IT業界の求人をチェックしていると、応募資格欄などで見かける『ITパスポート』という言葉。IT業界で活かせる資格であることはなんとなくわかるかもしれませんが、どのような資格で、どうやったら取得できるのかはご存知ない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は『ITパスポート』について解説。資格の概要を正しく理解しておきましょう。
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ITパスポートとは、どんな資格なの?
最初に、ITパスポートの概要についてお伝えします。ITパスポート試験(通称:Iパス)とは、経済産業省が認定する国家試験のことです。
ここ最近、ITの高度化はますます加速しています。どのような業界・業種・職種においても、ITの基礎知識は不可欠といえる世の中になってきました。そこで、これからの情報社会で活躍できるだけの知識の有無を証明することを目的に生まれたのが、ITパスポート試験なのです。ただし、そこまでハイレベルの試験ではありません。情報処理分野における”入門編”の試験です。
≪ITパスポート試験の概要≫
受験手数料:5,700円(税込)
試験時間:120分
出題数:100問
出題形式:四肢択一式
出題分野:ストラテジ系(経営)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)
合格基準:総合得点60%以上、かつ分野別得点30%以上
試験方式:CBT方式(問題の表示や解答の入力にPCを利用する)
(2018年7月現在)
ITパスポートを取得すると、どんな知識が身につくの?
では、もしITパスポート試験をパスすると、どのような知識を身につけることができるのでしょうか。ざっくりお伝えすると、身につくのは「ITの仕組みを正しく理解したうえで活用していける知識」です。
具体的には、情報セキュリティや企業コンプライアンスから、ネットワークやデータベースに関する知識まで幅広く習得可能。資格取得を通じて、「企業コンプライアンスへの意識が高まった」、「社内システム部門とのコミュニケーションが円滑になった」という方もいます。
少なくとも、「タイピングができる」や「Excelの操作ができる」といった手先のスキルを身につける試験ではないということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ITパスポート試験の難易度は?
資格の概要がわかったところで次に知りたいのは、難易度ですよね。試験の合格率は、40~50%です。受験者の方たちのなかには、ストラテジ系やマネジメント系の暗記問題に苦労する人が多いようです。
ITパスポート試験に合格しておくと、転職に有利?
最も気になるのが、ITパスポートの取得が転職活動にどのような影響を与えるのか、という点ですよね。ただ、「ITパスポートを取得しているから」という理由で内定を出す企業はほとんどないのが現状です。資格取得で得られるのは、プログラマやエンジニアなら“知っていて当たり前”の知識ばかり。専門性の高さを示す資格とはいえません。
ただし、未経験からプログラマやエンジニアを志望する際は別です。「他の未経験応募者と比較して、基礎的な知識を身につけている」という印象を与えることができるからです。職種によっては有利に働く可能性があるということを頭に入れておきましょう。
以上が、ITパスポート試験に関する解説です。受験を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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