「就職活動、何から始めれば良いのかわからない…」と、頭を悩ませる就活生は多いかと思います。そう思うのも無理はありません。自己分析・企業研究やWEBテストなど、就活ではやることが多く、何から手を付ければ良いかわからなくなってしまいますよね。
実は、筆者も当時同じ悩みを抱えていた経験があり、「明日からやろう」と逃げ続ける毎日でした。右も左もわからず、とりあえずSPI対策だけ済ませて迎えたサマーインターンの応募時期。他の対策をしていなかった私は、当然エントリーシートなど書けるはずもなく、参加できた複数日インターンはたったの1社だけ。「完全に出遅れてしまった…」と、悲観していたのを覚えています。
しかし、就活スケジュールや時期ごとにやるべきことを理解してからは、冬季インターンや本選考までに必要な対策を済ませることができました。その後も順調に就職活動を進めた結果、3月に1つ目の内定を獲得することができたのです。
この記事では、就活の始め方はもちろん、時期別の行動スケジュールや各対策の進め方について解説しています。ここで就活の進め方についての理解を深め、内定をつかみ取りましょう!
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就活の流れを確認する
まずは就活の流れを確認し、大まかなイメージを掴みましょう。
とるべき行動・やるべきことを時期別に紹介
夏季インターンや3月の本選考など、時期によってとるべき行動も変わってきます。就活スケジュールは人によって違うので一概には言えませんが、ここでは、3月の本選考に合わせた行動マニュアルとして参考にしてみてください。(※自己分析や筆記テスト対策など、通年行うものは後の「通年行う対策」で具体的に解説)
~大学3年6月:予習、サイト登録
大学3年の6月までは、予習や就活サイト登録など、軽めの就活準備を行うことをオススメします。
予習に関しては、
- 業界地図を買って研究を始める
- WEB上の就活記事に目を通す
- 就活の流れを理解し計画を立てる
など、基礎的な知識を蓄えておくのが良いでしょう。
就活サイトに登録し、コラムを読む・気になる企業にプレエントリーしておくこともオススメです。「エンゲージ 会社の評判」などの口コミサイトはおさえておくべきサービスですね。
また、長期インターンや課外活動に参加し、学チカ作りに励む人もいます。筆者もこの時期は課外活動に取り組んでいました。内容としては、いくつかの中学・高校で社会・環境問題に関するワークショップを開催するというもので、この学チカによって就活がうまく進んだと言っても過言ではありません。「特に話せることがまだない」という人は、就活と同時並行でも構いませんので、何か新しい活動を始めてみてはいかがでしょうか。
大学3年6・7月:サマーインターンシップの応募
6月以降は、夏季インターンシップの応募や、合同説明会・セミナーといったイベントがメイン。それぞれ解説します。
〇サマーインターンシップ
参加枠を勝ち取るためには、エントリーシート・面接・グループディスカッションなどの選考を突破する必要あり。
<行うべき対策>
⑴エントリーシート・面接対策を行う
- 「自己分析」を行い、力を入れて取り組んだこと・強み、弱みなど自己理解を深める
- 「業界・企業研究」を行い、なぜその業界・企業のインターンに参加したいのかを考える
- キャリアセンターや先輩に相談し、エントリーシートの添削・面接練習を行う。
⑵WEBテスト対策を行う
- テストの種類は企業によって異なるため確認が必要。筆者の経験上、SPIや玉手箱が多い。
〇合同説明会・セミナー
マイナビやワンキャリア主催のものが多く、一度に多くの会社の情報が得られる。
<参加のポイント>
- 事前に参加企業の研究を行い、質問を考えて臨む
- 明会後に、企業の担当者とコミュニケーション(追加の質問など)を取る
- ノートにまとめ、どう感じたか・なぜそう感じたか、を言語化する
筆者は就活において、「客観的な意見」を大事にしていました。エントリーシーでも面接でもなんでもそうですが、自分を正しく評価するのは難しいもの。自分が面接で相手に与える印象など、自分で評価しようがありませんよね。キャリアセンターや先輩・友人から貰う意見は重宝してください!
▼合わせて読みたい!
