慣れ親しんだ自宅で過ごす、大切な時間のために。
私が病棟看護師として働いていたとき、「自宅に退院したいのに自宅に戻れない」という利用者さん(患者さん)のリアルな声を聞く機会が多くありました。
しかし病棟で働いている限りは、病院の中で退院指導をしていくことしか退院後の生活に関わることが出来なかったのです。とても歯がゆい日々でした。
その後、ご縁があって入社した地域密着型の工務店・株式会社SOZO(もか訪問看護ステーションのグループ企業)での勤務をする中で、「これまで培ってきた医療の分野で、地域の方々のお役に立ちたい!」という想いが、再び強くなってきました。
新型コロナウイルスの感染が広がり、人々が「自宅で過ごす」ということの意味を改めて見つめ直していた2022年。このタイミングで、株式会社モカ(もか訪問看護ステーション)を設立させていただきました。
人生100年時代。老い、病気、障がいは、長い年月を生きていく上では避けられないものです。
そんな時代にこそ、一人ひとりの方に自宅という特別な場所で「自分の人生」を生きていただきたい。
利用者さんに寄り添い、一人ひとりの生活の場を支えることでその実現をするために、私たちは訪問看護サービスの提供を行っています。
「訪問看護を頼んだその日から、住み慣れた家がもっと快適になった」
これまで携わらせていただいた利用者さん、ご家族の方から、何度となくこのような嬉しいお言葉をいただいてきました。
グループ企業の株式会社SOZOとも連携し、医療だけではなく住まいも含めて、ひとつの窓口で生活のお困りごとを解決していくために、力を尽くしていきます。