミュニケーションの見える化、
社内データのオープン化、マーケティングを軸とした組織再編、
3年前から開始した新卒採用5か年計画をきっかけに属人化していた
各種業務の棚卸や業務手順のシステム化、など、様々な新しい施策を通じて、
制定から4年を経てカルチャーとして定着してきていると感じています。

求める人材は、MISSION、VISIONに賛同し、
青幻舎WAYをガイドとして成長を遂げたい方です。
青幻舎WAYの最後一項目は、
「自らのキャリアを育てようー社員のキャリアは社員のものです。
会社は社員のキャリアアップを支援します」です。





<プロフィール>
片山 誠
株式会社青幻舎 代表取締役社長
大学在学中より編集プロダクションにてアルバイト。
卒業後、出版社、フリーランスの編集者を経て、
出版社、大手ネット企業の経営企画、デジタルコンテンツ流通企業の取締役などを歴任。
2021年8月、創業者からの株式譲渡を受け事業を承継し、代表取締役社長に就任。
ABOUT
SEIGENSHA 
ArtPublishing,Inc.
MISSION

当代の芸術の存在感を顕す


VISION

人とアートが出会う機会を創出し、
多彩な文化が花開く社会に貢献する


VALUE_青幻舎WAY

「互いに敬意をもとう」
クリエイター、取引先、顧客、地域社会、社員同士、
常に相手への敬意をもって接しよう

「最高を目指そう」
プロフェッショナルとして常に高みを目指し自己研鑽に努めよう

「最善を尽くそう」
目の前の課題に対して、最善の方法を考え、実行しよう

「新しいことにチャレンジしよう」
まだ見ぬ新しいものに恐れず向かっていこう

「チームで仕事をしよう」
1人で抱え込まずに、チームで最高の成果を目指そう

「自らのキャリアを育てよう」
社員のキャリアは社員のものです
会社は社員のキャリアアップを支援します



CORPORATE DATA

設立:1995年10月
資本金:1000万円
売上高:連結9億7000万円(2025年9月期)
従業員数:41名(2026年6月時点)
拠点:京都本社(烏丸御池)、東京支社(神保町)、ロンドン支局
グループ会社:
株式会社青幻舎プロモーション
株式会社青幻舎インターナショナル
株式会社草紙堂
株式会社紫紅社
株式会社青菁社
株式会社松坂(ジャズ批評社)
COMPANY
会社情報
会社名 株式会社青幻舎
事業内容 「当代の芸術の存在感を顕す」をMissionに掲げ、
Vision「人とアートが出会う機会を創出し、多彩な文化が花開く社会に貢献する」を下記の事業により探求しています。
●芸術(美術、絵画、写真、デザイン、建築、工芸、文芸、美術評論、趣味・実用)に関する出版
●美術館向けの展覧会企画・運営
●芸術に関する雑貨の企画・製作・販売
●芸術に関する出版物の輸出、輸入
企業
WEBサイト
https://www.seigensha.com/
所在地 京都府京都市中京区三条通烏丸東入梅忠町9-1大同生命ビル5F
この企業は、70%以上の割合で24時間以内に応募者対応をしています。
応募へ進む
この企業は通常24時間以内に応募者対応をしています
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