地域の人々の安心と安全のために
株式会社ふたばケアメディカル代表の石井です。
会社名である「ふたばケアメディカル」は、私の故郷である福島県双葉郡の「ふたば」から来ています。
千葉県医療技術大学校で看護を学び看護師免許を取得し様々な診療科で勤務してきました。
2011年、荒川区の総合病院で働いていた時に、東日本大震災、原発の爆発事故が発生。
何とか故郷の力になりたいと、その10日後に福島入りし、いわき市などで物資を配りながら、双葉郡大熊町の皆様が避難していた田村市総合体育館の医務室でボランティア活動を行いました。
冷え切った体育館の床に段ボールを敷いて体調を崩される人、必要な医療を受ける事が出来ない人、様々なケースを目にしました。
その時に地域医療連携や訪問看護が必要だという事を感じ、起業するに至りました。
起業後、弊社は墨田区内にて、2015年4月から地域密着型通所介護「デイサービスよのもり」を運営してまいりました。
(「よのもり」という名称も「福島の復興」という気持ちを込めて常盤線「夜ノ森駅」(福島県を代表する桜の名所です)から頂きました。)
デイサービスの運営を通じて墨田区内の高齢者の皆様と関わり、地域の実情などを肌で感じながら、訪問看護ステーションの必要性を改めて痛感いたしました。
そして地域の方々や様々な方にご協力などいただきながら、2021年4月に新たに「FCM訪問看護ステーションすみだ」を開設する運びとなりました。
ステーション名の「FCM」とは、社名の【Futaba Care Medical】そして、未来は私たちが作って行くという意味を込めて、【Future Can be Make】の頭文字を取って「FCM」とし、意味を持たせています。
これからも地域のニーズに応え続け、私たちが未来を作っていく、そんな気概を持って事業に取り組んでいきたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。