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面接の持ち物チェックリスト|持っていて助かったモノとは?

面接に臨む就活生のみなさん、当日の持ち物はしっかりチェックしていますか?

あるいは、自分が何を持っていけばいいのか、しっかり把握していますか?

 

必ず持っていくべき持ち物もありますが、ほかの多くの持ち物は、状況や自分に合わせて取捨選択する必要があります。

 

しかし、だからこそ、

「絶対に必要なものは何となく分かるけど、それ以外の持ち物って、あんまり分かってないかも」

「もしものことを考えた時、どんなものを持っていけばいいんだろう?」

…と、思う方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、必須な持ち物を選ぶ時に意外と失敗してしまいがちなポイントや、就活生の「持っていて助かった!」という体験などをもとに、チェックリストをまとめました。一つひとつ解説もしていますので、ぜひ確認してみてくださいね。

 

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面接に必須な持ち物

まずは面接に必須の、基本的なアイテムからチェックしていきましょう。

  • かばん(A4サイズを折らずに入れられるもの)
  • 応募書類のコピー
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 現金
  • 交通系ICカード
  • 腕時計
  • ハンカチ・ティッシュ

すでに知っているアイテムも多いと思いますが、実は意外な落とし穴があるものも存在します。

 

A4サイズが入るかばん

「面接中椅子の横に置いたかばんが音を立てて倒れてしまい、ちょっと気まずい雰囲気になってしまった…」という経験はありませんか?

 

そんな事態を防ぐためには、サイズだけでなく、形状などにも気をつけてかばんを選ぶ必要があります。椅子の横に置いても自立する形状で、派手すぎない色・デザインのものを選べるとベターです。

 

さらに、荷物がかさばり、かばんが膨らんでいるように見えてしまうのも、印象としてはあまりスマートではありません。特に、化粧ポーチなどで荷物が多くなりがちな女性の場合、マチに余裕があるかばんがオススメです。

 

応募書類のコピー

「面接は応募書類に書いたことから聞かれると分かっていたのに、いざ本番になった瞬間、話したい内容が飛んでしまった…」

 

そんなことにならないよう、あらかじめ応募書類のコピーを取り、面接直前に内容を確認できるようにしておきましょう。面接時に応募書類の提出を求める企業もあるため、その場合はうっかり原本を忘れることのないように。

 

スマートフォン・携帯電話

交通機関の乱れによる遅刻、突然の体調不良、道に迷ってしまったとき…。企業への連絡が迅速にできなければ、せっかくのチャンスを完全に逃してしまうことになりかねません。

 

もしもの場合にすぐに連絡できるよう、当日の連絡先は必ず電話帳に登録するか、メモを取りましょう。

 

ただし、スマートフォンや携帯電話でしか連絡先を確認できない状態では、万が一それらが利用できなくなったときに困ってしまいます。連絡先を紙に書いたメモも、別に用意しておきましょう。

 

筆記用具とメモ帳

「面接後にアンケートの回答をする際にボールペンがなくて困った…」といったケースがあります。適性テストや筆記試験がない面接であっても、筆記用具とメモ帳は持っていきましょう。

 

オススメは、応募書類を記入した時に使ったのと同じペンを持っていくこと。そうすることで、直前で応募書類に記入漏れが見つかったときなどにも、素早く対処できるようになります。

 

また、応募書類を書く場合と同様、こすって消せるボールペンはNGです。

 

現金・交通系ICカード

間に合うように移動していたのに、交通系ICカードの金額が足りず、チャージに時間がかかって遅刻…なんてことになってしまったら、目も当てられません。面接会場までの交通費は、最低でも片道分、前日までにチャージしておきましょう。

 

また、「交通機関が遅れているから、タクシーで会場に移動しないと間に合わなさそう…」「使おうと思っていた交通機関で交通系ICカードが利用できなかった!」といった事態も起こり得ます。

 

こうしたケースに備え、現金もある程度余裕を持って用意しましょう。

 

腕時計

企業や面接官によっては、面接中にスマートフォンを取り出すこと自体、マナー違反と捉えられる可能性があります。

 

また、グループワークなどにおいても、スマートフォンで時間をチェックすると、「グループワークに集中していないのではないか?」とマイナスな印象を与えることも。

 

周囲に印象よく見せるためにも、腕時計を持参しましょう。デザインはシンプルで派手すぎないもの、ベルトはメタル、もしくは黒か茶の革を選ぶのが無難です。

 

ハンカチ・ティッシュ

「お手洗い後にハンカチを忘れたことに気付いて、ハンドドライヤーに頼ろうとしたのに、使えなくて困った…」面接会場に限らず、こういった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

 

昨今の情勢から、ハンドドライヤーが設置されていても今は使用できないトイレも少なくありません。ハンカチやティッシュは、スーツのポケットに入れておくなどして、必要な時にすぐに取り出せるようにしておきましょう。

 

必須ではないけどあったほうがいい面接の持ち物

面接においては、「必須とまではいかないものの、なるべく持っていったほうがいい持ち物」というのもいくつかあります。

 

