インターンシップに初めて参加するにあたって準備しておきたいもののひとつに、「インターンシップ当日の服装」が挙げられます。企業からは「服装自由」「指定なし」と曖昧にされることも多いため、具体的にどのような服装を着ていったらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インターンシップの服装の選び方についてまとめました。スーツや私服といった基本的な服装の選び方はもちろんのこと、1dayインターンや短期・長期といった期間別の服装や、オンラインインターンシップの服装の選び方もあわせてご紹介しています。インターンシップに向けて準備したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- インターシップの服装にルールはあるの?
- インターンシップの服装にスーツを指定された場合
- サマーインターンのスーツの注意点
- インターンシップの服装に私服を指定された場合
- インターンシップの「服装自由」の正解は?
- オンラインインターンシップの服装は何を着るべき?
- インターンシップの日数によって服装に違いはあるの?
- インターンに向けて企業研究を進めるなら「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
- まとめ
インターシップの服装にルールはあるの?
インターンシップの服装は、企業からの指示がある場合はそれに倣うことが基本です。
たとえば企業から「スーツでお越しください」「私服でお越しください」というように服装の指定があった場合は、指示に沿った服装を用意します。
「服装自由」または服装の指定がない場合は、リクルートスーツで問題ありません。もし先輩OB・OGのツテがある場合や、企業の担当者に相談できる状況なら、事前にインターンシップの服装について相談してみるのもおすすめです。
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インターンシップの服装にスーツを指定された場合
インターンシップの服装にスーツを指定された場合は、男女ともにリクルートスーツが基本となります。
詳しいスーツの特徴について、男女別に見てみましょう。
男性の服装のポイント
男性の場合は、ジャケット・ネクタイ・ワイシャツ・ズボン・靴のセットが基本となります。
★スーツについて
色は黒や紺といったダークカラー、フロントのボタンは2ボタン、柄は無地のものが好ましいでしょう。入学式などによく選ばれるストライプ柄のスーツについては、やや派手な印象を与えるため、避けた方が無難です。
★ネクタイについて
柄は無地・チェック・レジメンタルなどの落ち着いたデザインがおすすめ。色については、ビジネスの場にふさわしい色合いであれば、定番の青・紺のほか、やや暗い赤であるエンジ、黄色、グレーなどから比較的自由に選んでもかまいません。派手な赤や黄色、紫などは避けましょう。
★ワイシャツについて
フォーマルな印象を与える無地の白がおすすめです。カラーシャツはややカジュアルな印象を与えるため、避けた方がよいでしょう。
★靴について
素材は革、色は茶か黒が基本です。デザインについては、つま先に縫い目がないプレーントゥの紐靴か、つま先に横一線の縫い目が入っているストレートチップの紐靴が定番といえます。
女性の服装のポイント
女性の場合は、ジャケット・ブラウス・パンツまたはスカート・靴のセットが基本です。
★スーツについて
男性の場合と同じく、色は黒や紺といったダークカラーがおすすめ。柄も無地か、シャドーストライプ柄などの、ビジネスシーンにふさわしい落ち着いたデザインが定番です。ボトムスについてはスカートとパンツどちらでも構いません。
★ブラウスについて
色は白、柄は無地が定番です。ジャケットの袖からブラウスがはみ出ないように、試着してから購入することをおすすめします。
★靴について
定番アイテムは、シンプルな黒のパンプスです。ヒールは高くても5センチ未満のものを選ぶことで、長く歩いても足に負担がかかりにくくなります。
サマーインターンのスーツの注意点
サマーインターンでスーツを指定された場合でも、基本的にはジャケット・ネクタイ・長袖シャツ・ズボン・靴のセットを着ていきます。暑くても長袖をまくったり、シャツのボタンを外したりしないことが大切です。
ただし「クールビズでお越しください」と企業から指示された場合は、ノージャケット・ノーネクタイでもOKです。企業から半袖シャツの着用も許可されている場合は、半袖シャツも可となります。
インターンシップの服装に私服を指定された場合
インターンシップの服装に私服を指定された場合は、男女ともにオフィスカジュアルが基本です。男女別の服装の基本をまとめました。
男性の服装のポイント
インターンシップに私服で参加する場合は、ジャケット+襟付きのシャツ+スラックス+革靴が基本です。
★ジャケット
襟付きのジャケットが好ましいでしょう。色はスーツの場合と同じく、黒やグレーなどのダークトーンが適しています。
★襟付きのシャツ
襟付き、かつ無地の白シャツが定番です。淡いブルーなど、やや色味があっても構いません。
★スラックス
スラックスまたはチノパンなど、ラフすぎないボトムスを選びましょう。色味はベージュや黒など、落ち着いた色味がベターです。
女性の服装のポイント
インターンシップに私服で参加する場合は、上着+トップス+スカートまたはパンツ+パンプスが基本です。
★上着
