私たちは小中高生を対象とした学習塾。塾の本分は生徒の学力向上です。ところが学力はテストで測定されてしまうために、時として悲劇の源にもなります。目先のテストの点だけが取れるような「効率的な」勉強をさせてしまうと、きちんとした学力がつかないままに次の学校に進学してしまい、そこで落ちこぼれてしまうのです。
それで塾としての責任を果たしたと言えるでしょうか。
それに対して、私たちが目指すのは「塾を卒業した後に花開く力」の育成です。集団授業を軸としながらも、生徒1人1人の抱える課題と向き合った真摯な指導で「卒業後も役立つ力で、目先のテストの成績も上げる」ということにこだわっています。
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私たちは2002年、高校生専門の進学塾として創業しました。様々な生徒を指導するうちに、地元ではトップ校とされるような高校に通う生徒であっても、驚くほど脆弱な学力しか持っていない場合があることに気づきました。中学時代はそれで通用していたからこそトップ校に入学できたのです。でも彼らは「中学時代のテストにしか対応できない考え方」を身に付けてしまったために、高校生になってから苦しんだのです。
私たちはそういう高校生たちの勉強に対する姿勢・考え方を修正する一方、さらに早い段階からの教育を施すことでより多くの生徒の学力を向上させられるのではないかと考えました。そうして誕生したのがコムタス進学セミナー中学生科・小学生科です。
今では個別指導部門コンパスも加え、より多岐にわたる小中高生のニーズに応えることができるようになりました。
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集団授業か個別指導か。生授業か映像授業か。塾なのか通信添削なのか。私たちはそのような二項対立にはあまり意味がないと考えます。最終的な目標である「変化の激しい世の中を力強く主体的に生きていけるよう、学力を通して塾生を育成すること」を達成するために、採算を合わせながら各種の指導を採り入れています。
先々のことを考えると集団の中で学べる体質になった方がよいですから、集団授業が軸になってはいます。ですが必要に応じて個別指導を併用したり、映像授業による学習コースを設定したり、復習ノートの添削をしたり、スタッフの発案で自由自在に新しい指導が生まれていきます。
地方都市の塾ではありますが、教育や学習の最先端の情報を仕入れ、時代のニーズに合った教育サービスを提供します。私たちはこれからも誠意を持って、塾生1人1人の学力向上のために真摯に務めます。