新卒入社は、場合によっては今後何十年にわたって影響を与えかねない、人生の大きな転換点です。
だからこそ、やはり志望企業選びは妥協せず、実態をしっかり把握した上で慎重に行ないたいものですよね。しかしながら、企業が発信している情報からだけでは、本当の評判が分からない場合があるのも事実。
「企業の評判を知りたいから、口コミや客観的なデータもチェックしたい。でも、どのうように調べたらいいのだろう?」
そんなお悩みをお持ちの方のために、当記事では、会社の評判の調べ方を具体的に解説。インターネットを活用した調査方法だけでなく、インターネット上で情報があまり確認できない企業の評判の調べ方もご紹介していきます。
企業の口コミを確認して就活で活用!入社後のミスマッチも防げます!
就活のあらゆるシーンで口コミは活用できます!
- 企業評価を参考に、人事の目に留まるエントリーシート作成
- 先輩社員の口コミを元に、セミナーや面接で質問
- 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
- 入社1年目の先輩社員の口コミチェックで、入社後をイメージ
※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)
- 複数の方法で会社の評判を調べよう
- 会社の評判を知る目的が明確かどうかが最重要
- インターネットを活用した会社の評判の調べ方
- ネット上で情報が少ない会社の評判の調べ方
- 会社の評判を調べるなら「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
- 会社の評判を多角的に調べて理想の就職を実現しよう
複数の方法で会社の評判を調べよう
企業サイトや企業の出す求人情報は、「会社の印象を良く見せるため」「より多くの学生からの応募を得るため」といった目的があって作成されています。そのため、必ずしも実態をストレートに伝えているとは限りません。
そうなると、口コミやインターネット上の評判を信用したくなります。しかし、口コミがすべて正しいわけではありません。投稿者によって感じ方は様々です。同じ事柄でも、ネガティブ捉える人もいれば、ポジティブに捉える人もいます。すべての人にとって100点の会社は存在しません。だからこそ情報に1つ1つに踊らされないように、こうした前提を持っておいたほうが良いでしょう。
リアルな実態を知るためには、企業が発信している情報だけを確認したり、特定のサイトやSNSなどの口コミだけを信用するのではなく、複数の方法で会社の評判を調べ、腹落ちさせていくことが欠かせません。
会社の評判を知る目的が明確かどうかが最重要
会社の評判や口コミには、ポジティブなものとネガティブなものが混在しています。そのため、「どれを信じればいいのだろう…?」と判断に迷うこともあるでしょう。だからこそ、「なぜ自分が会社の評判を知りたいか」を明確にすることが重要です。情報に惑わされず、正しい決断をする上で欠かせません。
とはいえ、目的がパッと思いつかないかと思いますので、いくつか例を紹介します。
ブラック企業かを調べるため
入社後に後悔しないために、ブラック企業かどうかを知りたい学生は多いでしょう。ブラック企業の定義が難しいですが、たとえば、残業が多すぎる、離職者が多すぎる…など、極度にハードな環境ではないか、自分の価値観とあうかどうかをジャッジする際に、口コミや評判は参考になります。
特に口コミサイトの情報などは、元社員の口コミをはじめ「リアルな声」が見えるのでおすすめ。実際に働いてみないとわからない情報や、企業の担当者に直接聞きづらい情報を集める際に役立ちます。
とはいえ、ネットの口コミはあくまで一つの意見なので、それだけで判断すべきではありません。就活の可能性を狭めないためにも、口コミをもとに、人事の方に質問したり、大学のキャリアセンターに相談したりするようにしましょう。
ESや面接対策のため
応募企業への選考対策として、評判や口コミが役立つ場合があります。
というのも、志望動機や自己PRでオリジナルティのある内容にするためには「具体的な情報」が大切だから。ネットの口コミや評判を調べて、「社員の声」「リアルな数字」を知ることで、より自分の思い・希望との接点を見つけやすくなります。
また、OB・OG訪問などの場で「~~という口コミを見かけたのですが、実際どうでしょうか?」といった具体的な質問をするヒントにもなります。
ただし、ESや面接で「ネットで〇〇という口コミを見た」と直接的に言うのは控えましょう。「ネットの情報を鵜吞みにしていないか」とネガティブな印象を持たれる恐れがあるからです。
企業の口コミを確認して就活で活用!入社後のミスマッチも防げます!
就活のあらゆるシーンで口コミは活用できます!
