★最初はうまくいかなくて当然。地道に積み重ねた努力が、急に花開くおもしろい仕事です★

■入社の決め手を教えてください

地元である加古川や姫路を中心に就職先を探していました。父が電気工事士だったため、この業界はもともと身近に感じていたことと、なんとなく営業がしたいという思いがあり、小林電工の説明会に参加しました。そこには当時の社長の姿があり、仕事に対する熱意に心を動かされました。生活に必要不可欠な電気を通じ、地域社会に貢献できる会社を目指したいという気持ちに共感できたんです。ここでならきっと、充実した毎日が送れ、自身の成長にもつながると直感し、入社を希望しました。今は当時の社長は引退していますが、現在の社長も普段から距離が近く、自ら歩み寄ってくださり、若手の意見も取り入れてもらえます。みんなで一丸となって目標に向かっている社風が自慢です。

■現在の仕事内容は？

電気工事に関する材料や家電を、電気工事店に提案する仕事です。地域に根付いた、昔ながらの小さな電気屋さんというとイメージしやすいかもしれません。倉庫を完備している場合は納品し、大きな商材に関しては現場まで運搬。作業着とヘルメット姿でそのまま打ち合わせ、といったケースも少なくありません。時には工務店向けに、照明器具や配線器具などを案内することもあります。日頃から心掛けているのは、かゆい所に手が届く存在でいられること。お客様の求めるニーズを正確にキャッチし、さまざまな選択肢の中から最適なものをチョイス。もちろん商材のスペックだけでなく、納期への配慮も必要です。万一、アクシデントが発生した時もすかさず代替案を提示し、工事がいかに円滑に進むかを軸に考え、行動しています。現場であらゆる業者と話す機会も多く、一人ひとりの仕事が電気につながっていることを身に染みて感じられますよ。

■うれしかったこと、やりがいを感じるときはどんなときですか？

苦労する場面もありますが、その過程をお客様と共有し、仕事を成し遂げた時は達成感があります。トラブルが起きても別の方法で乗り越え、予算も納期もうまくおさめられた時の喜びはひとしおです。その積み重ねで信頼関係を築くことができ、新規の紹介に繋がったりします。お客様とは、持ちつ持たれつの関係なんです。商品の在庫がなくて困ったらお借りしますし、空調工事に対応できないお客様には、得意なお客様を紹介するなんてことも。単にモノを売るだけでなく、プラスアルファの価値を生み出すことで、営業していても毎日おもしろいです。正直、入社してしばらくは、目の前のことをこなすのに必死で、周りがうらやましいと嘆くこともありました。でもある時、これまで地道にやってきたことが結果に現れ始め、これまでの努力が無駄ではなかったことを実感しました。それに、尊敬できる上司や先輩に恵まれていることも、モチベーションの一つになっています。

★粘り強く訪問して途絶えていた取引を再開できた時、大きなやりがいを感じました★

■入社の決め手を教えてください

大学時代は歴史学科という珍しい学部に所属していたこともあり、なかなか仕事と結びつかず、就職活動は苦労の連続でした。もともと人と話すことが好きだったこともあり、希望は営業職。範囲は近畿圏内で探していたところ、エージェントに紹介してもらったのが小林電工です。売上100億円企業、そして創業100年を目指す「Forward100」というビジョンに興味をもち、選考に進みました。面接だけでなく説明会でも当時の社長と接する機会があり、“目標を達成するための主戦力になって欲しい”という熱い想いに心を動かされました。また、「デンザイプラス」というコンセプトに基づき、営業社員ごとに特色を発揮できるという考えも理想とマッチ。もちろん、自分だけのカラーを見つけることは決して容易ではありませんが、それを模索しながら働けるということは、社員一人ひとりを尊重してくれる環境に違いないと感じ、入社を決めました。

■現在の仕事内容は？

営業担当として、町の電気屋さんや電気工事に関わるお客様に、電材商品の提案を行っています。入社3年目を迎え、時には先輩に手を借りながらも大体のことは一人で遂行できるようになりました。現在担当しているのは約100社。頻繁に取引のあるお客様の元へはほぼ毎日顔を出し、多い時は1日20社ほどを訪問しています。ご注文いただいた商品を納品するのも大切な仕事のひとつ。そのタイミングで季節商材や新商品の情報を提供することも少なくありません。普段から心掛けているのは、決して見切り発車をしないこと。商品知識においてもまだまだ足りない部分があるので、少しでも気になる点があれば、持ち帰って精査するようにしています。経験値の面からしても、逆にお客様から教えていただくことも正直多いんです。大変だと感じるのは、複数の案件が並行している時。突発的な出来事にも備えつつ、効率を意識しながら事前に段取りを組むようにしています。

■うれしかったこと、やりがいを感じるときはどんなときですか？

取引が途絶えていたお客様の元に足繁く通い、取引を再開できた時は大きなやりがいを感じました。上司からの後押しもあり、最初は挨拶程度から、徐々に権限のある方と接点をもち、見積りから契約へ。おかげさまで、その後も継続して取引をさせていただいています。また、メーカーと同行して商談を進め、受注に繋がった時は、格別の達成感があります。メーカーとの信頼関係も深くなる気がするんです。他にも、何気ない会話の中で「よく頑張ってるね」「いつもありがとう」といった言葉を頂戴したり、年1回の展示会にたくさんのお客様にご来場いただいたりと、喜びを感じられる瞬間は多々あります。そして何より、人間関係の良さが自慢のひとつ。先輩方のサポートが手厚く、忙しそうな時でも真摯に質問に答えてくれます。この4月からは僕にも後輩ができたので、同じように良い影響を与えたいですね。ゆくゆくは、30歳までに主任になることが今後の目標です。