こだわりをもって挑戦を続けます
17席という小さな店舗を選んだ理由は、温かいものが、冷めない距離、
お客様一人一人に自分の目がいきとどくサービスを提供したいと思ったからです。
修行中どうしたら、もっとおいしいお蕎麦を提供出来るかと考えた末、
そばの実を石臼で挽いて、挽きたての粉で打ったお蕎麦を
お客様に提供する事だと考え石臼を導入しました。
そして、もう一つのこだわりとして、
お蕎麦本来のうぐいす色の蕎麦を作りたいと考えました。
何軒かの農家から直接蕎麦の実を取り寄せ、
その中で、埼玉県の入間郡の農家のものが、
自分が探していたウグイス色の蕎麦の実だったため、
現在もこの蕎麦の実を使用し、お蕎麦を打っています。
そもそも、蕎麦屋とは、
どんな年齢層にも愛される飲食店と考えています。
その中でも中高年の方々は、
蕎麦屋酒(蕎麦屋で飲むお酒)の粋な楽しみ方をご存じだと思いますが、
若い世代にも、日本の文化や伝統を知り楽しんでもらいたいのです。
西麻布という場所がら大使館が多く、
外国人の方々にも来店して頂いているので、世界中に東京の粋を発信していきます。
これからも、こだわりを持った、おそばの甲賀の挑戦は、まだまだ続きます。