サマーインターンは参加したほうが良い?選考に有利になるって本当? - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
就活における会社説明会のキホン|準備すること・質問すべきこととは? - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
大学3年8・9月:夏季インターンシップへの参加
大学3年の8~9月は、いよいよ夏季インターンシップが実施される時期。インターンでは企業研究ができたり、優秀者は早期選考に呼ばれたりと、さまざまな特典を得ることができます。しかし、参加するインターンの数が多ければ良いのかというと、そうではありません。なぜなら、インターンの中には朝から夕方まで複数日かけて行われるものもあり、かなりの体力と時間を消耗してしまうからです。
筆者がとある企業の4daysインターンに参加した際、3日目にメンバーが途中で辞退するということがありました。そのインターンは新規事業を考えるワークだったのですが、なかなか進まず、初日から夕食後にZOOMで深夜まで作業することに。2日目もそれが続くのですから、辞退してしまうのも無理はありません。最終プレゼンにはなんとか間に合ったのですが、毎日疲労困憊だったこと覚えています。
このように、インターンは特典だけが得られるボーナスタイムではありません。それなりの犠牲と代償が必要になります。せっかくインターンに参加したのに、「結局やりたいことが分からないままだ」と嘆きたくないですよね。無駄な労力を使わないためにも、ある程度自己分析を行い、参加したい・参加するべきインターンを絞っておくことをオススメします。
大学3年10・11月:ベンチャーの本選考or冬季インターンシップの応募
大学3年の10・11月の行動は2パターンに分かれます。
①ベンチャー企業の本選考
ベンチャー企業の中には、本選高を10月に開始する企業があります。「よし、先にベンチャーの内定取って気を楽にしよう」と思ったそこのあなた。実際はそう簡単ではありません。この時期にベンチャーを受ける就活生は2タイプ。
- 早期から情報収集を行ってきた、大手・外資系が第一志望の優秀層
- すでにやりたいことが定まっている、能力・野心をもったベンチャー志望勢
といった具合に、軽い気持ちで挑むと痛い目に合うのがこの時期のベンチャー企業です。
とはいえ、倍率は大手ほど高くないことが多いため、面接まではたどり着ける可能性は高いです。面接の経験を積みたいという方は、挑戦してみても良いかもしれません。
②今までの振り返りを行う
夏季インターンも終わり、ひとまず落ち着く時期。この夏学んだことを振り返って、やりたいこと・興味のある業界をいくつかに絞るなど、自己分析を進めましょう。後ほどの「自己分析」の項でも、オススメのやり方を紹介します。
大学3年12・1月:ウィンターインターンシップの応募
冬季インターンと夏季インターンの大きな違いは、「リスクがあるかないか」です。夏季インターンの場合、ワークでのパフォーマンスが悪かったとしても、基本的に3月の本選考に再びエントリーすることができます。しかし、冬季インターンは本選考の時期が近く、再エントリーが不可となるケースも。
筆者は1度、志望度の高い会社のインターンに参加したものの、十分に力を発揮できず撃沈したことがありました。すると本選考の時にはマイページにログインできなくなっており、あまりのショックに放心状態。見苦しい言い訳ですが、就活にも慣れた3月の本選考であれば結果は違ったのかもしれないと思うと、すこし悔やまれます。
インターンの選考段階でも同様、落ちてしまえば本選考に参加できない可能性があります。以上のことを念頭に置いた上で、慎重にエントリーを行いましょう。
大学3年1・2月:ウィンターインターンシップへの参加
先ほど、冬季インターンで失敗すると、本選考にエントリーできなくなる可能性があることを述べました。しかしその反面、冬季インターンには以下のようなメリットも存在します。
- リクルーターが付きやすい
- 人事や担当者に覚えてもらえやすい
- 本選考に直結するインターンが多い
以上の3つは、本選考が近いからこその特典だと言えるでしょう。筆者も、冬季インターンから本選考への優遇を受け、現在入社予定の会社から内定をもらいました。インターンにも慣れて自信があるという方は、冬季インターンに参加してみてはいかがでしょうか。
大学3年3月:本選考エントリー
いよいよ、大手企業の本選考が開始する時期。今まで学んだことを整理し、就活の軸や志望業界を絞っておきましょう。この時期にやることは、
- 本選考へのエントリー
- 選考対策
です。特に3月はエントリーシートを書き、WEBテストをこなす時間が多くなると考えてください。
ここで1つ重要なのが、「エントリーする会社の数」です。数で勝負しようと何十社もエントリーする人がいますが、あまりおオススメはしません。なぜなら、1つの会社に割く時間が少なくなるためです。中途半端な対策で20社受けるよりも、万全な対策で6・7社受けた方が内定の可能性は高いです。5~15社程度に絞ってエントリーしましょう。
▼合わせて読みたい!
