MOMO NATURALで販売している家具のほとんどは、自社FACTORY(岡山県)で製造しています。
長い年月の中で、ゆっくりと育った木々。森から分けてもらう木材の風合いを最大限に生かし、大きさや手ざわり、使いやすさ、取っ手などの細部のディテールを大切にした家具作り。そこには、過度なデザインも装飾もありませんが、時代の流行に左右されるよりも、何年も愛されつづける商品を製造し、販売し続けたいという願いにあります。
家具製造業では創業70年になりますが、直販事業(Shop)は、自由が丘に1号店をOPENして25年目になります。
現在、関東5店・関西2店・愛知に各1店の計8店舗です。箱物(収納)家具の製造を主とする工場のため、開店当初は一部しかなかったソファ・テーブル・チェア・照明なども今ではすべてオリジナル商品で構成しています。
それもひとえに、今売れているモノや用途に合わせた家具を販売するのではなく、『居心地の良い空間』 早く帰りたくなるような部屋作りのお手伝いこそが、我々の仕事だと思っているからです。
小さいころ自分の部屋を模様替えした記憶はありませんか? 勉強机の向きを変えただけでなんだかやる気になった想いが、この仕事に携わっているからこそ大切なところだと思います。
MOMO HOUSE(家具卸事業)がスタートしたのは25年前、当時のコンセプトは、1,000人の人に買ってもらえる家具よりも、1人の人が本当に喜んで長く使ってもらえる家具作りでした。現在も同じデザイン、価格で販売しているシリーズもありますし、当時より改良が重ねられたものも少なくありません。もちろんShopを始めた頃より取り扱っている雑貨も多くあります。
MOMO NATURALは、決して時代のパイオニアと言われる存在を目指すわけではありません。
訪れたら、何故かほっとする場所、永遠のスタンダードだと感じてもらえるお店になれるよう志しています。
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岡山県の東を滔々と流れる吉井川、その流域にある久米郡 美咲町が、モモナチュラルのふるさとです。空を見上げると鳥がさえずり、風がどこまでも続く木々をやさしく揺らしている、そんな豊かな自然に囲まれたこの場所で、ある一家の家業として、家具つくりはスタートしました。
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家具が、長い年月をかけて育った木からつくられるように、ものづくりに込めたメッセージも時間をかけ、年輪を重ねていくことで、太くしっかりと育っていくようです。
今では工場も大きくなり、全国にお店も増えていきましたが、はじまりは「幸せの箱を届けたい」という純粋な想いでした。
その想いは今も、モモナチュラルスタッフ全員のスピリットとして、大切に受け継がれています。