就活でうまくいかない時、「このまま内定をもらえなかったらどうしよう…」と悩みますよね。私も就活をしていた時、同じように悩んでいました。「エントリーシートでいつも落ちてしまう」「なんで面接が突破できないんだ…」と。ただ悩んでいても状況は好転しないことに気づきました。悩んでいる時間があるならば、より良くするための方法を探す必要があります。
私の場合、これまでの就活を振り返り、良くない点を洗い出しました。自分だけで改善するのが難しいのであれば、積極的に他の人の力も借りるべき。就活がうまくいっている友達、先輩、知人の力を借りて、自分の就活の取り組み、やり方について意見をもらうことも有効です。
最初は抵抗があるかもしれません。でも、恥ずかしさやプライドを一回わきに置いて、本気で取り組むことで色んな気づきがありました。そこから軌道修正したことで、少しずつ就活が上手くいくようになったのを覚えています。
この記事では、就活が上手くいかない時にやるべきことや、うまくいかない状況を突破する方法について書いています。就活はうまくいくことばかりではありません。でもあきらめずに改善していけば、前に進むことができるはずです。
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- 就活でうまくいかないときに考えるべきこと
- 就活でうまくいかない原因と対策を知ろう
- 【原因1】就活の軸がブレている
- 【原因2】企業を絞り込みすぎている
- 【原因3】エントリーシートのクオリティが低い
- 【原因4】面接でうまく答えられない
- 【原因5】選考の失敗が生かされていない
- 就活がうまくいかないときは「エンゲージ 会社の評判」を活用しよう
- まとめ
就活でうまくいかないときに考えるべきこと
希望の会社から良い結果をもらえなかった時は本当に落ち込むものです。ましてや何回も同じような経験をすれば心が折れそうになるかもしれません。「自分は求められていないのか」「自分は就職に向いていないのではないか」と考えてしまい、諦めたくなる気持ちも出てきますが、ここが踏ん張りどころ。うまくいかない時は、就活を見直すチャンスだと捉え、前に進む改善に取り組みましょう。目の前のできることをしっかりやっていけば、徐々に前に進むはずです。
ここでは就活でうまくいかない時に考えるべき下記2点を紹介します。
- うまくいかないのは自分だけではないと考える
- 自分自身が否定されたわけではないことを知る
うまくいかないのは自分だけではないと考える
就活中は周りの状況が気になりますよね。特に友人から「内定が出た」という話を聞くと「自分だけうまくいっていない」と焦りがち。
しかし実際は、多くの就活生が「うまくいっていない」と感じているのです。
事実、全国求人情報協会の『2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査』によると、2022年卒の本エントリー数は平均12.7社。うち内々定を得たのは2.3社という結果が出ています。
単純に考えると、10社以上エントリーシートを提出しても、わずか1~2社しか内々定をもらえない計算になります。さらに就職を決めた大学生のうち「当初から第1志望(群)だった」と答えたのは45.7%。半分以上の学生が第1志望の企業から内定がもらえなかったことがわかります。就活でうまくいかないのは、あなただけではありません。まずは「みんな苦労しているんだ」と思って、気持ちを落ち着かせてください。
▼参考:全国求人情報協会「2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査」
自分自身が否定されたわけではないことを知る
選考で落ちると自分が否定された気持ちにもなるのも、よくあることです。しかし「社会に必要とされていない」「自分はダメ人間」などと、自分を責めるのは止めましょう。選考で落ちても、決してあなた自身が否定されているわけではありません。
選考で落ちたのは、準備がちょっとだけ足りなかったせいかもしれません。または自分の熱意を伝えるコツがつかめていなかったのかもしれません。さらに就活は企業と学生との相性が重要。今回はたまたま企業と合わなかっただけということも考えられます。うまくいかないときこそ落ち着いて原因を分析し、前向きに対策を練りましょう。
就活でうまくいかない原因と対策を知ろう
上記で説明したことを意識すると同時に、就活を前に進めるためにこれまでのやり方を変えていく必要もあるかもしれません。もちろん自分の価値観と会社の価値観があっていないことで選考が前に進まない場合もあります。この場合、価値観が合わないのですから、無理に内定をもらおうとする必要はありません。つまり、選考で落ちた=就活の改善が必要であるとは言えないでしょう。しかし、自分の価値観と会社の価値観がマッチしている状態で、それでも選考で思うような結果が得られないようであれば、見直せる部分もあるかもしれません。