- 企業評価を参考に、人事の目に留まるエントリーシート作成
- 先輩社員の口コミを元に、セミナーや面接で質問
- 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
- 入社1年目の先輩社員の口コミチェックで、入社後をイメージ
※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)
インターネットを活用した会社の評判の調べ方
そもそも当記事を読めている時点で、インターネットを利用して知りたいことを調べるスキルは持っているといえます。会社の評判も同じように、「どう調べるか」さえ知っていれば、インターネットで簡単に調べることが可能です。まずはインターネットを活用し、気になる会社の評判を調査するところから始めていきましょう。
口コミサイトで調べる
元社員や現社員の率直な声を知るにあたって、企業口コミサイトは最適といえるでしょう。
口コミサイトを活用することで、会社に対する総合的な評判のみならず、労働時間や給与、福利厚生といった労働環境から、人間関係や仕事のやりがいなどまで、様々な角度から会社の内情を把握できます。
とはいえ、個人が投稿している口コミには少なからず主観が混じっているもの。見かけた口コミ全てを取り入れていては、かえって真偽が分からなくなってしまいます。
口コミを調べる際には以下のようなことを心がけ、適切に情報を選択していきましょう。
- 残業時間、平均年収、有給消化率など、具体的な事実や数字を書いている口コミを参考にする
- 口コミの母数が少ないほど、正確性は低い傾向にあると考える
就活生向けに情報をまとめた口コミサイトも複数あり、どんな指標を設定しているかはサイトごとに異なります。自分の知りたい内容に応じて、うまく使い分けるようにしたいところです。
公開されているデータをチェック
企業に関して公開されているデータや数字を調べると、会社が直接発信している情報だけでは分かりづらい、会社の社会的な実態を推察可能です。
例えば、厚生労働省が公表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案」では、「違法な長時間労働を従業員に課した」「安全性が十分に確保されない状態で従業員に危険な作業をさせた」など、労働に関する法律を違反して書類送検された企業の名が挙げられています。
「気になっている企業が、労働関連の法律を遵守しているかどうか」を判断する一助となるでしょう。
ほかにも、売上高や営業利益の推移、純資産などを見たいときには、「会社四季報オンライン」など、株式投資向けに公表されている企業情報が参考になります。
企業によっては、自社で過去数年間の売上高を公開しているところもあるので、調べたい企業が公開しているようであれば、そちらも確認してみるといいでしょう。
なお、ネット上の情報ではなく書籍にはなりますが、会社四季報よりも求職者向けの四季報として公表されている「就職四季報」では、就活生にとっても役立つ情報が分かりやすくまとめられています。
就職四季報の情報をもとにした検索サイトもあるので、こちらを利用してみるのも一つの手です。
こうしたデータは、社員の生の声を知るのは難しい代わりに、より客観的な視点から会社の実態を知りたいときには有用なので、口コミと並行してチェックしていきましょう。
SNSで情報収集する
実際に働いている人や関係者によるリアルタイムの本音を知るためには、TwitterやInstagramなどのSNSはうってつけ。
「企業名 評判」「企業名 待遇」「企業名 残業」といったキーワードや、企業名のハッシュタグをSNSで検索することで、企業全体の働き方に関する評判をチェックできます。
ほかにも、「代表取締役の名前」「人気の製品・サービス名」「支店名・工場名」などで検索してみると、企業全体の待遇や働き方だけでなく、特定の支店や部署などの環境、社風なども見えてくるでしょう。
基本的には、上記のようなキーワードで検索した際に、ネガティブな発言が目立つようであれば、その企業には注意したほうがいい可能性が高いと判断できます。
ただし、こうしたSNSは匿名での投稿が多い上に、口コミサイトと違って評価の基準などが決まっているわけでもありません。
そのため、有益な情報を手に入れるためには、口コミサイト以上に情報の整理や信ぴょう性の精査が求められることは留意すべきです。
また、ビジネスに特化したSNSをチェックすると、また違った視点から情報を集められます。ビジネス系SNSでアカウントを運用している企業であれば、実際の仕事内容を確認できたり、直接連絡を取ったりすることもできます。
面接よりも気軽な感覚で質問できる場合が多いので、ある程度評判の情報を集めたら、思いきってSNS経由で企業に連絡してみるのもいいでしょう。SNS上で返答をもらえるだけでなく、Web会議や対面で話を聞けるチャンスに恵まれるかもしれません。
ネット上で情報が少ない会社の評判の調べ方
特に中小企業や地域密着型の企業の場合、インターネット上に情報が少なく、口コミサイトやSNSだけでは十分な情報を収集できない場合があります。
ここからは、そんなケースでも情報をしっかりと集められる方法をご紹介していきます。
これらの方法は、ネット上で情報を集めた企業をさらに深掘りするためにも役立つので、余裕があればぜひ実行してみてくださいね。
OB・OGを訪問する
志望している会社の口コミがネット上では十分に見つからないのであれば、現社員や元社員にコンタクトを取り、話を聞くのが確実。
会社説明会や面接と異なる、会社や新卒募集が直接関わらない形で話せる場を設けられれば、実態を正直に話してくれることも多いです。
