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退職する前にまとめて有給消化したい

6ヶ月以上勤務して、全労働日の8割以上出勤すれば付与される有給休暇。せっかく有給休暇の権利を手にしたのに、日々の仕事に忙殺されて取得できないという方も多いのではないでしょうか。

 

転職先が決まり、退職しようと思ったときに「有給が何十日も貯まっているんだけど…」というケースも大いにありえます。その場合、退職前に有給をまとめて消化することは可能なのでしょうか?一緒に考えてみましょう。

 

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退職時にまとめて有給消化を申請して、断られることってあるの?

ひらたく言えば、有給とは休まず働いたことで得られる権利。行使すること自体に後ろめたさを感じる必要はありません。しかし、実際に退職を申し出るタイミングで有給消化を申請しても「上司に取得を拒否されてしまった…」という人がいるのも事実。

 

もちろん、「権利なんです!」と貫き通すことはできますが、退職後に上司や会社との関係が険悪になってしまうのは避けたいですよね。だからといって、泣き寝入りはしたくない!では、退職時にまとめて有給を取得するためには、何に気をつければいいのでしょう?

退職時にまとめて有給消化をしたければ、事前準備が大切。

ポイントは、ずばり事前準備です。まず、有給がどのくらい残っているのかを確認するところから始めましょう。仮に40日余っていたとして6月末に退職したければ、3月末には退職を申し出るようにしておきましょう。4月中にキッチリと引継ぎを行なったうえで、5、6月に有給を消化するという流れであればスムーズです。

 

申し出から有給取得開始まで期間があるので、企業側も時間をかけて人員配置などを考えることができます。企業側への負担を最小限に抑えれば、有給は取得しやすくなるでしょう。

 

注意したいのは、転職先から入社日を指定される場合です。先ほどと同様のケースでも、6月1日から入社して欲しいといわれたら、どうすればいいのでしょうか。まず、入社日の調整はしないほうがいいでしょう。「入社したくないのでは?」という印象を与えてしまう可能性があり、入社後に人事担当者や配属部署の社員からの協力を仰ぎづらくなってしまうからです。

 

とはいえ、有給中に新しい会社で働き始めることはできません。有給消化をあきらめて、指定された入社日から働けるように準備するのがベストだといえます。

もし取得できなかった場合、会社は買い取ってくれるの?

「有給の買取」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。もし「消化が難しければ買ってもらおう!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、有給を買い取ってもらえるかどうかは企業によって異なります。今勤めている企業の就業規則をきちんと確認するようにしましょう。

 

退職前にまとめて有給消化するうえで大切なのは、事前準備を徹底したり、転職先の要望を汲んだり、といった大人の対応を行なっていくことです。退職する企業に気持ちよく送り出してもらい、入社する企業に快く受け入れてもらうためにも、ぜひ大人の対応を心がけてください。

 

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