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1.「転職理由・退職理由は?」と質問されたときの答え方
「転職理由・退職理由」を聞かれる理由
企業が転職理由・退職理由を確認する意図は、大きく分けて2つあります。
1つは、「同じ理由で退職する可能性があるか」を確認することです。 入社後早期に退職されてしまうと、企業にとっては時間や費用の損失になります。多くの企業が「できるだけ長く活躍してほしい」と期待するのは、そうした理由もあるのです。したがって、面接時点で転職理由・退職理由を確認し、自社において早期退職のリスクがないかどうかを検討します。
もう1つの意図は、「人柄」を知ることです。 転職理由・退職理由からは、「働く上で重視していること」「仕事のモチベーション」といったことが分かります。それらを把握し、入社後に活躍してくれる人材かどうか、社風に馴染むかどうか、などを判断しているのです。
回答のポイント
質問に対して、納得される答えを返すためには2つのポイントがあります。以下を念頭において、ご自身の転職理由・退職理由を整理してみてください。
「ポジティブな内容」を心がける
転職を考えたということは、前職に対するネガティブな思いもあるでしょう。しかし、不平不満をストレートに伝えるのは好ましくありません。なぜなら、面接官に「後ろ向きなタイプでは?」「転職後も不平不満を言うのでは?」という懸念を持たれる可能性が高いためです。
よって、転職理由・退職理由を回答する際は「ポジティブな内容」に変換することが大切。不平不満だけに焦点を当てるのではなく、それらを解消して入社後に叶えたいことを考えてみてください。
「入社したい」という意欲につなげる
理由を述べるだけに留まらず、「入社したい」という意欲も見せることを意識すると良いでしょう。転職とは、人生を大きく変える出来事です。きっと、転職を考えた理由もふまえて、じっくり検討をした上で応募先企業を決めたことと思います。その決意や覚悟が伝わるように、真剣な表情・言葉遣いで話すと、面接官からの評価にもつながりやすいです。
回答例
実際、どのように回答すれば納得してもらえるのでしょうか。代表的な転職理由・退職理由のひとつ「給与が低い」というパターンを例に、お手本となる例・失敗例をご紹介します。
お手本回答例
給与が上がらず、自分の成長や成果が実感できないことから転職を考えました。 前職のアパレルショップでは5年間勤務しましたが、全く給与が上がりませんでした。店舗売上に貢献する成果を出しても収入には反映されず、「成果を出した」ということを実感しにくい環境だったのです。周囲の先輩社員も同じような境遇にあったため、モチベーションも上がりにくくなっていました。よって、成果が適切に評価されて収入につながるような企業に転職し、これまで培ってきた経験を活かして働きたいと考えています。
お手本にしたい点は、単に「給与が低い」という不満を述べているだけではない点です。収入だけに焦点を当てて答えると、「収入が上がればどの企業でも良い」と考えているようにも受け取られかねません。上記の回答例では「収入が低いために成長や成果を実感できない」と言い換えて、転職で叶えたいことを明確に伝えています。「前向きさ」「真剣さ」が伝わる回答です。
「給与」以外が転職理由・退職理由の場合も、考え方は同じ。たとえば、「人間関係に悩んでいた」ということは「周囲と良好な関係を築いて働きたい」とも言い換えられますし、「残業が多くて辛くなった」ということは「より効率的に働きたい」という意志に変換できます。
失敗の回答例
給与面に不満があったためです。前職のアパレルショップでは5年間勤め、先輩よりも店舗売上に貢献していたのに、全く昇給しませんでした。ポジションが上がる見込みもなく、このままではずっと収入が変わらないのだと思ったら、やる気がわかなくなって転職を考えました。ですから今は、アパレル販売のような収入が上がりにくい仕事はしたくないと考えています。
この回答は、転職理由・退職理由は明確です。しかし「やる気がわかない」「アパレル販売はしたくない」といったネガティブな発言が目立ちます。面接官は「給与に不満を感じたら、また転職を考えるのでは?」「転職して何を叶えたいのだろう?」という印象を持つでしょう。
