食料品、酒類、輸入食品の総合卸売業を営む当社は戦前の昭和8年(1933年)に儀間雑貨店として創業し、当時はまちやぐゎー(地域の商店)が主な卸し先でした。「商業を通じて、地域社会に貢献する」という確固たる企業理念は、今も脈々と受け継がれています。
人々の生活に欠かせない商品を供給する卸売業は、今も昔も“社会インフラ”の一つです。
特に離島県である沖縄では問屋の社会的な存在意義はより大きくなります。当社は先島を含めて県内の各離島への流通網を築いているほか、台風が襲来すると物流が滞る恐れがあるため、台風シーズンには在庫を多めに確保するなどして県民生活を土台から支えています。
90年を超える当社の歩みは、沖縄の歴史と共にあったと言っても過言ではありません。
戦後の米国統治下では、日本本土から仕入れる商品の総代理店となって安定した物流体制を築き、輸入製品も多く扱いました。本土復帰後は量販店が増加して商流が劇的に変化したり、消費者ニーズが刻一刻と変化したりする中、生産メーカーと小売流通業の皆様、地域社会の役に立ちたいという強い思いから、時代の変遷に柔軟かつ迅速な対応を心掛けてきました。
昭和59年(1984年)には受注業務の完全システム化に踏み切り、全セールスにハンディターミナル(データ入力端末)を導入。さらにグループ内で食料品や雑貨、お酒などを取り扱い、トラック1台で様々な商品を店舗に届けられる強みを生かし、取扱量を増やしていきました。
当社はもう少しで“100年企業”となりますが、これからも果たすべき使命は変わりません。地域社会との調和を基本に、時代のニーズに応え続け、沖縄の地域社会に貢献するという企業精神を未来へ受け継いでいきます。
お役に立ちます、明日のあなたに。
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当社は、平成5年ジーマグループの一員として設立されて以来、沖縄県全島を網羅し県民の食品・日用雑貨の運送に努めてまいりました。平成9年4月、第一種利用運送事業の認可を受け、メーカーから販売店へと一貫した効率的な運送システムを確立しています。
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私たちは沖縄の豊かな文化と地域社会の発展を支える使命を担っています。
創業100年を目前に控え、今こそ新たな挑戦と革新を共に進める新しい仲間を求めています。
商品の魅力を伝え、信頼関係を築き上げる仕事は簡単ではありませんが、その分、大きなやり
がいと達成感を味わうことができます。
地域に根ざした価値を提供するやりがいを、私たちと一緒に感じてみませんか?