応募した企業からの「面接には私服でお越しください」という連絡。正直、困ったという方は多いもの。「本当にスーツで行かなくていいの?」「どんな私服ならOKなの?」……など、いろいろ迷ってしまいますよね。
人は見た目が9割という言葉があるように、面接官の第一印象を良くするためには、身だしなみはとても大事です。だからこそ、私服で行なわれる面接は、しっかりポイントを抑えることで、有利になるチャンスがあります。是非、好印象な「私服」のポイントを理解して、面接に臨んでください。
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強制?任意?服装指定の見極め方法
「私服でお越しください」と「服装自由」の違いとは?
「私服でお越しください」「服装自由です」「あなたらしい服装」……など、同じ「私服面接」と一言にいっても、表記の違いで企業の意図がわかります。
私服が必須の場合
- 私服
- あなたらしい服装
- カジュアルな服装
上記のような表記なら、私服でいくことをオススメします。とはいえ、「私服=普段着」ではないので、注意が必要です。就職活動における私服というのは、だいたいオフィスカジュアルを指していると認識しておきましょう。では、具体的にどんな服装でいけばいいのでしょう?詳細は、後ほどご紹介します。
スーツ着用OKな場合
- 私服可
- 服装自由
就活イベントや会社説明会などでは、このような表記の場合が多いです。カッチリとした場ではなく、あくまで説明を受ける場であることを強調させたい、という企業の意図があります。実際のところ私服でいく人は少数派になるケースが多く、スーツで行くことが無難かもしれません。もちろん、私服でも合否には、影響ありません。
私服面接のマナーとは?
なぜ「私服面接」をするの?
「スーツなら迷わないのに……」と思ってしまう私服での面接。いったいなぜ採用担当者は私服での面接を行なうのでしょうか。その理由をご説明していきます。
「自由な社風をアピールしたいから」
IT業界やクリエイティブ業界をはじめとした企業は、内勤の仕事が多いことから、普段から私服勤務の場合が多いです。こうした自由な社風をアピールするために、私服面接をする場合があります。
「リラックスして望んでほしいから」
選考を進むかどうか判断するための会社説明会を設けている会社があります。その際には、まずは気軽に話を聞いてみてほしい、という考えから、私服OKとしている企業が多いようです。同様に、面接においても、リラックスして面接に望んでほしいという配慮があります。
「服装も見極めの判断材料だから」
ファッションセンスが仕事上で必要なアパレル企業の場合、服装も見極め材料になります。その他にも、明らかに社風と異なるタイプの服装の際には「会社には合わないかも……」と、判断されてしまう可能性があるので、注意しましょう。
「NG」な服装、「Good」な服装
NGな服装のポイント
ダメージジーンズ
普段着ではオシャレなダメージジーンズは、私服面接では、だらしない印象をもたれてしまいます。また、すそを引きずってしまってすれているものや、汚れが目立つものなどは、同様に清潔感がないと思われてしまいます。
パーカー
カジュアルスタイルの代表ともいえる、パーカースタイル。「ゼッタイにダメ」という服装ではないのですが、避けたほうが無難でしょう。
露出が多いもの
特に女性の場合は、胸元が大きく開いている服やミニスカートは、好印象ではありません。オシャレを意識するよりも、清潔感などを意識して洋服選びをしてみましょう。
OKな服装のポイント
- シャツ
- ジャケット
- ブラウス
- カーディガン
- パンプス ……など
これらは男女共に、面接官に与える印象が良いでしょう。また、派手な柄物よりも、シンプルなコーディネートがオススメです。最後に、この服装でオフィスに行ったとき違和感がないか想像し、セルフチェックをしてみてください。
具体的にどんな服装をしたらいいの?
コーディネート例をご紹介
これまで私服面接のマナーなどを紹介してきましたが、ここでは具体的なコーディネート例を画像付で紹介していきます。是非参考にしてみてください。
男性編
ポイント
ジャケットにシャツを合わせると、スーツではなくても、フォーマルな印象を出せます。また、パンツもだぼっとした服装よりも、すっきりとした服装でGood。はずさないコーディネートとして覚えていきましょう。女性編
ポイント
スカートは膝丈がベスト。椅子に座ったときに、気にならない程度の長さがよいでしょう。またカラフルな色合いでも、シンプルなトップスを合わせることで、女性らしいさわやかさを演出できます。ポイント
男性のファッションと同様に、ジャケットを羽織ることで、普段の洋服がオフィススタイルになります。ジャケットと合わせると、スタイリッシュにきまりますね。足元はスニーカーよりも、パンプスが良いでしょう。
いかがでしたか。ポイントを抑えれば、私服面接はもう怖くありません。私服面接で、面接官に好印象を与えてみましょう。
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