持っていくことでよりスムーズに面接を進められるアイテムばかりなので、できるだけ持参するようにしてみてください。

 

A4サイズのクリアファイル

A4サイズがそのまま入るかばんを準備できれば、基本的に応募書類は折り曲げなくてすむようになります。

 

ただ、応募書類をそのまま入れていると、他の荷物に押されてシワになったり、何かにこすれて汚れたり、雨で濡れたりするおそれも。

 

大事な書類をきれいに保つためには、A4サイズのクリアファイルに収めた上で、かばんに入れておくとより確実です。

 

会社案内や募集要項のコピー

会社案内や募集要項のコピーを持っていくことで、企業データや理念、経営方針、求める人材などを、面接前に改めて確認できるようになります。

 

こうした情報をチェックし、あらかじめ疑問点を整理しておけば、面接官に質問をする際にもスムーズに尋ねることが可能に。

 

本番直前まで面接対策を行ないたいのであれば、ぜひ持ち物に加えておきましょう。

 

印鑑

面接時には、書類などに印鑑での捺印が求められることもあります。

 

また、面接当日に応募書類を提出する際、万が一押印を忘れてしまっていた場合にもその場で対処できるというメリットもあるため、持参しておくに越したことはありません。

 

なお、印鑑の種類としては、認印として使えるものを用意しておくことを強くオススメします。

 

浸透印(インクが内蔵された印鑑)は、同じような印を手軽に入手しやすい、インクや印鑑の劣化が早い傾向にあるといった理由から、重要書類や公的書類に捺印する場合には認められないケースも多いためです。

 

学生証などの身分証明書

なかには、入社する際に受付などで学生証、保険証、運転免許証、パスポートといった身分証明書の提示を求める企業もあります。

 

また、面接によっては、重要書類への記入の際に身分証明書が必要になることも。普段からどれかは持ち歩いている方が多いとは思いますが、面接時にも忘れずに携帯しておいてください。

 

なお、これも企業によって異なりますが、身分証明書以外にも「学業成績証明書」「卒業・修了見込証明書」などの提出が必要な場合もあります。

 

もし企業から指示があれば、指示された通りの証明書も持参しましょう。

 

ノートパソコン・タブレット

面接に臨む企業や職種によっては、「手書きや印刷では見せづらい実績を直接見せてアピールしたい」「大きな画面でアピールしたいプレゼン資料がある」というケースもあるでしょう。

 

例えば、Webサイトやプログラム、デジタルアートや映像作品などは、その代表例といえます。その場合、スマートフォンの小さな画面や処理能力では難しいことが多いので、自分が普段から使い慣れているノートパソコンやタブレットも、合わせて持ち込むようにしましょう。

 

ただし、基本的に面接会場での電源供給は望めないと考えておくべきです。持ち込む際には、あらかじめ充電をしっかり行なっておきましょう。

 

面接に持っていくと安心できる持ち物

「えっ、そんなことある?」と思ってしまうようなハプニングやトラブルも、起こる可能性はゼロとは言いきれません。

 

「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、大事な時だからこそ有事に備えておくことで、余計な緊張感や不安を抱かなくてよくなり、実力を発揮しやすい自然体で面接に臨みやすくなります。

 

ここからは、実際にあった失敗談をもとに、「いざという時あったら助かる」ものをいくつか見ていきましょう。

  • 折り畳み傘
  • 印刷した会場付近の地図
  • 携帯電話・スマートフォンの充電器
  • 身だしなみを整えるためのアイテム(手鏡、ヘアブラシ・整髪料、エチケットブラシ、メイク道具、ストッキング)
  • 色々なものの予備(マスク、コンタクトレンズ・めがね、証明写真)

 

折り畳み傘

急な雨に降られてしまえば、せっかく整えた身だしなみが台無しになりますし、大事な書類が濡れてしまう可能性もあります。

 

たとえ面接当日の天気予報が晴れだったとしても、突然の雨に降られる可能性はあるので、念のため、折り畳み傘をかばんの中に忍ばせておきましょう。

 

印刷した会場付近の地図

ほとんどの場合、会場までの地図はスマートフォンや携帯電話で簡単に調べられます。

 

しかし、充電切れや突然の故障、電波障害などによって、スマートフォンや携帯電話で地図を確認できなくなってしまうこともあるかもしれません。

 

そんな「もしも」に備え、会場付近の地図や会場までのルート情報を紙で印刷しておくと、道に迷って遅刻するおそれをぐんと減らせます。

 

携帯電話・スマートフォンの充電器

緊急連絡をしたり、会場までのルートを調べたりするのに便利なスマートフォン・携帯電話も、肝心な時に充電が切れてしまっては役に立ちません。

 

家を出る前にしっかり充電しておくことも重要ですが、さらなる保険として、自分が使用している通話機器に対応している充電器を持っていくのがより安心です。

 

また、「充電器は持ってきたのに、コードを忘れて結局充電できなかった…」なんてミスをしないよう、対応する充電コードも必ずセットで用意しましょう。

 