うまくいかないときこそ冷静に対策を練ることが大切ですが、原因によって対策方法もさまざまです。まずは、なぜうまくいかないのか原因を考えましょう。
ここでは就活でつまずく代表的なケースと、その対策方法を解説します。
【原因1】就活の軸がブレている
就活の軸とは、会社や仕事を選ぶうえでの、ゆずれない条件のこと。
就活の軸がしっかり定まっていないまま、なんとなく就活をしている状態では、選考を突破するのは難しくなります。たとえば、「ホワイト企業っぽいから」「有名な企業だから」という表面的な理由で業界・企業を選び、就活を進めていくのは避けましょう。
就活で大事なのは、自分の価値観とマッチする会社を探すことです。内定はあくまで通過点。その後に、充実した仕事人生を送れるかどうかのほうが大事です。この考えが抜けていると、自己PRや志望動機で何を書くか思いつかなかったり、面接で思いがけない質問がきたときにうろたえたり、選考のあらゆる場面で壁にぶつかるでしょう。
就活がうまくいかないときは、「そもそも就活の軸ははっきりしているか?」を改めて考えてみましょう。
▼合わせて読みたい!
就活の軸の見つけ方とは?絶対に押さえるべき「4つの王道就活軸」 - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
<対策>自己分析をし直す
就活の軸がブレているなと感じたら、改めて自己分析をしてみましょう。
ほとんどの就活生は、就活の初めに自己分析をしているはず。しかし就活を通してさまざまな企業を知る中で、就活の軸が変化しているのは、よくあることです。また実際に就活をしたうえで自己分析をすると、より深く分析できるはずです。
今の自分を見つめ直し、大切にしている価値観や仕事を通して実現したいこと、企業を選ぶうえで重視するポイントなどがはっきり見えれば、企業選びやエントリーシート作成もスムーズにできるようになりますし、企業の質問に対しても明確に答えられるようになります。
【原因2】企業を絞り込みすぎている
エントリーしている企業が倍率の高い大手や人気企業ばかりだと、それだけ競争力も上がり、選考で落ちる可能性は高くなります。また企業を絞り込みすぎてエントリー数が少ない場合も、うまくいかない原因となります。
まずは自分の価値観、就活軸を明確にし、そこに合う業界・企業をピックアップしていきましょう。最初から志望企業を絞りすぎると、対象の企業が少なくなってしまいます。まずは就活の軸から大きく外れていない企業を選び、その中で志望度をつけていくというやり方が良いでしょう。
また有名な企業があなたにとっていい会社とは限りません。最初は自分の価値観と合うかどうかを考え、より多くの企業を選択肢に入れておくことがオススメです。
<対策>積極的に説明会やイベントに参加する
エントリーしている企業を見返して、難易度の高そうな企業ばかりだなと感じたら、視野を広げて中小企業やベンチャー企業も検討してみましょう。同じ業界で選考落ちが続く場合は、他の業界に目を向けてみることが大事です。自分の価値観に合うのは、本当にこの業界だけなのか?自分がやろうとうしている事はその業界でないと実現できないのか?自分のやりたいことを抽象化して見ると、他の業界でも実現できる可能性があります。
視野を広げるには、会社説明会やイベントに積極的に参加するのがオススメ。これまで意識していなかった業界や企業を知ることで、自分にぴったりの業界や企業が見つかるかもしれません。
就活で大切なのは企業の規模や知名度ではなく、自分のやりたいことが実現できるかや、自分の望む働き方ができるかどうか。積極的に行動して、自分の価値観に合った企業を見つけましょう。
【原因3】エントリーシートのクオリティが低い
選考の第一関門となるのがエントリーシート。書類選考がなかなか通らない場合、エントリーシートで自分をうまくアピールできていない可能性があります。どんなに魅力的な人でも、エントリーシートでその魅力を伝えられなければ面接には進めません。
また面接官はエントリーシートをもとに面接を行ないます。たとえ面接に進めたとしても、エントリーシートのクオリティが低いために良い印象を持たれない恐れも。
エントリーシートを作成するとき、時間に追われていると「とりあえずこのくらいでいいや」「面接で挽回しよう」と思ってしまいがち。しかしエントリーシートはその後の選考にも影響をおよぼすので、最初から高い完成度を目指すことが大切です。
<対策>自己分析と企業研究をしっかり行なう