「給与」以外が理由の場合も、「この回答を聞いて、面接官が不安になったり疑問を感じたりしないだろうか?」という観点で、ご自身の回答内容を見直してみてください。
2.「何か質問は?」と質問されたときの答え方
「何か質問は?」と聞かれる理由
実は、多くの面接で問われる「逆質問」。この質問の意図は、応募者の入社意欲を知ることにあります。質問の内容から、会社や仕事についてどれだけ調べ・考えているか、面接の中でどれだけ真剣に話を聞いていたか、といったことが分かるためです。
ほとんどの場合、「逆質問」は面接の最後に行なわれます。面接官に与える最終的な印象を左右することもあり、“おまけ” のようでいて実は重要なのです。「特にありません」という回答は「会社や仕事に興味を持っていない」と思われる可能性が高いため、何かしら質問することを心がけてください。
回答する際のポイント
事前に準備をしていなければ、面接中にとっさの質問は出てきにくいでしょう。また、準備した質問が1つだけだと、面接中に疑問が解消されて質問することがなくなってしまう場合があります。よって、あらかじめいくつか質問を考えておくと得策です。考える際には、下記のポイントに留意しましょう。
「会社や仕事への興味・関心」を示す
面接官が注目しているのは、応募者の意欲。よって、その会社や仕事への興味・関心が伝わるような質問をすると良いです。たとえば「実際に働いている方々の雰囲気は?」「入社前に勉強しておくべきことは何か?」など。事前に会社や仕事について調べる中で疑問に思ったことがあれば、書き出して整理しておいてください。
「聞かなくても分かること」を聞かない
会社のホームページや求人情報に記載されていることや、面接の中で説明されたことを、改めて質問するのは避けましょう。面接官に「会社について調べていないのでは?」「話を聞いていなかったのでは?」という印象を与えるためです。もちろん、「より詳しく知りたい」という聞き方であれば、問題はありません。
回答例
具体的に、どのような質問の内容・質問の聞き方をすれば好評価につながるのでしょうか。いくつか例をご紹介します。
お手本回答例
内定を頂けた場合、入社までに準備すべきことがあれば教えてください。現在は、SEとしての基礎力をつけるために「基本情報処理技術者」の勉強をしようかと考えています。具体的にはどのような勉強をしておくと良いでしょうか?
先程お伺いした貴社のサービスについて、詳しく教えていただきたい点があります。今後はBtoBだけでなくBtoCの展開もしていく方針とのことでしたが、具体的にはどのような層にアプローチしていくイメージでしょうか?営業職を志望するにあたり気になりましたので、差し支えない範囲でお聞かせ願えますと幸いです。
お手本にしたい点は、「自分は○○を勉強しようと考えている」と、学ぶ意欲も伝えられている点です。相手に全てを委ねるのではない、主体性が伝わるでしょう。
失敗の回答例
いえ、特にありません。ありがとうございました。
良くないポイントは、「会社や仕事に興味がない」という印象を与えやすい点です。面接官によってはマイナスに捉えない場合もありますが、他の応募者が意欲的な質問をしていた場合、相対的にあなたへの評価は下がってしまうでしょう。
給与はいくらですか?
土日休みですか?
賞与はもらえますか?
一般的に、給与・待遇は求人情報に記載されています。分かりにくい場合を除き、こうした質問をすると「事前に何も調べていない」という印象を与えてしまうでしょう。また、どの会社や仕事でも共通するような質問であり、「会社や仕事そのものへの興味が薄い」と思われる場合もあります。
大切なのは「自分の言葉」で伝えること
以上、「面接でよく聞かれる質問」と、回答のポイントをご紹介しました。面接へ進むことが決まったら、事前準備の際にお役立てください。
最も大切なのは、「回答例そのまま」ではなく、ご自身の言葉で思いを伝えることです。上手くまとめられない場合には、紙に書き出してみたり、人に話してみたりしながら整理をすると良いと思います。また、実際に声に出して伝える練習すると、本番でも緊張せずに話すことができますよ。
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