技術力だけではなく、人間力も磨いてほしい
~2025年のIOT時代に向け、"検証"はますます注目される重要分野に~
突然ですが、俳諧または俳句に関する論議や論評を「俳論」といいます。その俳論用語に「不易流行」という四字熟語があります。有名な松尾芭蕉が提唱した思想です。意味は、いつまでも変化しない「不易」と常に変化を重ねていく「流行」が、一見相反するように見えて実は同じである。もう少しわかり易く言うと「いつまでも変化しない本質的な物の中にも、新しさを取り入れて変化していく」という考え方です。
iTestでは、この「不易」に当たるところが「人間性」や「勤勉性」の向上、「流行」に当たるところが、「事業」や「技術」、「商品」であると考えております。まず、「人間性」や「勤勉性」のwill(意思、意欲)を育て、自立してから、「技術」skillを伸ばすことが重要だと考えております。ともすれば「技術」だけ習得すればよいという考え方のアンチテーゼです。つまり、「技術の前に人ありき」だと考えております。木に例えるなら根っこの部分をきちんと作ってから幹を成長させていく感じです。iTestが考える社員教育には「知っている」「分かる」「出来る」の3つの段階があります。「知っている」は新しい知識を勉強した段階、「分かる」は知っていることについて課題や疑問点を見出しさらに勉強することで解決した段階、「出来る」は分かることについて活用・応用できる段階です。受身の状態から自分から進んで行動できる状態へ成長してもらう必要があります。
和気あいあいとした風通しの良い社風なので、自分で考え動くことが出来る人なら自由に、使命感と責任感を持って、自らの想いやアイデアを存分に活かすチャンスがたくさんあります。その中で積極的に発信し、周りも巻き込みながら成長していって下さい。
経済産業省は「信頼性向上のための組込みシステムの標準化と検証の高度化」を指針として掲げました。2025年のIOT時代に向け、検証はこれからますます注目される重要な分野になります。面白い、楽しいと感じながら専門領域を深め、10年後、20年後のiTestを一緒に支えていってくれる人を求めています。皆様のご応募お待ちしております。