ダークトーン系の襟付きジャケットまたはカーディガンが定番です。なお、デニム生地の上着は襟付きであってもカジュアルな印象を与える場合があるため、避けましょう。
★トップス
控えめな色合いの無地であれば、デザインは比較的自由です。襟のついたシャツや、ブラウス、カットソーなど、手持ちのトップスの中で清潔感のあるものを選びましょう。
★ボトムス
ズボンとスカート、どちらでも構いません。ズボンの場合はスラックスやチノパン、スカートの場合は膝が隠れるタイトスカートかセミタイトスカートが定番となります。企業によってはワンピースが許可されることもあります。
★靴
スーツの場合と同じく、シンプルな黒のパンプスやローファーが定番アイテムです。企業の社風がラフな場合は、清潔感のあるスニーカーを履いていくこともできます。
サマーインターンの服装の注意点
スーツの場合は夏場でも長袖を着るのが一般的ですが、私服なら半袖のファッションでも構いません。
ただし、私服選びの注意点として、以下の2つのポイントが挙げられます。
まず、カジュアルすぎる服装は避けること。Tシャツやデニム、スニーカー、短パン、サンダルといった、就職活動の場に適さない服装はやめておいた方が無難です。インターン先の業種や社風によってはラフな服装が許可されることもあるため、過去にインターンに参加した先輩や知人がいれば情報を集めておくとよいでしょう。
次に、露出の高い服は避けること。タンクトップ、ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツ、オープントゥの靴など、肌を大きく出す服はフォーマルな場にふさわしくないため、控えましょう。
インターンシップの「服装自由」の正解は?
インターンシップの服装について、企業側から曖昧な指示が出されることがあります。
「服装自由」と言われた場合は、スーツでも私服でも構いません。私服の場合は、オフィスカジュアルな服装を選びましょう。
オンラインインターンシップの服装は何を着るべき?
オンラインインターンシップの場合も、服装は企業の指示に従うのが基本です。指定がない場合は、リクルートスーツで参加するのが無難といえるでしょう。
なおオンラインインターンシップでは、Webカメラに写るのは上半身までであることがほとんどです。ただ、先方から机の下まで見えない場合でも、きちんと指定の服装を上下とも身につけておくようにしましょう。脚を組んだり、椅子の位置を少し変えたり、Webカメラが意図せず落ちたりといった動作で下半身が見えてしまうこともあるからです。
何があってもいいように服装はきちんとしておくことをおすすめします。
インターンシップの日数によって服装に違いはあるの?
インターンシップの服装は上記でご紹介してきたとおり、基本的には企業の指示に倣うことが基本です。しかし、1dayインターンシップと長期間のインターンシップでは、着ていく服装にやや差があります。
たとえば説明会のような1dayインターンシップの場合、服装の指定がないことも多々あります。その際はスーツを着用していきましょう。
また、一ヶ月以上の長期インターンシップの場合は、短期と比較してスーツ指定の割合が少ない傾向にあります。どうしても着ていくべき服がわからない場合は、企業に直接聞いてみるのがおすすめです。
インターンに向けて企業研究を進めるなら「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
インターンシップに向けて準備したいことは、服装だけではありません。あらかじめやっておきたいことの例としては、企業研究が挙げられます。
企業研究を事前にやっておけば、自分で調べただけではわからなかった企業の疑問点を、インターンシップで解決しやすくなります。
企業研究をしっかりやる時間がない場合は、企業の公式サイトや先輩社員の口コミにざっと目を通し、気になるポイントをピックアップしてみましょう。インターン先について軽く下調べしておくだけでも、「インターンシップにただ行っただけ」になるリスクを減らせます。
企業の口コミを調べる方法としては先輩OB・OGに頼る方法のほか、就活サイトの活用が挙げられます。たとえばエン・ジャパン株式会社が運営する会社口コミプラットフォーム「エンゲージ 会社の評判」は、2000万件以上もの社員・元社員の口コミを掲載。気になる企業のフォロー機能もあるので、様々な企業の情報を効率的に集めたいときにも役立ちます。
なお、「エンゲージ 会社の評判」は無料の会員登録だけで簡単に利用できます。インターンシップや就活の情報収集をスムーズに行ないたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
スーツや私服といった基本的な服装の選び方はもちろんのこと、1dayインターンや短期・長期といった期間別の服装や、オンラインインターンシップの服装の選び方についてご紹介しました。
服装は、初対面の方の第一印象を左右しやすい大切な要素です。服装をきちんとTPOに合わせたものにすることで、インターンシップの受け入れ先の企業から好感を持ってもらいやすくなるでしょう。
インターンシップは本選考と直接的な関係はありませんが、企業によってはインターンシップの成績に応じて書類選考が免除されるなどのメリットを受けられる場合もあります。上記を参考に最適な服装を選び、インターンシップを有利に乗り切ってみてはいかがでしょうか。
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