身だしなみを整えるためのアイテム

家できっちり身だしなみを整えたとしても、移動しているうちに崩れてしまうことはどうしてもあります。身だしなみに必要なアイテムは、自分のスタイルや用途などに合わせてなるべく持参するようにしましょう。

 

例えば、身だしなみを手早く確認するための手鏡、髪を整えるヘアブラシ・整髪料、スーツをきれいにするエチケットブラシなどは、多くの就活生にとって有用でしょう。

 

加えて、メイクをする方は、いざという時に化粧直しができるよう、メイク道具も合わせて持っていくことをオススメします。

 

ただ、メイク道具は、丸ごと一式を持っていこうとすると案外かさばってしまうもの。メイク道具一式を入れても余裕があるマチの広いかばんを用意するか、本当に当日必要になりそうなものだけに絞って持っていくようにしましょう。

 

また、スカートスタイルのスーツで就活中の女性にとって、脚をきれいに見せる身だしなみであるストッキングですが、一方でタイツよりも素材が薄いため、伝線しやすいです。ストッキングを履くのであれば、予備を持っていくようにしてください。

 

なお、軽度の伝線であれば、透明なマニキュア、もしくは透明な液体のりを塗ることで応急処置できる場合もあるので、これらのアイテムも持っておくとより安心です。

 

色々なものの予備

消耗品や、他のアイテムでなかなか替えがきかないようなものは、予備を持っていくことをオススメします。

 

具体的には、以下のようなものです。

  • マスク
  • コンタクトレンズ・めがね
  • 証明写真

昨今の社会情勢において、マスクは面接でも欠かせないアイテムとなりました。そのため、マスクの状態も印象を左右する要素となりつつあり、きれいな状態のほうがやはり印象は良くなります。

 

着用するマスクも、予備のマスクも、無地でナチュラルな印象を与える色(白、グレー、水色、薄ピンクなど)のものを選ぶようにしましょう。

 

また、コンタクトレンズやめがねは、代替品が基本的に存在しないアイテムの一種です。普段コンタクトレンズを使用している方は、替えのめがね、もしくは入れ替えやすいコンタクトレンズを用意しておくのがベターです。普段はめがねを着用している方も、念のため替えのめがねを持っておくと安心できます。

 

そして、証明写真の予備。履歴書の原本を面接当日に提出する必要がある場合は、念のため予備を用意しておきましょう。

 

履歴書の写真は、念入りに貼り付けたつもりでも、移動中の揺れや他の荷物とのこすれにより、面接本番までに取れてしまうことも。予備の証明写真を持参しておくことでトラブルを回避できます。

 

持っていく場合は、貼り付けまでその場で行なえるよう、両面テープやのりも忘れないようにしてください。

 

面接への持ち物チェックリスト

【必須の持ち物】

  • A4サイズが入るかばん(床においても自立し、ある程度マチに余裕があって派手すぎないもの)
  • 応募書類のコピー(面接当日に提出する場合は原本も一緒に)
  • スマートフォン・携帯電話(当日の連絡先を書いたメモも一緒に用意)
  • 筆記用具(こすっても消えないボールペン)
  • メモ帳
  • 交通系ICカード(最低限、会場までの片道交通費がチャージされたもの)
  • 現金
  • 腕時計(シンプルで派手すぎないもの)
  • ハンカチ・ティッシュ

【あったほうがいい持ち物】

  • A4サイズのクリアファイル
  • 会社案内や募集要項のコピー
  • 印鑑(認印として使えるもの)
  • 身分証明書(学生証、保険証、運転免許証、パスポートなど)
  • ノートパソコン・タブレット(十分に充電したもの)

【万が一の備え】

  • 折り畳み傘
  • 紙に印刷した会場付近の地図
  • 携帯電話・スマートフォンの充電器
  • 身だしなみを整えるためのアイテム(手鏡、ヘアブラシ・整髪料、エチケットブラシ、メイク道具、ストッキング)
  • 色々なものの予備(マスク、コンタクトレンズ・めがね、証明写真)

 

これで持ち物は完璧!安心して面接に臨んでください

ここまで、「必須の持ち物」「あったほうがいい持ち物」「もしもの備えになる持ち物」3つの視点から、面接当日に持っていくアイテムについてご紹介してきました。

 

「ここに挙げたものが準備できれば、安心して面接に臨める!」というアイテムを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ただ一方で、もちろん、これが全てというわけではありません。人によっては、チェックリストの中で不要に感じるアイテムもあるでしょうし、ここでは取り上げていないアイテムが欠かせない方もいるでしょう。

 

そんな場合でも、この記事の解説を参考にしながら、あなたが必要だと感じるものを取捨選択してもらえれば幸いです。

 

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  • 企業評価を参考に、人事の目に留まるエントリーシート作成
  • 先輩社員の口コミを元に、セミナーや面接で質問
  • 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
  • 入社1年目の先輩社員の口コミチェックで、入社後をイメージ


※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)