『水鏡せると伝ふる 天神のみあしのあとに 千鳥群れ飛ぶ(菅原道真公)』
菅原道真公の故事にちなんだ和歌から縁起のよい鳥である千鳥を屋号に戴き千鳥屋はうまれました。
千鳥屋の創業は寛永七年、西暦1630年。
そのルーツは、当時最先端だった長崎の南蛮文化を日本に伝えた、長崎街道が通る佐賀まで遡ります。
千鳥屋では、さらしにさらした極上の白餡を南蛮伝来のカステラ生地で包み、電気窯で黄金色に焼き上げた千鳥饅頭を中心に、かすていら、丸ボーロ、そしてチロリアンなど、主に南蛮菓子をルーツとするお菓子に創意工夫を加え、
独創的でオリジナリティ溢れる商品を、安心安全で厳選された原材料のみを使用して製造しております。
千鳥屋は時代に流されず、時代の波に乗ってポルトガル、長崎、佐賀そして福岡へ。
真心を形に、何よりもお客様と社会の笑顔のために縁起を担ぐ鳥、千鳥にあやかって、
縁起の良いお菓子屋を目指しています。
それを実現するための千鳥屋の基本理念は
「売り手良し 買い手様良し 世間様良し」
これをもって三方良しとする。この一言につきます。
『千鳥屋 三方良しの理念』
◎売り手良し◎
お菓子を製造するに当たっては愛を込め
接客するに当たっては真心と誠意を込め
売って悔やむような取引を商売の極意とせよ
◎買い手様良し◎
お客様、お取引様には頂戴した御代以上の価値を提供し顧客満足を高める努力をせよ
◎世間様良し◎
世間様良しとは一言で言えば社会貢献そのものである。社会貢献の実践の基盤をなす考え方、それは企業の存続である。
社会の一員として商売を行う我々の営業活動が、社会を益しているという信念を持ち、正直に公正に人として正しいことを行い、 世間様から企業としての存在を認めて頂く。
利益をどのように使うかではなく、どのように利益を挙げているかに重きを置くことが、
正に本業を通じて社会に貢献するという理念である
以上のことを当たり前に実践できる企業に成るために千鳥屋全員が一丸となり努力せよ
原田 政雄