エントリーシートでは何が聞かれるの?質問例や回答を例文で紹介! - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
大学4年4・5月:本選考参加・対策
大学4年の4・5月になると、選考が本格化します。エントリーシート・筆記テスト → 面接・グループディスカッション選考へと移行。各選考の対策を行うとともに、改めて自己分析の結果を振り返りましょう。
この時期に重要なのは、「周りと比較して焦らない」ことです。早くて1・2頃月になると内定を貰い始める人がいますが、決して焦ってはいけません。スケジュールは人それぞれですし、そもそも就活は早く内定を取れば良いというわけではないからです。
周りより先に内定を貰い早めに就活を終えても、入社してからすぐに辞めたとなれば元も子もありません。焦って雑になるよりかは、時間をかけてでも本当に自分に合った会社を見つける方が、自分のためになるのではないでしょうか。
大学4年6月~:内定・本選考
大学4年の6月は、一通り選考を終え、選考結果が出始める時期です。結果を待つだけという人もいれば、まだ本選考が残っている人もいるでしょう。
この就活終盤の時期に重要なのは、「悔いのないよう最後までやりきる」ということです。すでに内定がある方。今の内定先以上に良い会社はもうないか、複数の内定先企業を比較し十分に検討したか、確認を行ってください。
まだ内定の無い方。メンタル的にも体力的にも追い込まれていると思いますが、ここで妥協してしまっても良いのか、自分に問いかけてください。今までに、就活をやり直したいと嘆く社会人の先輩を何人も見てきました。「あのときもう少し頑張っていれば…」と後悔しないよう、自分自身と向き合いましょう。
通年行うべき対策
後輩の相談に乗っていると、「対策はいつから始めるべきですか?」という質問をよくされます。結論から言うと、「今日からやるべき」というのが答えです。就活は競争ですので、他の就活生よりも高い評価を得たいなら、すぐにでも対策を始めた方が良いでしょう。ということでここからは、通年行うべき対策について解説していきます。
自己分析
自己分析の目的は
- 自身の企業選びの軸を知ること
- 自身の価値観や性格・特徴を理解すること
の2つ。
企業選びの軸とは、「企業を選ぶ際に重視する譲れないポイント」のことです。筆者の場合、①実力主義であること②自身の市場価値を高められる仕事、というのが当時の企業選びの軸。年功序列に傾倒しておらず、成果によっては大きな裁量が与えられる、そんな会社を求めていました。
また、自身の価値観、性格・特徴は過去の経験を遡ることで明確にすることができます。小学校、中学・高校時代あなたはどのような子だったのか思い出してみてください。今と変わらない部分があれば、それはあなたの特徴と言えるでしょう。今と異なる部分があるのであれば、なぜ変わったのか、どのような経験がきっかけか考えてみてください。何度も深堀を行うことで、新しい気づきを得られるかもしれません。
▼合わせて読みたい!
