代表挨拶
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
私は建築の技術者です。中堅ゼネコンの現場・技術部を経て、どうしても起業したい気持ちを抑えられず、ちょうど社会人10年目でサラリーマン生活にピリオドを打ちました。
脱サラとはかっこよく聞こえますが、前職の退職直後は無計画のため失業を味わいました。仕事をしたくても仕事がないという不安はつらいものです。
その後、大手派遣会社の建築系派遣社員として6年働き、今から12年前にようやく小さいながらも自分の城を築けました。
同業者の方とお話しする機会が多いのですが、技術者で派遣経験がある経営者は私ぐらいなものです。
その身を持って学んだ経験を踏まえて、お客様や社員の方々にはできるだけ細やかな配慮をしていきたいと考えております。
設立から12年、ここまでは決して順風満帆とはいえませんでした。しかし、ピンチのたびに関係者の方々に助けていただきました。深く感謝申し上げます。
私はこうした経験の中から、人とのつながりの大切さと、この仕事をする大きな意義を感じ取りました。
技術とは「知識」「経験」「やる気」の輪の重なり合う部分だと言われています。
私は、当社がこれから先も「人をもって建設業に貢献していく」ためには、社員の「知識」「経験」の輪を大きくしていくための教育・育成カリキュラムを充実させていくと同時に、社員の働く喜びを最大限に引き出し「やる気」の輪を膨らませていく会社にすべきであると考えています。
精一杯やらせていただきます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。