魅力的なエントリーシートを書くには、自己分析と企業研究が不可欠。書類選考で落ちるということは、企業に十分に魅力を伝えられなかった、採用したほうが良い人材であることをアピールしきれなかった可能性があります。書類選考がなかなか突破できないときは、自己分析と企業研究を改めて行ないましょう。書類選考を突破するために、エントリーシートの書き方に目が行きがちですが、まずは自己分析と企業研究ができていなければ、エントリーシートで上手く答えることは難しかくなります。
自己PRで自分の強みを伝えるには、まず自分自身を深く理解しなければいけません。客観的に自分がどのような人材なのか、どんな強みがあって、どのように会社で活かせそうか。企業がどんな人材を求めているかを知り、自分の強みを的確にアピールする必要があります。
志望動機には企業研究が欠かせません。企業は長期的に活躍してくれる人材を求めています。だからこそ、自分の考えと企業の考えがマッチしているか伝えることが大事。自己分析&企業研究をすれば、自分のどこが企業にとってプラスになるのかより明確に分かるようになるでしょう。
<対策>結論ファーストを心がける
自己分析と企業研究を十分に行なっていても、書き方に問題があって落ちてしまうこともあります。よくある失敗は、アピールポイントがはっきりしないままダラダラと文章を続けてしまうこと。自己PRやガクチカ、志望動機を書く際に大事なのは「結論ファースト」。まず「私の強みは〇〇です」「私が学生時代に力を入れたことは△△です」といった具合に結論を先に述べ、それから結論を裏づける具体的なエピソードを述べましょう。結論ファーストは、面接の受け答えでも重要なポイントです。普段から結論を最初に述べるクセをつけておくと良いでしょう。
<対策>キャリアセンターなどで添削してもらう
エントリーシートでは、第三者に見てもらうことも大事です。悪い点は、自分ではなかなかわかりません。自分ではしっかり書けたと思っても、他人が読んだら「なんだかわかりにくい」と感じることは、よくあること。客観的に見てもらうことで気づくことはたくさんあります。
「人にエントリーシートを見てもらうのは恥ずかしい」「就活を頑張っている姿を見せたくない」と思うことがあるかもしれません。しかしプライドを捨てたほうがうまくいきます。これは就活に限らず、仕事でも同じ。大事なのは、自分の志望する企業から内定をもらい、仕事人生を充実させることです。変なプライドを持って、納得した就活を送れないのでは本末転倒です。あらゆる手段を考え、目標を達成させることのほうを優先させましょう。
大学のキャリアセンターや友人、知人、家族などに必ず添削してもらいましょう。改善点をどんどん指摘してもらってブラッシュアップしていく。こうした具体的な行動が次につながります。
【原因4】面接でうまく答えられない
就活での最大の難関といえば、面接ではないでしょうか。どんなに魅力的なエントリーシートを書いても、面接でうまく伝えられなければ内定は得られません。
面接を突破するカギは、入念な準備と練習。内定を獲得している人はここを疎かにしません。どちらが欠けても選考を突破するのは難しいので、常にその2点を意識して対策しましょう。
<対策>質問リストと回答を用意する
「何を聞かれるかわからない」という状況では、誰もが不安になるもの。想定外の質問にパニックになることもありますよね。質問にきちんと答えられたと思っても、面接官から見たら内容がズレていたり、回答のレベルが低かったりする場合も。そうならないためにも、事前に想定される質問リストをつくって回答を準備しておきましょう。
しかし回答の丸暗記はオススメしません。面接はコミュニケーションの場。回答内容は箇条書きで覚える程度にして、本番では自分の言葉で自然な会話をするよう心がけましょう。またここでも自己分析と企業研究がいきてきます。自分を深く掘り下げ、会社の研究もしっかりできて、どの部分がマッチングするのか、どういう部分で自分の強みを活かせるのか考えることができていれば、どんな質問であっても答えられるでしょう。
ここが疎かになっていると臨機応変に回答することができず、準備していない質問に答えられないことになるので、自己分析と企業研究はしっかりやっておきましょう。
<対策>模擬面接などで場数を踏む
面接本番では、緊張してうまく答えられないという人も多いのではないでしょうか。面接は慣れが肝心。大学のキャリアセンターや友人に協力してもらい、何度も模擬面接をしましょう。面接で好印象を持ってもらうには、表情やリアクションも重要です。模擬面接では回答の内容だけでなく、見た目の印象はどうかもチェックしてもらいましょう。もらった意見をそのままにせず、しっかり取り入れ、面接をブラッシュアップしていく。こうした取り組みも重要です。
▼合わせて読みたい!
