社会の理不尽に挑みたい。

寂しい思いをしている子どもに自分で出来ることは少ない、
仕事と子育てで一生懸命な親にもどうしようもない状況がある

支え合えたら、目の前の幸せに気がつくことが出来るはず。

とある、お母さんから、聞きました。
「もう、これ以上、頑張らないで。」
ぎゅぅって、抱きつかれながら、聞えないくらいの小声で「ごめんね、ママ、僕の、せい。。。」
智也に言われて、涙が溢れた日が、昨日の様です。

もうすぐ保育園を卒業して、やっと小学生、ようやく小学生、ホントによくここまでよく頑張ってこれた。仕事で迷惑かけたり、保育園の先生に助けられたり、智也にも色々と我慢させたこともあった。
けど、子育てと、仕事と、家事と、なんとか、かんとかして、ここまで来れた。小学校になったら全てが楽になるなんてことを思っていたわけではないけど、自分で出来ることも増えたし、毎日元気に行っていたし、成長を感じていた、このまま行けばきっと、大丈夫！そう思っていた。そう信じたかった。

でも、もう無理。本当に無理。めったに泣かない、ダダをこねない、世間で言う良い子の智也が、しくしく泣いて「学校にも学童にも、本当は行きたくない。ごめんね、ママ、僕のせい。。。」
そう言われて、・・・頭が真っ白。。。
満開の桜の木の下で家族３人で一緒に撮影した小学校の入学式から、１カ月後のゴールデンウイーク最終日の夜のことでした。

智也が生まれてから、ずっと、一番大切なもののために必死にやって来たはず。
仕事も家事も子育ても。

でも、まあまあ、大切な、抱えきれないほど沢山のことを選ぶしかなくて、それをこなしてきたら、ほんとうに、本当は、一番大切にしたかったことを、ないがしろにして来たかも知れない。

でも、そんなこと言ったって、現実を目の前に突きつけられて、仕方がなかった。
でも、ほんとうに、ホントは、仕方がなくなかったのかも知れない。。。
智也の「ごめんね、ママ、僕の、せい。。。」ってかすれそうな小声を聞いた時、もうどうして良いか分からなくなりました。

はなまる学習会っていう進学塾の有名な高濱先生がTVで言ってた。
子育てで一番大切なこととは！ 「〇○○」
子どもの興味を育てる、やる気を伸ばす、チャレンジ精神を育む、などなど、ではありません！
何よりも一番大切なのは、お母さんの笑顔（笑顔でいられる環境）。って言ってた。
だったら、誰か助けてよ！！！って叫びそうになったのを思い出しました。

で、ダメもとで、でも、必死で探したんです。そしたら、見つかって。最初から探しとけば良かった！

でも、そらから、３カ月後、智也は、毎日、小学校も学童へ行くのが楽しみです。なんなら、学校より学童の方が楽しみにしているみたいです。仕事が早く終わって、早めにお迎えに行くと、「もっと、遅く来て！」と言われる始末（笑）。

帰宅したら、宿題は〇付けから音読のチェックまで、全部終わっているし、残業の時は夕食も食べさせて貰えるし、迎えに行くのが大変な時は自宅まで送迎して貰えるし、だから、智也の話を聞いてあげる時間と心の余裕が、今はあります。習い事顔負けの体験型カリキュラムが毎日ぎっしりだから土日に詰め込んでいた習い事も減らして、おかげで家族3人でゆっくり過ごす時間が出来てます。

「今日は、ペットボトルに不思議な液体（メタノール）を入れてロケットを飛ばす実験をした。穴が２個の時が一番遠くまで飛んで、１個でも４個でもダメなんだ！なぜだかわかる？ママ！」
今日は、ポンデリングを作ったんだ。今度、ママにも作ってあげる。ついでに夕食も手伝ってあげるよ！
今日は、撮影の人が来て僕の描いた画を映してくれたんだ。イギリスとかスペインとか外国の子どもにビデオレター送るんだよ！すごいでしょ。僕、世界中に友達作るんだ！
今日は、学校でイヤなことがあったんだ、だから、学童でもじっとしてたんだ。そうしたら、杉ちゃん（指導員）が、「今日は、元気ないね？どうしたの？」「その顔は、何かイヤなことがあった顔だな！」「友達とケンカした？先生に叱られたて」って、見てないはずなのに当てるんだよ。なんでわかったのかな？
とこんな調子で、毎日、その日の様子を聞く余裕が出来ています。
ぶっちゃけ、ようやってはるなぁ。。指導員のみなさん。少人数制とは言え、それなにに人数いるのに、毎日色んなことと、それにちゃんとうちの子のことをよく見てくれているし、みなさん楽しそうにお迎えの時にその日のことを話してくれて、聞く話でびっくりすることも少ないくないです。私が言うのも変ですが、まるで親みたい（笑）
そんな所です。本当に我が家にとっての大切な「第二のおうち」です。
なんか、親では出来ないフォローを沢山して貰っているし、こんなにも沢山のいろいろな体験を親だけでさせてあげるなんて、絶対無理だし、沢山の親に愛されて育っていってくれている、あっとホームだし、だけど、単なるあっとホームではない。



