年次有給休暇は労働者の権利です。しかし日本においては、実際に有給を取得している人が少ないという声も。長時間労働が美徳とされる国民性もあり、なかなか有給日数を消化できない傾向にあるようです。
しかしグローバル競争が激化した現代において、世界から学ぶ必要もあるのでは?転職することになり、退職から新しい会社での出勤日までを有給消化とする人がいますが、きちんと在職中にリフレッシュしてパフォーマンスを発揮する方が会社にとってもいいハズ。
ということで、世界の国々がどのくらい有給休暇を消化しているのか調べてみました。国民性の違いや、勤務時のパフォーマンスの違いがあるので、一概に有給を消化することが良いとは言い切れないのは確か。でもやっぱり気になる、余所の有給取得状況をチェックしてみてください。
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日本は有給消化率が低いと言われていますが?
各国の有給取得日数を比較すると、確かに少ない日本の平均取得数。有給消化率に直すと、約39%と最低の数字になります。逆に、ブラジルやフランス、香港においては、有給消化率が100%という結果。その他の国々と比較しても、日本の消化率の低さが際立っています。
日本人は働き過ぎと言われる理由も、この結果だけを見ると間違っていないようですね。
そもそも日本は有給日数が少ないのか?
実は…多くの国においては、日本よりも有給休暇の付与日数が少ないことにも注目できます。年間で平均18日の有給休暇が付与されている日本。休暇日数においては、世界の平均以上と考えることもできるのです。
ただしブラジルやフランスのように、100%の有給消化率であり、かつ付与日数は平均30日という国も。逆に、日本の倍以上の取得日数であるシンガポールや香港でも、付与されている日数は少な目です。
有給消化率が低い日本は不満だらけなのか?
面白いことに同調査によると、有給休暇に関する不満足度は、30日の付与日数に対して100%消化しているフランスが最低の数値だったそうです。なんと90%が、現在の有給休暇消化状況に不満とか。30日も休んでいながら、もっと有給が欲しいと感じているようです。
対して日本の不満足度はというと……51%という結果でした。つまり逆説的には半数近くの人が満足しているということ?
有給休暇の取得と満足度、生産性は無関係なのか?
同調査からもわかるように、有給休暇をたくさん取得できることが、仕事への満足度を高めるとは限らないようですね。また、有給をたくさん取る方が仕事の精度が高まるかというと、これも正解がありません。国民性や仕事への価値観、プライベートの重みが異なるという結果ではないでしょうか。
どちらが良い・悪いではなく、適切な有給消化と、リフレッシュした結果でのパフォーマンスの向上が理想だということは確かですね。
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