自己分析のゴールって何?就活に必要な自己分析のやり方3選 - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
筆記テスト
筆記テストも早めに対策を行うべきです。
筆記テストには3つの方式が存在。
- WEBテスト ・・・ 玉手箱やTG-WEBなど、自宅のパソコンで受けるテスト。近年コロナの影響で、普及が進んだ。
- テストセンター ・・・ 専用の会場で受ける方式。SPIや玉手箱、TG-WEBなど、WEBテストと同じ種類のものがあるが、問題は違う
- ペーパーテスト ・・・ 冊子とマークシートを使い、企業内で実施される。SPI、CAB、GABなど。
企業によってテストの方式や種類が異なりますので、事前に確認を行いましょう。
<対策のポイント>
筆記テストの対策において、特にポイントはありません。量を重ねるだけです。筆者は、寝る前や大学の空きコマなど、隙間時間を使って勉強していました。玉手箱の計数問題やSPIに関しては中学レベルの算数であり、問題集を2、3週すれば6割以上はとれるのではないでしょうか。
試験日直前になって焦るのではなく、前もってコツコツと対策を行いましょう!
業界・企業研究
業界・企業研究は専用のノートを作り、いつでも見返せるよう保管しておくのがオススメです。
■業界研究の目的は
- 自分が働きたい業界を絞ること
です。そのために、まずは業界地図や就活情報サイトを参考に、どのような業界があるのか、何をする業界なのかを理解する必要があります。その上で、なんとなく良いと感じた業界をいくつか挙げ、言語化してみましょう。また逆に、自身がやりたいこと(就活軸)から逆算して、当てはまる業界を選ぶというやり方もオススメです。
■企業研究の目的は
- 業界の中でも、行きたい企業を絞ること
- 志望動機を述べること
です。企業のホームページや就活サイトを参考に、その企業についての情報収集を行います。経営理念や創業の精神、社内の雰囲気や財務情報など、集めるべき情報は多岐にわたります。
特に面接では、企業研究ができている=志望度が高いと判断されますので、時間をかけて行うべき対策と言えるでしょう。いずれの対策も調べることが多いです。直前に対策を行うのではなく、時間に余裕を持って取り組むようにしてください。
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、時間があるうちに済ませておくことをオススメします。なぜなら、OB・OG訪問は長くて半日と時間を使いますし、社会人の方は忙しくなかなか予定が合わないためです。結局できなかったとなれば、後悔するに違いありません。以下でやり方とポイントを紹介します。
〇OB・OG訪問
<目的>
- 会社の現状、HP等では知れない情報を知るため
- コネクションを作るため。
- 面接でアピールするため
- その会社でのキャリア
- 人生設計について聞くため
<OB・OGの探し方>
- 先輩やその知り合いをたどる
- キャリアセンタにーに相談
- OB・OG訪問のWEBサービスを使う
- 説明会やイベントから直接つながる
<OB訪問の流れ>
- 日時を決める
- 質問リストを送る
- 会って話を聞く
- お礼のメールを送る
以上、OB・OG訪問の流れを簡単に紹介しました。筆者は当時、マッチャーというOB訪問アプリを使用。ZOOMで面談を行うなど、効率的にOB訪問を進めました。
皆さんに気を付けてほしい点が1つ。それは、「面接だと思って臨む」ことです。面接でないとはいえ、マッチャーのようなアプリには人事の人が面談を受け付けている場合もあります。また、あくまでも相手は社員の方なので態度が悪ければ報告されることも。指定されていない限りはスーツで向かい、気を引き締めていきましょう。また、忙しい中時間を取ってもらっているので、お礼のメールは必ず送るようにしてください。
エントリーシート
エントリーシートは、早い段階から作成に取り組むことをオススメします。就活序盤でまず取り組んでいただきたいのが、「学チカ」(学生時代に力を入れたこと)と「自己PR」の作成です。
これらは頻出質問であり、特に面接ではほぼ100%聞かれると言っても過言ではありません。そのため、まだ就活を始めたばかり!という方も、先に作っておいた方が良いでしょう。200字、300字、400字で作成し、使いまわすことをオススメします。
また、書く際のポイントとして
- 論理性
- 企業の求める人物像に合っているか
という点を意識して書くようにしてください。
この「エントリーシート」ですが、筆者は当時、できるだけ多くの人に添削をお願いしていました。というのも、自分で書いたエントリーシートは主観が混じり、過大評価してしまう傾向があるからです。
FBの中でよくあったのは、「文章が読みにくい」「強みを説明する根拠が弱い」といった指摘です。2つ目のFBに関しては、根拠が論理的には正しいがこじつけ感が強い、といった点に自身が気づけていないのが原因でしょう。このように、自分では気づかない部分に気付くためにも、客観的な意見を取り入れることは大切です。
面接対策
エントリーシートやWEBテスト選考に通過できるようになってきたら、面接対策に取り組みましょう。面接対策ではまず初めに、身だしなみや入退室の流れなど、基礎となる知識を身に着ける必要があります。次に、頻出質問に対する回答を考えた後は、キャリアセンターや友人にお願いをして模擬面接を行いましょう。
この模擬面接ですが、できるだけ相手を変えて行うようにしてください。なぜなら、人はそれぞれ大切にしているポイントが違うからです。論理性を重視する人もいれば、表情や話し方、内容のインパクトを大事にしている人もいます。
また、面接の評価マニュアルに基づいて評価する人もいれば、印象や感情で評価する人もいます。様々な観点でのFBがあると、そのぶん改善の幅も広がるでしょう。このような、「評価の多様性」を生むためにも、できるだけ多くの人に面接を見てもらうことをオススメします。
▼合わせて読みたい!
