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履歴書は「速達」で送るべき?普通郵便や簡易書留の違いなど、履歴書送付時のポイントまとめ。


履歴書が完成して「さぁ郵送するぞ!」と思ったら、意外と締切日が間近…これって間に合うの?なんて焦りたくないですよね。仕方なく速達で送ろうと思うも、「さて、速達で送るって、印象はマイナスではないのか?」なんて不安も感じます。

 

もちろん余裕を持って郵送することが一番なのですが、実は各配達サービスの特徴や採用担当者の受け取り方を知っておくだけでも、そんな焦りや不安から解放されるのです。そこで、今回は企業へ履歴書送付を送る際に気をつけたいポイントや各種配達サービスについて徹底解説。せっかく書いた履歴書を無駄にしないためにも、正しい郵送の手段を把握しておきましょう!

 

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1. 履歴書を速達で送るかは、選考上何の影響もない!?

「速達で履歴書を送ると意欲が伝わって選考に有利になる」なんて話、聞いたことありませんか?あるいは「速達で送ると、マイナスの印象を受けるのでは」なんて考える方もいらっしゃるかもしれません。

 

結論からいえば、履歴書を速達で送ったとしても、企業が持つ印象にほとんど差はありません。それは、企業が受け取った履歴書が社内でどのように取り扱われるかを知るとご納得いただけるでしょう。

 

そもそも、履歴書が速達で送られたかどうかをどこで判断できるかご存知ですか?それは封筒の外側。速達で郵送された場合、封筒に「速達」という赤いハンコが押されます。つまり、履歴書などの応募書類だけでは、それが速達で送られてきたのかはわからないのです。

 

採用担当者が書類選考で行なうのは、履歴書や職務経歴書そのものであって封筒ではありません。開封して履歴書を取り出したら、採用担当者が封筒を見返すことはないと思ってもらって差し支えないでしょう。

 

そのため、「履歴書を速達で送るべきか」を気にするより、履歴書の内容をきちんとつくり込むことの方が優先度は高いです。

2. では、速達を使うべき場合って、どんなとき?

提出の締切までに余裕がないときは、速達を使おう!

履歴書の締切日までに余裕がない場合には、思い切って速達を利用しましょう。

 

一般的に普通郵便は1~2日ほどで届け先に届くと言われていますが、実はこれは約束された配達日数ではありません。サービスの性質上「日数に関わらず届ける」ということが目的なので、必ずしも1~2日で届くとは限らないのです。投函場所と配達先の距離によっても配達に必要な日数は変動しますし、天候状況によって遅れる場合があります。

 

なお、郵便局のHPには配達日数を計算してくれるサービスもあるので、ぜひ参考にしてください。

(参考)お届け日数を調べる - 日本郵便

 

また、ポストに投函する際には、収集時間にも注意しましょう。ポストにはそれぞれ収集時間の目安が記載されていますが、一番遅い時間の収集に間に合わなければ、収集されるのは翌営業日となります。特に日曜日は収集も配達もされないので、土曜の一番遅い時間に間に合わなければ、収集も配達も月曜日となってしまうのです。

 

一方速達の場合は、1日の配達回数が多く、配達局に15時までに届いたものは当日中に届けられるというサービス。こちらの方が確実に早く届くため、提出期限ギリギリの場合は速達を使ったほうがよいでしょう。

 

万が一受付期限に間に合わなければ、そもそも選考自体を受けることができないかもしれないからです。応募書類が「必着」なのか「消印有効」なのかによっても、このタイミングが変わるので、チェックしておきましょう。

他にもある!便利な郵送サービス。

簡易書留

簡易書留は、配達を依頼したときと配達された日時が記録されるもの。万が一「届いていない」ということが発覚した際に、記録をさかのぼることができます。「きちんと届いたのか知りたい」という方は、こちらを利用することも可能です。

 

