必要とされる存在を目指して、業界に新しい風を
当社は、2006年に三興製鋼と向山工場という2つの電炉メーカーの
共同販売会社として設立されました。三興製鋼の鈴木一郎氏、
向山工場の向山勝氏が築き上げた信頼関係をベースにして、
会社存続への願いと業界を良くしたいという強い想いを成し遂げる為の決断でした。
この二人の意志は『電炉メーカーを強くして、鉄筋業界の発展に貢献する』という
私たちのミッション(使命)の礎となっています。
ウインファーストという鉄筋業界らしくない社名は、認知の少ない設立当初は
お客様に電話しても居留守を使われてしまうなど困惑することもありました。
しかし、現在では業界での認知も定着し、
向山勝氏の勝(ウイン)と鈴木一郎氏の一(ファースト)を由来とする社名に、
社員一同誇りと愛着を持っています。
当社では、年間およそ60万トンの鉄筋を供給しています。
鉄筋はマンション・病院・学校などの建物から、道路・橋脚・ダムなどの
社会インフラに至るまで様々な用途でその骨格を支える役割を担っています。
ありがたいことに、関東市場で約20%、細物鉄筋というカテゴリでは
約40%のシェアを誇っています。
大きなシェアを獲得すると同時に、鉄筋業界に貢献すべき重い責任も
背負っていると認識しています。
ESGやSDGsといった複雑化する社会課題への対応も求められるこれからは、
鉄筋の供給にとどまらず、労働力不足に対応するための新しい工法の開発・提案や、
業界全体として業務効率化を推進するためのDXについても取り組みを広げ、
鉄筋業界の発展に貢献していきます。
また、鉄筋を製造する際の製鉄技術(電炉)は従来の製鉄技術(高炉)に比べ、
製造時のCO2排出量が10分の1程度と言われており、
環境にやさしい製品として注目されています。
今後も当社では、失敗を恐れずにあらゆる革新に挑み、
さらなるCO2削減や省エネルギー化を図り、人と環境にやさしい製品づくりを
推進することで『より良い地球環境と労働環境を次世代に繋ぐ』という
当社のパーパス(会社目的)の達成に取り組んでいきます。
そして、当社のビジョン『WFに関わる全ての人をHAPPYに!』の思いを大切にしながら、
『鉄筋業界のソリューションカンパニー』を目指します。
そのためには、社員一同、お客様のニーズを聴くことを怠らず、
情報と想いの発信を怖がらず、思いやりを忘れないで、
より良い世界に進むことを諦めずに、挑戦し続けなければなりません。
WFにはそうした思いを共有し、共に挑戦できる仲間がいます。
これから仲間に加わる皆さんとも、より大きな挑戦ができることを楽しみにしています。
これからの時代を支えるのは、これからの時代を生きていく皆さんです。
共に、より良い地球環境と労働環境を創造しながら、
業界に必要とされる存在を目指しましょう!