【面接が苦手な方必見】原因別の5つの克服方法を徹底解説! - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
【原因5】選考の失敗が生かされていない
就活中は多くの企業の選考が同時進行するので忙しいですよね。選考に落ちても、何がダメだったのか振り返る時間はなかなか取れないもの。そのため、気づかないうちに何度も同じ失敗を繰り返している可能性があります。
選考で落ちたら「この企業は忘れて、次行こう」と考えがちですが、選考落ちが続くときは一度立ち止まってみましょう。今までの選考を振り返って何がよかったのか、何が悪かったのかを洗い出し、どうすればもっとうまくいくか改善策を探ることが大切です。
<対策>エントリーシートや面接を振り返る
書類選考で落ちたらエントリーシートを、面接で落ちたら面接の内容を振り返ってみましょう。質問に論理的に答えられているか?他の企業にも使えるありきたりな答えになっていないか?自分の意図はきちんと伝わったか?など、さまざまな角度から見直し、気になった点はどんどん改善していきましょう。失敗には、次に成功するためのヒントがつまっています。たとえ選考に落ちても「失敗を次に生かそう」と思えば、気持ちも早く切り替えられます。
就活がうまくいかないときは「エンゲージ 会社の評判」を活用しよう
就活がうまくいかない原因を考えた結果、「視野を広げて違う会社を探そう」と思った方や、「企業研究をしっかりやろう」と思った方もいるでしょう。
そんなときに、ぜひ活用してほしいのが「エンゲージ 会社の評判」です。「エンゲージ 会社の評判」は日本最大級の会社口コミサイトで、無料で会員登録するだけで2000万件以上の口コミが見放題。
口コミには社員・元社員の本音がつまっています。企業の公式サイトからはみえない「会社のリアル」がわかります。口コミをきっかけに、今まで興味のなかった会社の魅力に気づいたり、自分とマッチする会社が見つかったりするかもしれません。
また企業の特徴はグラフで表示されるので、パッと見てすぐに理解できるのもポイント。口コミも「企業カルチャー」や「強み・弱み」といったカテゴリごとに絞り込めます。忙しい就活中でも企業研究や企業比較がスムーズにでき、エントリーシートのクオリティを上げるのにも役立つでしょう。
就活がうまくいかないと感じたときは、「エンゲージ 会社の評判」のような便利なツールをフル活用するのも、壁を突破するカギですよ。
まとめ
就活がうまくいかないと「もうダメだ」と諦めてしまいたくなりますよね。しかし例年の就活状況を見ると、ほとんどの学生が卒業までに内定を獲得しています。諦めずに就活を続ければ、あなたもきっと内定を取れるはず。あまり落ち込まないようにしましょう。
うまくいかないときこそ冷静になって、原因と対策を考えるのが大切。焦らずに一旦落ち着いて、これまでの就活を振り返ることで“これから”の就活に前向きに取り組めるでしょう。この記事で紹介した対策を試してほしいと思います。
企業の口コミを確認して就活で活用!入社後のミスマッチも防げます!
就活のあらゆるシーンで口コミは活用できます!
- 企業評価を参考に、人事の目に留まるエントリーシート作成
- 先輩社員の口コミを元に、セミナーや面接で質問
- 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
- 入社1年目の先輩社員の口コミチェックで、入社後をイメージ
※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)