就活の面接準備って何をすべき?頻出の質問から当日の持ち物まで解説 - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
就活に欠かせない必需品、「エンゲージ 会社の評判」
ここまで就活の流れや対策について解説してきましたが、自己分析や業界・企業研究など、就活は本当にやることが多いですよね。そんな多忙な就活生にぜひ使っていただきたいサービスがあります。それが、日本最大級の口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」。
「エンゲージ 会社の評判」には、現役社員・元社員による2000万件以上のクチコミが集まっており、それぞれの企業が求める人物像・活躍している社員の特徴など細やかな情報を閲覧することが可能です。
この「エンゲージ 会社の評判」、口コミサイトといえど使い方次第では就活の効率化に大きく貢献します。以下で例を紹介します。
①企業研究
- 企業の強み・弱み、組織風土や女性視点での評価を基に、自分にとって受ける価値がある企業かどうかを判断する。
- 独自の評価項目を参考に、スコアが高い部分があれば深堀する
→(例)経営陣の手腕の評価が高い。女性視点での評価が高い。
→ それはなぜか?どのような取り組みを行っているのか?
②面接対策
- 口コミサイトで集めた情報を基に、逆質問を考える
- 志望動機作成
など、他にも使い方は様々です。実際に働いている社員の口コミであるため、情報の質・信ぴょう性ともに期待できるサービスですね。これから就活を始めるという方は、ぜひ使ってみてください!
何から始めるのが正解か
就活を進めるにあたって、まず何から始めるべきなのでしょうか?筆者のように、WEBテスト対策から始めてしまいエントリーシート対策が間に合わない、という失敗を避けるためにも、知りたいところですよね。答えは次で解説します。
何から始めるのが正解か
就活は何から始めるべきかという問いに対して。期待させておいてあれなのですが、結論、「絶対にこれから始めるべきだ!」という正解はありません。ですが、強いて言うならば「選考に参加すること」だと筆者は考えます。
選考に参加すれば、エントリーシートやWEBテスト選考が開始。それに通ればグループディスカッションや面接など、次のステップに進みます。その都度、各選考対策を行う必要がでてきては、結果として落ちたり通過したりするかと思います。
通過すれば良いですが、最初は落ちることが多いでしょう。そのたびに改善を行ってはまたトライします。このように、挑戦→改善→挑戦のサイクルを早く回すことで成長するという理屈です。つまりは、選考に参加しないと何も始まらないということです。最初にスケジュールを立ててその通りに実行するというような堅いやり方ではなく、とりあえずインターンや本選考に参加してみることが大切なのではないでしょうか。
いつから始めるのが正解か
就職活動は、始めるのが早ければ早いほど良いです。受験も就活も同じですが、早く始めれば十分に対策できるため、その分結果が付いてくることになります。
筆者は3年の7月に本格的な就活スタートを切りましたが、早い人は3年の4月、後輩の中には2回生で始めている人もいました。全国大会優勝や起業経験など、特別な経験が無いという人は時間をかけてその差を埋めることもできます。「まだ周りは始めていないからいいか」と流されるのではなく、「就活生の中にはもう始めている人がいるんだ」と、常に上を見て行動するようにしましょう。
選考対策以外での準備
自己分析や筆記テストといった選考対策は欠かせません。ですが、就活以外の部分でも必要な準備を終えておかないと、後々自分の首を絞めることになってしまいます。ここからは、就活以外での対策準備5つを紹介します。
単位の取得