会社を介さず、OB・OGに直接コンタクトを取る方法としては、
- OB・OG訪問向けのマッチングアプリを使う
- 大学の先輩に該当者がいないか、大学のキャリアセンターで名簿を調べてもらう
- 知り合いに事情を話して紹介してもらう
などいくつかあるので、自分がやりやすいと思う方法を活用していきましょう。
志望企業と同じ業界で働いている人の話を聞く
もし可能であれば、OB・OGだけでなく、志望企業と同じ業界で働いている人の話も聞けると、また別の視点からその企業を捉えられます。
企業に対する評判は、会社の従業員やOB・OG、顧客の声だけが全てではありません。たとえ従業員や顧客からは評判が良くても、提携企業や業務を委託されている企業などからは評判が悪いケースもあり得ます。
特に、同業界の間ではこうした評判が広まりやすいので、同じ業界の別企業で働いている人からは、あまり表に出てこないような実態を聞けることがあるのです。
また、OB・OG訪問はリアルな口コミを聞く手段として有用ですが、企業側が社員に対し、自社の悪い評判を外部に漏らさないように言い聞かせていて、実態を話してもらえない可能性もゼロとは言いきれません。
より確実な評判を収集したい場合には、社外の関係者からも話を聞くようにしてみましょう。
会社の評判を調べるなら「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
ここまで、インターネットを活用した評判の調べ方と、インターネット上に情報が少ない会社の評判の調べ方を解説してきました。
先にも触れましたが、「インターネット上でどのくらい情報を集められるか」を先に知っておいたほうが調査の方針も立てやすいので、まずはインターネットを使って調べてみるのがオススメです。
ネットで気になる企業の評判を調べる一歩目としては、口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」が大きな助けとなるでしょう。
▼合わせて読みたい!
就活で「エンゲージ 会社の評判」を使うメリットとは?知らなきゃ損な活用術! -就活ガイド
日本最大級の口コミ件数
「エンゲージ 会社の評判」には、日本最大級である2,000万件以上の口コミを掲載されています。
他の口コミサイトでは口コミが見当たらない企業であっても、「エンゲージ 会社の評判」でなら口コミをチェックできるかもしれません。
実際に、利用者も年間約5,000万人と国内トップクラス。新卒採用に応募したい就活生から、中途採用の応募先を探している求職者にまで、幅広い人が利用しています。
会社の特徴を具体的に分かりやすく表示
「エンゲージ 会社の評判」では、数多くの口コミをもとに、独自の指標を用いて会社の特徴を可視化。
「会社の成長性・将来性」「事業の優位性・独自性」「仕事を通じた社会貢献」「20代の成長環境」など、様々な視点から評価を確認できます。
また、平均年収や残業時間など、客観的な事実を示す数字だけでなく、年収や勤務時間、休日、人間関係などに対して「社員がどれくらい納得しているか」もデータ化しています。
そのため、目には見えない主観的な情報も分かりやすく、ほかの会社との比較を簡単に行なえます。
女性目線の口コミだけを確認することも可能
男性と女性では、ライフステージの変化の傾向が違ってくるため、男性にとっての働きやすさと、女性にとっての働きやすさは異なっている場合も多くあります。
例えば、いくら休日が多く、有給消化率も高い企業であったとしても、産休や育休を取りにくい雰囲気があったり、取得したあとの復帰が困難な環境であったりすれば、女性社員にとっては働きやすさを実感しづらいでしょう。
このように、同じ会社の口コミを見ていても、男性目線から見た評判と、女性目線から見た評判が全然違うこともあり得ます。
しかし、「エンゲージ 会社の評判」なら、女性が投稿した口コミだけをワンクリックで抽出可能。特定の視点に偏った働きやすさではなく、「多様性を重視した働きやすさが整っているかどうか」を比較しやすくなっています。
無料の会員登録をすれば、すぐに口コミをチェックできる
「エンゲージ 会社の評判」に掲載されている口コミをチェックするには、4ステップの会員登録をするだけでOK。
登録は無料でできる上に、会員しか入手できない情報も豊富にあるので、お得で便利です。
【登録手順】※たった1分で登録完了!
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「エンゲージ 会社の評判」の口コミは怪しい?気になる信憑性と正しい使い方を解説 - 就活ガイド
会社の評判を多角的に調べて理想の就職を実現しよう
あらかじめ会社の評判を調べておくことは、企業研究を深める以外にもメリットがあります。
面接時に「何か質問はありますか?」と質問を求められた際、評判に関する内容をそれとなく聞いてみることで、評判の真意や会社の誠実さを確かめるというテクニックも使えるようになるのです。
「そんなことしていいの?」と思われるかもしれませんが、良識やマナーを守った上であれば全く問題ありません。会社が採用する就活生を選ぶ権利があるのと同じように、就活生にも入社する会社を選ぶ権利があるからです。
そのことを忘れず、気になる企業の評判を様々な角度から調べて、理想の就職を実現させましょう。
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※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)