そらのまちほいくえんは2018年4月、
鹿児島の天文館に開園しました。
姉妹園である霧島市のひより保育園と同じく
『こどもたちの親友でありたい』という方針で、
子どもも大人も日々の暮らしのなかで
学び合いや響き合いがあるような場所を
つくっていきます。
保育園は人間形成の土台となる時期を過ごす
非常に大事なところです。
だからこそ、魅力的な大人と出会い、
多様な価値観に触れ、大人も一緒に考え、
色んなことに挑戦していく。
そして、天文館という多くの人や物が
行き交う場所だからこそ、
日常にたくさんの働く大人の姿を
散りばめることで、
ひとりの人として尊重されて育っていく。
そらのまちほいくえんは、こどもたちにとって
そんな場所であり続けたいと思っています。
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食べることは、生きること。
丁寧に作られた食材を、心をこめて調理し、食べる。単に私たちの体は食べたもので作られているという意味にとどまりません。
人と協力すること、段取りをすること、小さな怪我から学ぶこと、人をもてなすこと、全体の動きを見てふるまうこと、譲り合うこと、自分の意見をうまく伝えること。
準備、調理、片付け、企画などを通して、さまざまな経験をし、「生きる力」を養っていきます。
給食の味噌汁のお味噌は、毎月子ども達が仕込んでいます。
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厨房の様子が常に見えるように設計することで、園児の食に対する興味を掻き立てるだけでなく、厨房スタッフとのコミュニケーションを通じて、「大切にされている」「愛されている」という記憶の土台を形成します。
実際、当園では「家では食べない野菜を残さずに食べる」といった声を頂いています。子どもたちの「おいしい」の声が、丁寧に調理する意識や整理整頓する習慣づけにもつながっています。