【おうち学童_代表_馬渕紀彦のプロフィール】

⼤阪府出⾝。関⻄⼤学⼤学院⼯学研究科機械⼯学専修博⼠課程前期課程修了
（修⼠）。⼤学時代、NHK のロボットコンテストで優勝。⼤学院では階段昇降が
可能な⾞椅⼦型ロボットの研究を国際学会で発表。 創意⼯夫と粘り強さで
課題を解決し、⼈から喜んでもらえる事が原動⼒。大手エンジニアリング会社で 20 
年以上、環境・エネルギーのエンジ⼆ア、マネージャーに従事。200 億円規
模のプロジェクトの取りまとめ、新規事業チームのリーダーを歴任。震災復興
の電源導⼊案件では社⻑賞を受賞。海外経験は 17 ⼒国、渡航は 120 回以
上。豊かな国際感覚を⾝につけ、社会の⼟台であるインフラ事業で活躍。
2012 年、私財を投じ NPO 活動として体験型学童保育「おうち学童」を開設。学童
保育の運営者として、⼆⼈の娘の⽗として延べ 1000 名以上のワーキングマザ
ーの悩みに向き合う。早稲⽥摂陵中学校・⾼等学校の講師を招いた科学実験やお
仕事体験プログラムなど 325 種類、延べ 1500 回の体験型⼒リキュラムを実施。対
象校区（中条⼩学校）でシェア NO.1 を誇る。コミュ⼆ケーション能⼒と創造性を
主軸に据え、⼦どものチャレンジする環境を⽣み出し続ける。児童数20名という
少⼈ 数でも⿊字化が可能な再現性ある仕組みを構築し、地域密着社会課題解決
型ビジ ネスとして注⽬を集める。フルタイムで働く⺟親、看護師や医師など医
療関係のシフト制勤務で働く⺟親の⼼強い味⽅。「親ですら気づいていなかっ
た才能を開花させてもらえた︕」「社会性もすごく⾝についている」「温かい⼿作りの⼣
⾷を選べるのがありがたい」など、喜びの声が多数届く。
「⼟台を育め︕」という信念のもと、未来を担う⼦ども達がこれからの変化の時
代を⽣き抜く上で必要な「⼼の⼟台」を育み、家族が安⼼して暮らせる社会
の⼟台作りに勢⼒を注ぐ。
塾とも習い事教室とも異なる新しい⼈材育成事業として⼤⼿塾、不動産会
社、スポーツ教育会社など様々な業種か ら視察依頼が⼊るなど、新規事業の選択
服、社会貢献事業として注⽬も⾼い。（⼀社）シェアブレインビジネススクールに
てシェアオブザイヤー2012 社会起業部⾨最優秀賞受賞。2018 年、講演家 鴨頭
義⼈⽒の個⼈コンサルを経て、2次予選を勝ち抜いて全国志ビジネスプレゼンテーシ
ョン⼤会全国⼤会出場。2019 年、神⽥昌典⽒主宰する実践の会（ライフリフ
ト）成果発表会で MVP（最優秀賞）、2020年、分野横断的な変⾰リーダーを表
彰するクロスセクター・リーダーズアワードで優秀賞。2019 年、ノーベル平和賞
の受賞者で、ソーシャルビジネスの世界⼀の権威ムハマド・ユヌス博⼠への直接プレ
ゼン者に選抜され、おうち学童のビジネスモデルに対し、「複数の課題を組合せで解
決する素晴らしいソーシャルビジネスだ」との評価を頂き今後の展開が期待される。
⽴命館⼤学のサービスラー⼆ングの授業で地域密着の取り組み成功事例の講
師、⽂京学院⼤学 社会課題解決オンライン・インターンシッププログラム講
師。2020年11⽉よりFM千⾥にて毎週おうち学童のラジオ番組のパーソナリ
ティーを担当。おうち学童の活動を全国に拡げるために、誰でも運営出来る
おうち学童の仕組みを学ぶ実践型スクールの⽴ち上げとライセンスオーナー
の募集を開始し、多店舗展開に奔⾛している。