「リサイクリング」とは資源循環の輪(ring)、そして現在進行形(~ing)の意味です。
私たちはこの「リサイクリング」を通して温暖化の進んだ現在の地球環境を改善し、
子孫代々未来永劫に地球上で快適に暮らせる環境を創ることを使命としております。
昭和22年5月設立の当社は、昭和59年3月に東京都江東区木場から新木場へ移転し、界隈の合板工場や製材所から発生する木材端材を原料に住宅建材のパーティクルボードを製造していました。やがて、新木場やその周辺から木材を取り扱う会社が減るにつれ、原材料の確保が困難に
なり、「もったいない」と着目したのが木質廃棄物です。平成3年、日本で初めて木質廃棄物直接処理によるパーティクルボードの製造をスタートし、ボード業界のパイオニアとして躍進してまいりました。平成12年の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」改定の後押しもあり、現在では
マンション現場にパーティクルボードを納め、同時に木質廃棄物を回収、それを工場に持ち帰ってパーティクルボードに再生させ、また建設現場へ戻すという循環の輪を構築するまでに至っております。取引企業様にも、当社の「もったいない」の発想と「木質廃棄物はまだつかえるのでは
ないか、我々はそれをマテリアルリサイクルすることを最優先すべきではないか」という考え方に
ご賛同いただき、地球環境負荷の低減に繋がるこの取組みにご参加いただいております。
私たちは木質廃棄物を再生し、新たな木材製品価値を環境負荷の低減と共に生み出しています。
地球上に存在する樹木や木材の絶対量を増やし続け、地球温暖化改善に繋げていきます。