まず1つ目に、単位の取得です。必要単位数を満たせず卒業が出来なければ、せっかく苦労して獲得した内定が取り消しになってしまいます。(会社によっては助かることも)
筆者の友人で、日本でも3本の指に入る専門商社に内定を貰ったMくん。卒業単位数を満たせず内定取り消しになりました。今までの努力が、自身の怠惰と管理の甘さによって全て水の泡です。
これは珍しい話ではなく、割とあるあるな話であり、だからこそ皆さんにも気を付けていただきたいのです。就活は思っているよりもハードスケジュール。前もって単位は取得しておきましょう。
ガクチカ作り
2つ目にガクチカ作りです。
就活のエントリーシートでよくある困りごとの1つが、「ガクチカがない」というものです。アルバイトやサークルといったありきたりなエピソードは差別化が難しく、人気企業では通用しないことも多いです。
そのため、課外活動や長期インターンなど、他の人とは少し違う経験を積んでおくことが大事だと言えます。就活前に作っておくのがベストですが、大学3年3月の本選考までに間に合うよう、就活と同時並行で進めるのも良いでしょう。
職業体験
職業体験とは、いわばインターンシップのこと。長期インターンとして企業に参加し、営業や経理といった業務を体験するというものです。インターンに参加するメリットは2つ。1つは学チカ作りになること。もうひとつは、職種への理解が深まることです。
就活が難しい理由の1つは、「やったことのない仕事への志望動機を述べる」必要があること。経験が無いので想像しづらい、というのが就活生を悩ませる大きな原因となっています。しかし、長期インターンで営業を経験していれば、なぜ将来営業がしたいのか、どのように自分の強みを発揮できるかについて、自信を持って話すことができます。経験があるので説得力が高く、面接官も疑いなく高い評価を付けるでしょう。
長期インターン営業をしていた友人は、年を越す前にメガベンチャーのインサイドセールスとして内定を貰っていました。このことからも、職業経験が大きな強みとなることは間違いなさそうですね。
資金をためておく
最後に、就活の資金を貯めておくことです。
就活での出費は主に衣類と交通費。スーツやバッグだけでも数万円はしますし、交通費に関しても場所によっては大きな出費となるでしょう。筆者はコロナの影響もあり就活で1度も外に出ませんでしたが、いまはそうもいかないかと思います。金欠だからという理由で受けるのをあきらめるのは悔しいですよね。親の支援をお願いするか、前もって資金を貯めておくようにしましょう。
まとめ
就活で何から始めるべき、という正解はありません。強いて言うならば「とりあえず選考に参加すること」です。記事の中でも、選考に参加してみて初めて、やるべきことが見えてくる。ということをお話ししました。
それともう1つ大事なのは、バランスよく、自身の状況に合わせて対策を行うことです。もうすぐインターンの応募時期なのであれば、エントリーシートの見直しやWEBテスト対策。それらの選考に通るようになってきたのであれば面接対策に力を入れるなど、自分に足りないものを認識し改善を行っていくことが大切です。
ですが、そもそも自分に不足しているものが分からないという方もいるかと思います。そのような方は、インターンやイベントに参加し、多くの就活生と交流することをオススメします。優秀な就活生とコミュニケーションを取る中で、「自分はまだ対策が不十分だな」「考えが浅いな」と、課題が見えてくるかもしれません。
周りの就活生は、「ライバル」でありながら、「就活仲間」でもあります。ときには愚痴をこぼして共感しあい、ときには競い合うなど、お互いに高め合うことができるのではないでしょうか。また、1人で就職活動を進めるのも限界があります。先輩やキャリアセンターをうまく活用し、効率的な就職活動を行ってください!
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