1本の糸で無数のループで編む(KNIT)
無限の可能性を持つ
自由で美しいものづくり
そもそも「ニット」とは「編む(KNIT)」技法で編み物の総称でニットと呼ばれることもあります。
1本の糸で輪(ループ)を連続させた編まれた生地のことでニットは「素材」なのです。
糸(繊維)は動物繊維・植物繊維・化学繊維と大きく3つに分けることができ、
この3つの下に絹や羊毛、綿や麻、レーヨンやナイロンといった数えきれないほどの種類があります。
しかもその数えきれないほど種類に色と太さが加わるととてつもない数になります。
編み方はジャガード、天竺、スムース、リブなど数十種類、これを場所によって変えたり組み合わせることによって相当数のバリエーションを生むことができます。
さらにニットいう素材を決定付けるのは「糸」「編み方」そして「ゲージ」です。
ゲージ(G)は1インチ(約2.54cm)の間に何本の編み針で編むか。で、ニットの表情を決めると言われます。
ゲージは1.5から20まであり、数字が大きくなるほど編み目は細かくなりニットの厚みは薄くなります。
私たちは「1本の糸」から「編み方」と「ゲージ」で生地を作りながら製品を作ります。
ですので、
1本の糸から何ができる? と問われると 何でもできます と答えます。
糸 × 編み方 × ゲージ = 無限の可能性 なのです。
今はニットというと衣類(アパレル)をイメージしがちですが、
ニットは素材ですので何にでも応用、転用できると考えています。
私たちは既成概念や固定概念にとらわれない
無限の彼末威を持つ自由で美しいものづくりをしています