とはいえ、310円の追加料金がかかりますし、速達と同様に特に簡易書留を使ったからと言って、企業からの評価が上がるわけでもありません。切手の料金や配達先住所などに間違えがなければきちんと届くので、履歴書送付に使う意味がそこまでありません。

 

レターパック

レターパックは、2種類あります。そのひとつが、『レターパックライト』。レターパックライトはA4ファイルサイズのもので、3cm以内・4㎏以内であれば郵送可能です。全国どこでも一律360円で送ることができるのが、レターパックライトの魅力だといえるでしょう。郵便局やコンビニなどで専用の封筒を購入し、それをポストに投函することで届けられます。

 

注意点としては、レターパックは郵便受けに配達されること。ポストに投函されれば配達完了です。一方の『レターパックプラス』は、対面で受け渡し、受領印をもらうことで配達が完了します。確実性で言えばこの『プラス』の方が高いしょう。ただ、料金は510円と『ライト』に比べると高めにはなります。

 

いずれにしても、履歴書を送付する際に失礼にあたるものではありません。むしろ専用の封筒が厚紙でできている分、配達の過程で折り曲がってしまうことを防ぐこともできます。特にポートフォリオなど、履歴書以外にも資料を同封する際によく利用されます。

 

配達指定

先ほど一般郵送は「日数に関わらず届ける」というサービスであると説明しました。一方で配達日を指定することも可能。これを利用すれば、届けたい日に確実に届けられます。

 

郵便の場合は配達日指定をすると追加料金が必要となり、平日希望の場合は+31円が必要です。なお、本来配達日ではない日曜や休日を指定する場合は+210円となりますので、ご注意ください。

3. 「速達」って、実際にどうやって出すの?

間違えたらせっかくの速達も意味なし。しっかり出し方を抑えよう!

さぁ、実際に速達で履歴書を郵送しよう…と思ったものの、実際に出したことがなければ方法がわからないもの。この章では速達の利用方法を解説します。

できれば郵便局の窓口で出そう!

切手の料金やルールを知っていれば、ポストに投函すればそれで速達を出すことは可能です。とはいえ、切手の料金が足りなかったりすれば、料金不足で戻ってきてしまいます。そうするとせっかくの速達も意味をなしません。郵便窓口であれば、料金を計算してくれるので間違える心配がありません。

 

「郵便局が開いてる時間に窓口に行けないよ!」という方もご安心を。実は一部の郵便局では夜間でも窓口が開いています。たとえば「新宿郵便局」のゆうゆう窓口の営業時間はなんと24時まで。お近くの郵便局が何時まで開いているかを、あらかじめ調べておきましょう。

速達料金を知ろう!

速達を利用する際には、基本の郵送料のほかに速達料金分の切手を貼る必要があります。料金は郵便物の重さ次第で変わり、250gまでで+280円となっています。履歴書ならこの料金で十分送れるはずですが、それを超えると「1kgまで+380円」という料金が適用されます。

速達表示をしよう!

速達を利用するには、料金分の切手を貼るだけでは不十分。郵便局の正しいルールに則れば、縦長の封筒の場合郵便番号よりも上の部分に赤線を引くことが定められています。

 

線は横40mm以上、太さは3mm以上が望ましい…とされていますが、なんだか大変ですよね。なので、赤いスタンプや太く読みやすい赤い字で「――速達――」と封筒の表面に記載されていれば問題はありません。

 

…と、念のため速達の利用方法を記載しましたが、間違いが怖いのでやはり窓口でお願いすることをおすすめします。

 

そしてこれまで速達で履歴書を送ること際の注意点などをお伝えしてきましたが、大切なのは「余裕を持って行動すること」です。提出期限ギリギリとなれば、他の応募者の履歴書も大量に届きます。せっかく一所懸命書いた履歴書ですから、少しでも採用担当者に読んでもらいたいですよね。だとするなら提出期限ギリギリとは言わず、早め早めに履歴書を郵送しましょう。

 

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