世の中にあるさまざまな職種の仕事内容に迫るお仕事ガイド第4弾。今回ピックアップするのは、MR(医薬情報担当者)という仕事についてです。具体的な仕事内容、扱う商材である薬、どんな人が向いているのかなど、転職を検討する上で参考になる情報をご紹介します。ぜひ、職種の理解にご活用ください。
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MRの仕事内容とは。
MRとは、Medical Representativeの頭文字をとった職種名。英訳をすると「医薬情報担当者」。病院の医師や調剤を行なう薬剤師の方々に、「自社の薬に関する情報を提供」するお仕事です。誤解しやすいポイントは、「薬を売る営業」ではないということ。
「薬の品質・有効性・安全性に関する情報を医療従事者に提供する」ことで、患者さんの治療に最適な処方薬として自社の薬を選んでもらうことがミッション。選んでもらうことで、結果的に売上に繋げていく仕事です。
MRへの転職。文系でも大丈夫?
実務では薬の知識や、医療の知識が問われるMR。薬学部や理系出身の人でなければできない仕事だと思われるかもしれませんが、それは誤解。実はMRの約半数は、文系出身者と言われています。薬学や理系出身者に比べて必死に勉強する必要がありますが、大丈夫。MRへの門戸は大きく開かれています。
MRが扱う薬は、医療用医薬品。
MRが扱う薬は「医療用医薬品」。医師の処方箋を必要とし、薬剤師によって処方される薬です。ドラッグストアやコンビニで簡単に購入できる風邪薬や胃腸薬などは「一般用医薬品」と呼ばれるもの。
大手の製薬会社はどちらも商品として扱っていますが、この2つはまったくの別物です。TVCMや広告で知られている薬は、全て「一般用医薬品」。MRは扱いませんので、ご注意を。
また、日本の「医療用医薬品」市場は、「一般用医薬品」市場の約10倍の大きさ。MRの人数も多く、日本国内で約6万人が従事しています。意外かもしれませんが、TVCMや広告を多く出稿している「一般用医薬品」は、製薬会社の売上げ構成内ではほんの一部でしかないのです。
MR認定試験に向けて勉強。
MRに転職して最初の難関は「MR認定試験」。毎年12月に東京・大阪で開催されるこの試験に合格することで、MRとして最低限の「医薬品」「病気・治療」に関する知識があると証明されます。
毎年の合格率は約80%。資格がなくてもMRの仕事はできますが、業務上不利になる場面が多くなることは否めず、皆、必死で勉強します。入社から半年以上は、勉強漬けの毎日になるはずです。
薬の情報を届け、人の命を救う―――。 そんなMRへの転職は、文理出身を問わず広く門戸が開かれています。とはいえ、仕事内容や試験を考慮すると、「薬や医療について学習すること」が苦にならない人でないと、入社後に苦労しそうです。ご自身の適性や志向がMRに向いていると思ったら、是非チャレンジしてみてください。
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